ガーデナーの雑記帳

祝 令和元年、新しい年号になり、このブログもお引越ししなければ(;'∀')

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ヘーベ・グリーンフラッシュ(Hebe diosmifolia‘Green Flash'/トラノオノキ 虎の尾の木/)ゴマノハグサ科ヘーベ属・常緑低木(花4〜5月・樹高50〜60cmくらい)ニュージーランド原産
(撮影2/17:園芸店ハウスにて)


冬時期にオーストラリア〜ニュージーランド原産のさまざまな低木や花木が
盛んに出回り始めたころ、この「ヘーベ」に初めて出会いました。
もう10年くらい前のことです。
ハーデンベルギアもそうでしたが、ヘーベを見たときは
なんて綺麗なんだろうと、目を奪われました(^.^)

そのときは単に「ヘーベ」と覚えてましたが、
実はこの「ヘーベ・グリーンフラッシュ」という品種だったのです。
その後ヘーベ(トラノオノキ)というと
紫や赤紫の花の「虎の尾」に似た花を咲かせる品種だと知り、
それがグリーンフラッシュとあまりにも印象が違ったので、
再び驚きました。いろんなヘーベがあるんですね。
●ヘーベ(Hebe spp.)参考HP
http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1420.html
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/hebe.html
http://www.botanic.jp/plants-ha/hebe.htm
http://blog.so-net.ne.jp/oktoshi2004/archive/200605
それでもやっぱり最初に出会った「グリーンフラッシュ」が今でも一番好きです(^.^)
細かい濃い緑葉に、良くまとまった樹形と、純白の小花とのコントラストが美しい!

「ゴマノハグサ科ヘーベ属」というのはオーストラリア〜ニュージーランド〜南米に
約140種あると言われますが、そのほとんどはニュージーランド原産とか。
高さも小さなものから7mを超えるものまで様々なんだそうです。
その名はギリシャ神話の女神「ヘーベ」の名前に由来するもの。

以下shuさんのHPなど、品種を紹介されている参考HP
●ヘーベ・ラカイエンシス(Hebe rakaiensis) http://www.botanic.jp/plants-ha/hebrak.htm
●ヘーベ・ディオスミフォリア(Hebe diosmifolia) http://www.botanic.jp/plants-ha/hebdio.htm
●ヘーベ・グリーンスリーブズ(Hebe cv.Greensleeves) http://www.botanic.jp/plants-ha/hebgre.htm
●その他ヘーベ属を調べる(50数種のヘーベの品種名が紹介されています/写真はほとんどありません)
http://en.wikipedia.org/wiki/Hebe_%28plant%29

日当り好きで、日照不足では葉がパラパラ落ちてしまう…
底面給水の鉢が多いのですが、それだけだと水も不十分で、
表土の乾きに応じて普通に鉢の上に水やりするのが大事です。
底面給水になっているのは、ヘーベが停滞水に強いからですが、
それは生産される農家の方の省力化のためもあるので、安心しないことです。
耐寒性は5℃くらいで、それほど強いわけではありません。
0℃以下になると枯れ込みます。

夏の高温多湿をいかに上手に越せるかの方が大事です。
夏はとにかく涼しく日陰で越させることです。
蒸れないように風通しの良いところで管理します。

花芽は秋の10℃くらいの低温で分化、
その後15℃くらいになってからなので、普通に育てると3〜4月頃の開花です。
肥料好きです。肥料切れだと花芽もつきません。
挿し木はパーライトなどに10℃以上の温度で。
生産者の方は1月頃にされるそうですが、
家では無理なのでやはり6月頃。

ヘーベの生産はだいたい夏涼しい環境で行われるので、
冬に出回るものは早期栽培なので、まずは室内で暖かく管理した方が良いです。
ある程度の耐寒性、耐暑性はあるので、
肝心なのは徐々に環境に慣らしていくことだと思います。

冬に開花している株は、花が終わったら花穂を剪定して水管理。
夏野菜の苗が出回る頃(遅霜に注意)には外に出して、
一旦根の状態を見てみましょう。
根詰まりしているようだったら、一回り大き目の鉢に植え替えた方がよいです。

暖地ではなかなか栽培が難しいヘーベです。
これまで何度も失敗した原因は、環境に慣らすのがうまくいかなかったから。
初年度をうまく乗り切れば、だんだん楽になります。
こんなに綺麗な木ですから、根気よく付き合わないとね(^o^)

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カイヅカイブキ(貝塚伊吹 Juniperus chinensis 'Kaizuka'=Juniperus chinensis cv. Pyramidalis=J.chinensis var.torulosa)ヒノキ科ビャクシン属・針葉樹(常緑小高木)(樹高2〜15mくらい)日本自生(本州〜沖縄)の園芸種(雌雄異株)
(撮影:左から07.5/23/08.1/17:2枚/08.2/15)


もう30年経つ我が家の生垣のカイヅカイブキですが、
先祖返りして針葉を出しています。
強剪定したり、樹齢が経ったり弱ったりするとよく表れます。
カイヅカイブキはビャクシン属の「イブキ」の枝代わりをもとに改良された園芸品種で、
もともとこのような針葉なのです。

これは交配種などでは普通によく起こることで、
消えたはずの遺伝子形質が何らかの刺激を受けて再び表れることです。
斑入りの植物などでも、斑が消えてしまったり、というのも同じような現象です。
園芸種が何代も経て、原種に近い状態に戻ってしまうことも良くあることです。

野菜やお花などでも、よく「F1」と書いてあるものがありますが、
これも「一代交配」という技術で作られていて、野菜ならより甘く美味しくなどを目指して
交配されているもので、そのタネを採取して播いても、F1種の遺伝子を受け継ぐかというと、
そんなことはなくて、遺伝子がばらけて全く別物になるということも普通のことです。
(^.^)

今から30〜50年前にカイヅカイブキの生垣は大流行したそうですね。
今でも当時できた造成地などの生垣では良く見かけます。
よく手入れ(剪定)をされて、とても美しい生垣となっているところもあれば、
あまり剪定をしなかったためか葉張りが出てしまって道路にはみ出てしまったり、
という姿も良く見受けます。

新しく造成された住宅地などでは、今カイヅカイブキを生垣にされる方は稀ですね。
小さい苗木のうちは良いのですが、5年、10年と経ってくると、
ちょっと剪定をサボると、生長した枝が伸びすぎて、
枝切りすると新芽が吹くのに何年もかかったり、そのまま枯れ込んだりする…
本来は刈込みに耐えるのですが、必ず葉を残して剪定するワケで…
そう、結果は上記の通り。
日の当たらないところの葉は枯れて茶色くなって枯れ落ちますし…
敬遠されるのは、剪定が大変だから…手間がかかるから…
でも、これは今人気のコニファーも同じことです。
金気を嫌うコニファー類と同じように、カイヅカ〜も剪定後は穂先がどうしても茶色くなります。
カイヅカ〜はコニファー管理の縮図と言えなくもありません。
(^.^)

カイヅカイブキは放任すると枝が巻き上がるように生長して
まるでゴッホの絵のような炎が吹き上がっているような姿になって実に美しい!
脇枝がらせん状に出るためで、「火焔樹」とも呼ばれる姿です。

大気汚染にも乾燥にも潮風にも強くて、剪定さえできれば
もちろんトピアリーなど、仕立ても自由自在です。
ぜひ見直したい木のひとつだと思います。
刈込んだ枝は乾燥させてポプリにします。
カイヅカ〜もコニファーと同じ、フィトンチッド効果は抜群です。
苗木を見ると、やっぱりボリューム感のある緑葉はとても綺麗です。

最近はとにかく手間いらずの植物を、なんてお話をよく聞くのですが、
シンボルツリーに1本、またカイヅカイブキの生垣を自分で剪定するのなんて、
そんなに手間はかかりません(と思ってます)から、
良い汗を流しながら、森林浴して、フィトンチッドの香りのお風呂で
その汗を気持ちよく流すのはいかがでしょうか?
運動にもなりますし!!
剪定は年に2回はしたいもの。
春の新芽の固まる6月頃・秋の生長が止まる11〜12月頃です。
無理なら晩秋の1回だけでも。
頑張りましょ!(^o^)

ビャクシン属につくサビ病と、ナシにつく赤星病が同一菌で、
カイヅカイブキが病菌の媒介にもなるということで、
ナシの産地では赤星病防止条例があったりで、植栽が規制されている場合もありますから
気をつけましょう。
雌雄異株で春には緑色の目立たない花をつけて、雌株には秋に黒っぽい実が熟します。

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