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月曜になったら絶対病院に行かせないと・・と思っていた私は
母と協力して病院嫌いの父をいかに説得するか考えていました。 案の定、朝になって母が寝室にいる父をおこしに行った際
枕元で、午前中に病院にいくことをいくら言っても 本人は聞く耳を持ちませんでした。 仕方がないので私が父を説得することに・・ 私が父の寝室を覗いたとき、父は、頭から布団をかぶり 「病院になんか行きたくない」!と必死に抵抗をしていました。 それはまるで、朝、学校に行きたがらない小さな子供のようだった。 やれやれ・・・ 枕元には市販の整腸剤の小瓶が置いてあるのが目に留まりました。 本人も以前から体の不調を感じていたのでしょう。 「ねえ、お父さん、買ってきた整腸剤ずっと飲んでるでしょ。
病院に行けば、もう少し効く整腸剤出してもらえるんじゃないの?」 「・・・・」 すると、今まで頭から布団をかぶっていた父は、急に起き上がり
リビングに行って朝ごはんを食べるために1階に下りて行きました。 それからが大変だった。 父は、気に入った服がないから着替えられないとか(?) 出かける前に保険証がないとか、色々なことを言い なかなか出かける準備が進みませんでした。 そのたびに母の文句を言う声が聞こえる。 父が病院に行きたくないので最後までグズっているようにも見えました。 結局、家を出たのが午前11時ぐらいになりました。 父と母は自転車に乗って出かけていきました。 近所の病院だから、午前中の受付に間に合うとおもいました。 2時間ぐらいたったころでしょうか。
お昼過ぎに、母が一人で帰ってきました。 「それで、お父さん、なんだって?」 「直腸がんだって・・」 「え・・・」
もう78歳になる父だから、何等かの病気であることは 覚悟していましたが、まさか「ガン」だったとは・・ 「治るの?」
「もうガンがかなり大きくて、お父さんの体力も相当落ちているから
お医者さんは手術しないって・・」
話をするうちに、母の目は、みるみる赤くなり
涙で潤んでいるように見えました。 父は病院で点滴を受けてから帰宅するとのことで 電話がかかってきたら母が迎えに行くことになっていた。 ・・・もうダメなのか
「どのぐらい持つの?」
「それがね、お医者さんが、明後日か明々後日に
お前にも病院に来てくれないかって」 子である私まで呼び出されるのだから決していい話ではないだろうと 察しはつきました。そうこうしているうちに、病院から電話が入り 母が父を迎えに行きました。 「ただいま」父のなんとなく弱弱しい声が玄関から聞こえました。
私は「お帰りなさい。」 とだけ言いました。 ガンという病名を聞いて少なからず私の心は動揺していましたが なるべく平静に装いました。 ・・・父に悟られぬように。 |
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告知は本人もですが家族も辛いですね。
2016/4/4(月) 午前 7:48
病院に行きたくないお父さんの気持ちは、よ〜く解ります、、、
解るけど、、、ねっ、、、
2016/4/4(月) 午前 9:04 [ おげし ]
> yam*h*93yz2*0さん
先週、私は相当ショックを受けていて
お風呂場や車の中とか一人でいるときは
涙が自然と溢れてしまいました。
ただ今は、少しずつ気持ちが落ち着いて
来ています。父には病気の告知はしていません。
告知をするかしないか・・悩んでいます。
2016/4/5(火) 午前 0:25
> おげしさん
何十年も、大酒のんで、たばこパカパカ吸って
塩辛いものが大好きな父でした。
医者に行くと何かしら生活態度に注意を受けると
思うのか医者が嫌いでしょうがないんです。
2016/4/5(火) 午前 0:28