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私は元々、80年代に活躍した日本のアーティストがあまり好きではない。
それは単なる不良債権世代のバブル世代に対するやっかみである(笑)。
が、ミスチルが昔、この佐野元春という人のコピーバンドをやっていたという情報をききつけ、ちょっと興味を持って聴いてみた。一時喉を傷めたらしく、もう往年の声は出ないらしい。でも、今自分にとってこのアーティストは、ちょっと傷ついた愛すべきおっさん、になっている。
この人自体のアーティスト性、楽曲というのも勿論好きなのだが、この人は自分にとってよき情報提供者である。ビートニクス作家、トム・ウェイツ、ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、バディー・ホリーといった違う世代のアーティストたち、ミヒャエル・エンデという童話作家、シュルレアリスムスという世界、ウッディ・アレンという映画監督・・・
彼の良質な精神性は、この世界にはすばらしい人物や作品がたくさんある事を教えてくれた。まず、これだけで愛すべきおっさんである。
佐野元春という人は、この世の中をこうだよ、とはあまり言わない、聴き手に何かをイメージさせようとする、聴き手が知恵をつける術を見つけられるように歌詞を書く。天才だとは思わない、でも時にそのひたむきな姿勢に心打たれる。嘘がない人だ。だから愛すべきおっさんなのだと思う。
「Us」はそんなおっさんが丹精込めて作った名曲だと思う。
http://www.moto.co.jp/
http://www.moto.co.jp/works/songs/coyote.html#Us
TVがほら、またホラを吹いた
騙されたりしないよって彼女が笑った
気にしないで
明日また笑顔がいいな
どうして僕らは憎しみあわなきゃいけない?
どうして僕らは傷つけあわなきゃいけない?
本当の友達になりたい
君にとって
夏の朝日のような
君にとって
冬のたき火のような
君にとって
長い線路のような
君にとって
友達になれたらいいな
「Us」より
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佐野元春の一枚目のアルバムは好きでした〜。♪アンジェリーナ、君はバレリーナ、ニューヨークから流れてきた寂しげなエンジェル♪ですね^^
サウンド&疾走感にブルース・スプリングスティーンの影響が感じられ、詞の感じが「ジャパニーズ&ほどほどなビートニクス風味」なのがよかったのではないでしょうか?
2009/3/31(火) 午後 0:03 [ カール(カヲル32) ]
なるほど、情報提供者だったんですね^^
佐野元春さんはジョン・レノンにも取り付かれていて。一時、ジョン・レノンぽくやっていらしたのはあまり好きじゃありませんでした。「ジョン・レノンの真似」は鬼門ですね。それで一時的に失速したアーティストはたくさん見ています・・。
佐野元春さんは、たしか、B型魚座ですよね^^
2009/3/31(火) 午後 0:05 [ カール(カヲル32) ]
私が佐野元春を聞き始めたのは「in motion 2003」あたりからなので、実は若いころのことはあまり知りません。YouTubeで見ましたが、なんかアイドルみたいですよね(笑)個人的にはポール・ウェラーみたいな世界観が好きだったのかなと思います。
たぶん私は売れなくなってから聴きはじめたのだと思いますが(笑)
2009/3/31(火) 午後 7:36 [ maybebabe234 ]
こんばんわ!
僕はまさに佐野元春の世代
かざらないストレートな歌詞が好きです。
2009/3/31(火) 午後 8:21 [ lonsan ]
lonsanさん
こんばんは^^
私は若き日の佐野元春を知らないので、ちょっと羨ましかったりもします。今とかなり違うのでびっくりしてしまいます。
今は今でいろいろな事を教えてくれるおじさんなので、助かってはいますが(笑)
2009/3/31(火) 午後 8:28 [ maybebabe234 ]
あの祭に参加できず、道端で傍観していたバブル世代です
^_^/
元春は我々よりひと世代前ですね。
バブル世代は、今や日本社会のお荷物。
このご時世、どの企業においても、不良債権として処理されております(笑)
浮世とは、そのようにうまく出来ているものでござるよ。
正と負、陰と陽、プラマイゼロになるようになってるのでござります。
学生時代に好き勝手やっていた全共闘世代や高度経済成長の恩恵を受けた団塊の世代にも非難される我等ですが、彼らだけには言われたくないですな。
我らを買いに来たのは彼らであって、バブルを起こしたのは中曽根や竹下の大正世代で、我らには何の罪もござりませぬよ、そこんとこ夜露死苦!
2009/4/1(水) 午前 0:52 [ 川上宏行 ]
新党ひとりさん
バブル世代の方がお荷物という判断はしていないです。
ただ、音楽の場合はあの80年代特有の明るさがしっくり来ないんですね。また、あの独特の明るさには正直やっかみも感じますね(笑)
ただ、そこに流されないミュージシャンもいた事を発見し、その揺るぎない姿勢に逆に尊敬したりもします。またそういうアーティストを掘り起こして見つけていく作業は楽しいですね。
佐野元春もそういう尊敬するアーティストの一人です。今は昔ほど売れていないのかもしれませんが、私はこの「Us」を含め今の彼の歌が好きです。
2009/4/2(木) 午前 1:13 [ maybebabe234 ]
我々の頃はアイドル全盛時代でありまして、小学校時代は中三トリオに新御三家、中学・高校時代(80年代前半)は聖子・キョン2、河合奈保子、明菜にたのきんトリオみたいな。
元春が好きなのはオトナで、そういう連中はビートルズに始まり、大瀧詠一や元春に流れ、もうちょっと子どもはサザンにユーミン。暗い目系は中島みゆきにアリスに松山千春という感じでしょうか。
レコードを友達から借りて、またはFMからエアチェックで、テープに録音するという面倒ながら楽しい時代でした。
2009/4/2(木) 午後 4:58 [ 川上宏行 ]
新党ひとりさん
なるほど、大瀧詠一さん知っています。あと、最近掘り起こしたのは、杉真理というミュージシャンです。昨年発売された「魔法の領域」というアルバムはなかなかよかったです。佐野元春からナイアガラトライアングルというのを見つけて名前を知りました^^
2009/4/2(木) 午後 5:52 [ maybebabe234 ]
こんにちは。トラバありがとうございました!
杉真理もいいですよ。ナイアガラトライアングルはあの当時のJapanease Popsのバイブルなんじゃないでしょうか?
まだバブルが始まる少し前、不安定感や期待感がごちゃ混ぜの時代で、良い意味でも悪い意味でも、いろんな文化が花開いていましたね。
2009/4/5(日) 午後 5:58 [ Woo ]
Wooさん
ようこそお越しくださいました。
私は全盛期の佐野元春も杉真理もまったく知らない世代ですが、いいものはいいです。そうすごく思いますね。杉真理も昨年アルバムを出していますが、911の影響もあるのでしょう、歌詞がとても深くて聞きごたえがあります。80年代の活躍があってこそ今の彼らがあると思うので、音楽はセールスだけじゃないな、とすごく思わされました。
2009/4/5(日) 午後 6:43 [ maybebabe234 ]