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自民党対民主党、そう書いてしまうと簡単だが、今政治に求められているのは「政策」本位の政治である。そうした観点から見た場合、極めて今の政治の構造は複雑だ。民主党に政権を渡していいのか、ということを考える前に、ある程度自民党の政策構造を理解する必要がある。 問題は自民党の内部に大きく政策が違う2つのグループ(派閥)が存在していることだ。実際は呼称も変わり人間関係は複雑になっているが、未だに政策方針はこの2つしか見当たらない。同一政党に異なる2つの政策が共存し権力闘争していることが、政策がぶれてしまう大きな要因である。一時期、麻生首相の「ぶれ」が随分マスコミに叩かれた。麻生首相本人の発言に問題があったことは否定しないが、先に自民党は極めて政策がぶれやすい構造になっていることを認識しなければならない。 町村派(旧清和会の流れを組む) ■経済・財政政策 ・緊縮財政、米国追従型(※特に米国共和党との親和性が高い) ・市場原理主義、小さな政府を目指す ・社会保障、公共事業には非積極的 ■外交政策 ・米国追従、アジア近隣諸国には高圧的 ■象徴的な政治家 福田赳夫、小泉純一郎、安倍晋三 津島派(旧経世会の流れを組む) ■経済・財政政策 ・積極財政 ・国益重視 ・社会保障 公共事業に積極的 ・金権政治体質 ■外交政策 ・親中、全方位外交 ■象徴的な政治家 田中角栄、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三、小沢一郎 政権選択の基準が、右左といったイデオロギーから具体的な政策論に移っている現在、この2つの政策集団が1つの政党に内包されていることに無理がある。政界再編は何度も叫ばれてきたが、それが実現しないのは政治家の落選したくない、という保身が強くはたらくからであろう。 米国の経済力が弱まり、欧州や東アジア諸国との関係も強化しなければならない今、国民のニーズは比較的旧経世会寄りの政治を望んでいると思われるが、先の企業献金の問題も含め金権体質への批判は根強く残っている。また、再編能力がない自民党の構造、町村派の検察やマスコミへの影響力、財務省官僚の権力放置、といった負の遺産を考えると、自民党そのものの継続に国民が強い不信感を持っているのも確かだろう。 片方で民主党の小沢党首だが、現在のマスコミの攻撃を見ていると、町村派と相反する立ち位置にいることは容易に想像される。小泉さんは以前「自民党をぶっこわす」と言ったが、よく考えれば「経世会をぶっこわす」という意味だったことがわかる。
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□政治雑談
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政治に関して判断を行うときに、最も危険なことは全面的に1つの政党や事象を支持してしまうことだと考えている。白黒はっきりつけて、絶対善、絶対悪を決めつけてしまうこと。そしてそれを増長させるマスコミの構造だ。 |
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ある雑誌で佐伯啓思氏が「ムードで動く情緒民主主義」というテーマで記事を書いていた。 |
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今日本はグローバリゼーションに関し再考する時期に来ていると考える。なぜなら、グローバリゼーションを推進した結果として、日本に限らずどの先進国の国民も決して豊かにはなっておらず、むしろマイナス面の方が顕在化しているからだ。 |
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自分は自分なりに色々な文献を読み、今の日本の政治に関して思う事を書きます。実際私は、麻生支持、政権交代支持という変な人間なので、政権交代支持のブログに行くと「あんた態度をはっきりしなさいよ!」と言われ、ネット右翼(自称保守派)系の方々と交差すると「左翼」とか言われ散々なのですが(笑) |




