吉田ツグオミ DIRECTLY FROM A TRASH CAN

着ぶくれの王となり果つわが愚の朝(甚左)辛うじてモッドの自称詩人まあ人並みに春を迎えられれば上等そんな訳でつぃったもチェキラ

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 中島梓氏が書かれた『顎十郎捕物帖』シリーズ…(『捕物控』だったかも知れないが、それはこの際どうでもよい)が、とてつもなく面白い、ということを唐突に思い出して、(かつてはウチの本棚に揃ってた。どこでどうなってそれらが失くなってしまったのかとんと分からない)ブックオフに行った俺(小金が入ったので、図書館で借りるという安全かつロハの方法はすっかり忘れてしまってた)だったが、店員さんに「あの、時代小説の本はどこにあるの?」なんては訊かなかった。どうせ、「『歴史小説』のことですか?」と、日本語崩壊の一端緒を味わわされるだけで、それでは余りに気分が悪いから、自分で探した。もっとひどい店になると「翻訳書」を「洋書」と呼んだりする。
 結局「顎十郎」は見つからなかった。しかし、代わりと言っちゃなんだが、finn.(ドイツの「ネオアコ者」)の"EXPOSE YOURSELF TO LOWER EDUCATION"というCDが¥280-で売ってたので(「ヨーロッパの民族音楽」のコーナーに紛れ込んでた)、そいつをゲット(←古い?)した。ファースト・アルバムである。英語は流暢らしい彼(パトリック・ツィンメルという人のソロ・プロジェクトなんだそうだ)だが、題名のつけ方など俺には理解しがたい箇所が散見した。まあ日本のバンドの無茶な英語よりはマシか。
 日本独自編集(WARDレコーズ)で、アルバム一枚分のリミックス集と2onOneになっている。そういうタタキ文句が帯には書いてあるが、日本語の解説書も歌詞カードも附属してない、ちょっと奇妙な感じのする「国内盤」である。
 CD自体は2005年リリースだから、もう10年前の産物だが、「時代はポスト・ラウド・ミュージック」という掛け声(?)が聞こえてきそうで、別段古びてはいない。惜しむらくはやっぱり歌詞である。聴き取る、というのは凄く難しそう。なので、俺はこのミニマルなサウンドと、歌唱だけ楽しんだ。

 先週告知した「音楽特集」ってのは、このfinn.一つっきりなのかい? と尋かれたら、否定するでもなく、肯定するでもなく、ただ「ここ最近とみに音盤蒐集家っぽくなっちゃって」、と(ジョーク半分で)応ずるべきなんだろう。そういった買い物の中で、特に印象深かったのは、ビーチ・ボーイズのリーダー、ブライアン・ウィルソンのソロ作である。何を今さら、と抗議されても仕方がない。現役時分には一回も行ったことなく終わってしまった俺なのだが、何か「パイドパイパー・ハウス」(今はなき)にお邪魔したような心地がした(渋谷クロコダイルのVIPシートで、OZW君に、パイドパイパー・ハウス通ってらっしゃるでしょう? と言われ言下に、いや俺は中野と高円寺のレア、と答えた記憶がある)。RHINOから出たボートラでデモが収録されてるやつである。楽曲いいねー。
 他にも長門さん解説のバリー・マンとか、ヤングブラッズ、トッド・ラングレンのそれぞれライヴ、「ディオン&ベルモンツ」のディオンの70年代ソロ集、「今日を生きよう」のザ・グラス・ルーツ(予想外によかった)、トム・ピーターソン脱退後のチープ・トリック(なんせ安いので…)、UK経由の轟音エモ、俺らの世代には懐かしいクラウデッド・ハウス("Don't Dream It's Over")やら、夭折したレゲエ・シンガー(ガーネット・シルク)、インドっぽいクラブ音楽、ホール&オーツの12インチ・ヴァージョン集、32曲入りエルヴィスのベスト、健全に(笑)米90年代ロウファイ関連、あと忘れちゃならないFAITH NO MOREやらなんやら*…。
 珍品ではORB(ORBITALじゃない)のミニ・アルバムとかカタトニアの"EP"(と言っても10テイク入り!)、上々颱風の3rd.(お祭りっぽい雰囲気とちょっぴりペダンティックな歌詞のミスマッチが愉快)、ラヴァーズ・ロックのJ.C.ロッジのマキシ(この頃のトミー・ボーイはホントに良かった)、カイリー・ミノーグのREMIXなどもあったっけ。ORBはブリープ音が主役のアンビエント期しか思い出せないところを、「人肌テクノ」も演ってたんだあってな録音で秀逸。
 ここまででちょうどアルバム一枚分なので、一句、


灯 油 屋 の ト ラ ッ ク が 来 る 雛 の 日 よ
めいべる堂余花二


 次週1回お休み。その間、直木三十五読んでます。チャリンコのタイヤがいかれたんで、思わぬ出費。キビシー! こんなとこ。また。憲法改悪絶対反対!!

* この「やらなんやら」の中には、モーマス(「1999年の夏休み」)、カヒミ・カリィ、ザ・ブロウ・モンキーズ、ザザ・フルニエ、キングズ・オブ・レオン、エコバニがドアーズのカヴァーをしてたりするV.A.もの、スティーヴ・マリオットのハンブル・パイ…、なども含まれる。間一髪、(締め切りに)滑り込みセーフ!

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本文中に重大な見落としがありました。実を申せば、チャック・ベリーとジェイムズ・ブラウンという2大スターのベスト盤も入手して聴いているのです。それから、サンタナのCDも購入、哭きのギターとラテン・リズムに官能を刺激されまくっている昨今。こんなことも書き漏らせばロックの神様に雷を落とされてしまう…。謹んでお詫び申し上げ、ここに追加させて頂きます。あらあらかしこ、余。

2016/3/5(土) 午前 9:04 [ 吉田ツグオミa.k.a.伊丹甚左 ]


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