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2日くらい前、友人MとMSNチャットしていたときのこと。
”ねー、最近日本の映画のDVDを観たんだ。すごい良かったよ。no offense, でも、それ観ているときmayuchaのことを考えたんだ。なんか主人公がちょっとmayuchaみたい。”
ん???"no offence, but.."なんて文の頭につくときは大抵offensiveなことを言われるもんだ。
マシュー”絶対mayuchaに観て欲しい。自分はもうレンタルで観たけど、もう一回借りて届けるから是非観て!でも・・・観たら怒るかも。怒んないでね”
だって。えー、なになに?どんな主人公なのー!?
M”しかも主人公は先生なんだよ!”
この辺でちょっとピンときた。人から面白い、と聞いてたあの映画ではないか・・・。それは、”嫌われ松子の一生”。
確か主人公は先生だった。でもこの女性不幸まみれの転落の人生なんじゃ・・・(-_-;)
彼に主人公の名前を聞いたら彼は覚えてなかったけどちょっと説明したらどうやら私の推測は当たっているようす。
M”あ〜心配。怒られそうでも、worth the risk”
そこまでして見せたい映画?しかも日曜の午後、わざわざうちに届けに来た。
観てやろうじゃないの〜!日曜は大学の先生宅でのパーティだったが早めに引き上げて、友達をうちにつれてきて二人で見た。
ミュージカル仕立ての部分もあり、コメディの要素もちょっとあるけど、ストーリーはこの上なく暗い。まず松子が何者かに河原で殺害されるところから始まる。
松子は学校の教師だったが、窃盗の罪を被せられ、クビに。以降転落の人生をたどる。この先はネタバレになるので書かないけどとにかく悲惨極まりない。
観終わったら気分はどーーーーんより。久々に人と映画を観て泣いてしまった。せつな過ぎる。松子の一生懸命さが。一生懸命なのに報われない。松子は毎回打ちのめされ、自問する。”なんで???”
げー、これあたしなの?やめてよぉ〜。
でもMが、普段元気いっぱいに見える私の違う部分を見ていたんだ、と思うとそれもなんだか泣けてきた。彼と知り合って2年ちょいだけど、家も近いから結構濃い友達。女友達みたいになんでも話すし、ちょこちょこうちにも来るから、私の親しい人たちにも会わせたことがある。でもこんな私の”松子”ちっくな部分なんていつ感じたのだろう?不思議。
”mayuchaは怒るかもしれないけど、この映画を観てなにかインスピレーションを感じてもらえばいいから”って。
なので考えた。
"What is the moral of this story??"
映画の中でも言っていたけど・・みんないつかは死んでしまう。だから自分が何を人にしてもらったかじゃなくて何を与えられたかなんだ。自分が人の心に何を残せたか・・。松子は周りから見ると不幸だったけど人の心に愛を残したのだから。
念のため、もちろん私はこんな松子みたいにひどい恋愛はしたことがありません。やくざな男に引きずりまわされてぼこぼこになっても”あなたが好き♪”みたいな・・・。まあ、先生だった、ってことと、一生懸命なところが私を彷彿とさせた、ということにしておきましょう。
どっちにしても・・いい映画でした。本当に切なくてちょっと引きずってしまいそうだけど。よくできた映画です。カラーもレトロな風景もすばらしい。でもあなたが女性なら、落ち込んでいる時に一人では観ないことをお勧めします・・。
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