|
よく来店されるろう女性がいらっしゃいます。
じつは、私が「手話を勉強してみよう」ときっかけになった女性。
12年前にもなりますが、テラー(窓口)していた頃、
この女性が来店されるたび、
(どうにか挨拶だけでもできないだろうか?)と思っていました。
しかし、当時の私は、手話をどこで習うのかを含め、手話に関する知識が全くなく、
手話を勉強したいと思いながらも、そのまま、日々が過ぎていきました。
そして、そんなグズグズしていた1年が明け、お正月。
実家で弟とお酒を飲んでいたとき、弟から手話サークルの存在を教わりました。
私は、さっそく手話サークルへ、そして手話講習会、知らないことだらけの世界へ。
いつものように、ろう女性が来店されたのですが、記帳台に行ったとたん、
「通帳/忘れた/帰る/すぐ来る」と笑いながら、帰ってしまいました。
しばらくして、女性が再度来店。
そして、この前、自分のかわりにご主人に頼んで通帳を預けてそのままだったこと、それで通帳を忘れてしまったと言います。
そういえば、この前はご主人がお見えになっていました。
彼女が言うには、この前、ご主人に頼んだのは、
その日が手話サークルの日で忙しかったからで。
そして、そのサークルの話になり、サークルの人の話になり、また、ご主人の話になり‥、しばらく話した後、あわただしく帰っていきました。
次のお客様で、通帳の繰り越しをされた女性。
通帳をお返しすると、私に、
「すごいですね、手話ができるんですね!」と話しかけられました。
待ち時間に、私とろう女性との会話を見ていたのでした。
この女性の姪御さんは、生まれつき聞こえなくて手術したのだとのこと。
「ああ、人工内耳ですか?」
「そうそう、それ。でも、それでちゃんと聞こえるようになったわけじゃなくて。
手話って、どうやって覚えたんですか?」
私は、手話サークルのこと、市政広報の4〜5月に手話講習会の募集が載ることな
どを話しました。
「手話を勉強したいと思っていたんです。でもどこで習うか知らなくて‥。
ありがとうございます!」
この女性が、手話を勉強したいと思った「きっかけ」は、5歳の姪御さん。
でも、なかなか行動は起こせないもの。
それは、具体的にどうすればイイかわからないから。
(自分がそうだったから、よくわかる)
やりたいと思っても、具体化しないと前に進まない。
私に、具体化のお手伝いが少しでもできたとしたら嬉しいことです‥(*^o^*)
|
手話
[ リスト | 詳細 ]
ちょっとのつもりで始めた手話ですが‥、
まだまだ、勉強中〜!!
まだまだ、勉強中〜!!
|
先日、友人にランチを誘われた。
前から、行きたいと言っていた店のランチ。
なかなか美味しい。
食事の後、私の買い物に付き合ってもらった。
それぞれの車で雑貨屋さんに行き、駐車場に車を止めたとき、
彼女が、「私の車、ヘンな音しない?」と聞いてきた。
彼女は、耳が聞こえない。
職場の人に、車の音がヘンだと言われたのだと言う。
気になって、私に聞いてきたのだった。
私には、特別ヘンな音がしているようには思えなかったが、
普段の音がどうなのかわからないので、
「ヘンな音かどうかはわからないけど、普段の音を知っている人がヘンだと言うなら、点検してもらったほうが良い」と答えた。
買い物が済んで帰る時、
彼女が車のエンジンをかけたときに、ハッとした。
エンジンがかかる時の音がちょっと大きい。音も少しヘンだ。
だが、かかってしまえば、ヘンな音ではない。
私は、彼女にそのことを伝えると、
「ありがとう、車を点検してもらう」と言い、
また、「聞こえないと不便だ」と言って帰っていった。
聞こえないと、不便なことはけっこうある。
私は、手話をするようになって気付くようになった。
電化製品などは、終了を音声や音で知らせることが多い。
先日も、彼女は、
洗濯機を新しく買って、その洗濯機のパネルが立っているので、
洗濯が終わったかどうか、少し離れたところからも見えて助かると言っていた。
それまで使っていた洗濯機では、近くに行かなければ洗濯が終了していることがわからなかったからだ。
生活のちょっとしたことなのだけど。
終了だけではなく、異常を知らせるのも音が多い。
もちろん、音だけでなく光でも知らせてくれるようになっているのもあるが、
見ていなければ気が付かない。
車の音がおかしいのは、故障に関係していることもあるので要注意だ。
彼女には、それが聞こえないことがやはり不安なのだと思う。
|
|
ジム通いを再開して、5ヵ月ほどになるのですが、
友人のひとりが、私のジム通いに興味津々。
私の通っているジムへ体験利用を申し込んだのでした。
ところが、フィットネスクラブは、彼女が聞こえないと知るとあわてました。
わりと古くから営業して会員数も多いジムですが、
聞えない会員を受け入れるのが初めてだそうです。
マネージャーから、本人にいろいろたくさんの確認事項がありました。
私は、(彼女のことを面倒に思っているのだろうか?)とか、
(もしかしたら、入会を断られるのだろうか?)とか、
さびしさと不安が入り混じったような思いをしながら、
スタジオ体験や筋トレ体験など、トレーナーの言葉を通訳していました。
しかし、私の心配は取りこし苦労だったようで、
ジムの人達は、聞えない人に対して、
受け入れ態勢をどうしたら良いかと戸惑っていただけなのでした。 体験を終え、彼女は入会することとなり、
ここ1週間、私は彼女と一緒にジムに通っています。
それで驚いたのが、ジムの受け入れ態勢でした。
ベテラントレーナー4人が彼女の担当していくとのことでした。
手話ができる人はいませんが、
小さなメモ帳を準備し、筆談と身振りで丁寧に教えてくれます。
スタジオに入ると、連絡が入っており、
インストラクターは、方向や動きをわかりやすいように手で示したり、
始まる前に、大事なことを説明しに来たり。
私が少し通訳するようなことがあれば、
「フォローありがとうございます!」と、
これもまた丁寧に私にお礼を言われるので、
たいした通訳でもないので恐縮してしまいますが、
とても気持ちよく感じます。
また、今まで私は、筋トレとウォーキングが中心のメニューでしたが、
彼女がいろんなスタジオに興味を持って入るおかげで、
一緒にいる私もまた、いろんな体験ができて楽しくなってきました‥(@^o^)
|
|
友人2人を誘って、焼き鳥やさんへ行きました。
席は、カウンターも座敷もいっぱいで、
順番待ちの用紙を見ると、私達の前に4組のお客さんが待っていました。
いつも混んでいる店です。
私たちは、奥のカウンターの後ろ側にある長椅子に座って、
おしゃべりしながら待っていました。
案内係りの女性が、次々と名前を呼んでいき、
「内田様、いらっしゃいますか?」と呼んだときでした。
それらしいお客様はいないようでした。
その時、私たちの前のカウンターに座っていた若い夫婦が、
「ここに、さっきから待ってる人いるけど、
この人達、聞こえないから名前呼んでも分からないよ」
私達3人が手話で話しているのを見て、
名前を呼んでも分からないんじゃないかと、心配したようでした。
優しい気持ちにちょっとうれしくなって、
気を遣っていただいたことに、お礼を言いました。
焼き鳥やさんを出て、コーヒーを飲みに入ったお店。
最後に会計したとき、
店のオーナーが、手話で「ありがとう」と言いました。
「え?手話、わかるんですか?」と聞くと、
「さっき、ありがとうの手話を調べたんです。」との答え。
1日に2度も、やさしい人に会いました。
なんだか、ちょっとうれしくなりました。
|
|
今月の定例女子会は、エビ料理がおススメのお店。
女子に人気のお店らしい。
食い意地のはった我ら3人。
友人のひとりが、デザート無料クーポンを見つけて、
店員さんに、そのデザートが何か聞いてみた。
滑舌の悪い店員さん。
私には、「コーヒーゼリーとバナナアイス」と聞こえた。
2人に手話で伝える。
「ヘぇー/バナナアイス/珍しい」
「珍しい/珍しい」
ん?‥バナナアイス!?
バニラアイスでした‥(≧∇≦)
聞き違いとはいえ、どう考えたってバニラですよね。
通訳するんだったら、ピンとこないといけないな。
3人で、バニラアイスを注文して、ひとしきり笑っていました。
|




