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今回も厚かましく、つまらない詩をアップ。昨日の青い天使に変わってずうずう弁の天使達の詩です。
ずうずう弁の天使達
半世紀も前にねじ込まれた蛍光灯の器具を取り外す
数本のネジがぎっちりと締められ錆び付いている
私はプラスを左手に持ち替える
作業は思った程、楽ではなく
プラスがなかなか入らない
高い場所にある為に力が入りにくい
「これじゃあ、登らねばなんねべな」
「んだな、やってみっか?」
それはそうだ
理性の声と納得して
中くらいの梯子をかける
「左手に持ち替えねばだめだべ」
「左手だよ左手」
左手、左手、、、 締めネジがギッと
鈍くうめく
「ああ、その調子だ。そのまんま行ぐべし」
「ソーレイゲ、ソーレイゲ(それ行けそれ行け)」
わたしの周りに聞こえて来るのは故郷のなまりことばだ
この間帰った時、世話になったタイル屋の口調だ
タイル屋ばかりではなく,多分、大工やら
電気屋やらガス屋やら漁師
いつも実用一点張りの世界で
働いて来た素朴な人たちの声だ
「その上さ登ってみっか?なにあぶねえごどなど、ねえがら」(危なくはないから)
ちょっと躊躇したが天上付近まで這い上がる
登ったは良いが降りれるかな、、、
汗が吹き出る
「いいぞいいぞ。そのまんま行ってみっぺし」
確かにあんなにきつかったねじ釘が
するするとゆるんで行く
それこそ
「目に会った(苦労した)」が
最後に1つのネジを残し
あとはみな外れた
「ああ、いがったいがった(良かった良かった)後はな
旦那さんに頼んでみればいいんだがら。 な?」
声たちが風のように
微笑みながら
わあっと去って 先程から涙が流れている
おまけに微笑んでいる
確かに
こう言うのを泣き笑いというのだ
何だか知らないけどありがとう。
楽しかったです
顔も名前も知らない故郷の人たちと一緒に
すがすがしく働いたハワイの昼下がりだ
海を越えて
助(すけ)に来てくれた故郷の人たちだ
ずうずう弁の
天使達だ
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ずうずう弁ってほのぼのとして温かいですよね。道南の海岸沿いの町の人は少しなまるんですよね。女性も「オラ」と言ったりして。
2012/10/1(月) 午前 8:14
Yamaさん
ご訪問と初コメントマハロです!
おら、うれしい!
2012/10/1(月) 午前 8:49
あららさんこんにちは。アロハです。
釜石弁は最高ですよね。大切にしたいです。
若い人は使わなくなり寂しいですね。
ナイス!ポチ☆
2012/10/1(月) 午後 4:09 [ カッキー ]
釜石のカッキーさんからのコメントマハロです!
奇しくも2人の北の男からナイスなコメントです。
ありがとうございます。震災があって故郷の心にグッと近づいた気がしますね。
2012/10/1(月) 午後 4:42