まゆゆさんのピアノ生活ブログ♪

二年間放置の後、2015年4月より、頑張って復活を目指しています。

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たまに譜めくり

譜めくりといえば、殆どがデュオを含める室内楽です。
これまでに、コンサートでの譜めくりは、何回か経験しました。
大スター級のアーティストの譜めくりも、やったことはあります。
五線譜に、音符でない三角の記号とか、波線とか、
全休符の代わりに「5 seconds」「10 seconds」という秒数が書いてある楽譜も見たり、
なかなか面白い勉強ができます。
また、バルトークの難解なヴァイオリンソナタでも、指使いも注意書きも、全く記入しないで、
綺麗な状態の楽譜で、ステージに上がっているピアニストもいたり、
逆に、練習を積み重ねた痕跡の残る、シワシワになった楽譜を使うピアニストも。
本当に、いろいろなピアニストがいらっしゃるものだ、と感心します。

自分が譜めくりをする時は、ピアニストの視界に入らないくらいに、後ろに下がります。
全部を細かく見ることはできないですが、追っていく程度なら大丈夫です。
却って全部が細かく見えると、演奏中の僅かなミスが気になってしまうことがあります。
ハプニングは、誰にでもあります。大アーティストでも。
ハプニングのない演奏会の方が、少ないと思います。
本当に大切なのは、ハプニング等の障害を超えて、伝えるべきことが伝わること。
譜めくりとしては、その大切な目的が成就できるためのお手伝いに徹します。

さて、椅子から立ち上がり、楽譜のページに指をかける際には、
自分の体がピアノの前面に付かないよう、ピアノの舞台後方側に回るのですが、
私は背が低いので、なかなか手が届かず、実はいつも爪先立ちになっています。
特に右足は、宙に浮いている状態です。
私は小学生並みの身長ですから、見た目は悪いと思います。
髪の毛は短いのですが、ステージで触らないように、前髪を留めます。

意外と怖いのが、自分が立ててしまう可能性のある音。
靴音、立ち座りの際の椅子の軋む音。
そして、自分のお腹の鳴る音。
くしゃみ、咳、鼻水。
靴や椅子は、予め選んでおけばよいし、
空腹にならないよう、食べておけば、これらのいくつかは回避できます。
ただし、最近の椅子は高く、私の場合、足が床に届かないので、
浅く腰掛けるように心掛けます。
問題は、風邪をひいてしまった場合。
先日の譜めくりで、もろに風邪だった私。
前日まで大丈夫だったのが、当日の朝、咳、鼻水、鼻声、くしゃみ、腹痛まで。
微熱もあり…とはいっても交代はお願いできない。
鼻水を頑強に止める薬を服用し、鼻の下が赤くならないティッシュを購入。
リハーサルでは、失礼ながらも、しょっちゅう鼻をかんでいました。
加えて、空腹からではない、腸の動く音の心配。
幸い、腹痛の程度の割に、音が立たずに済みましたが、やはり心配の種になりました。
ひどい鼻声に関しては、自分は喋る訳ではないので、心配の対象とはなりませんが。

本番のような緊張感のもとでは、咳や鼻水等の症状は消える、とは聞いたことがありましたが、
今回は違って、何回も何回も、出そうな咳が込み上げてきて、こらえるのが辛かった。
しかし、楽譜を見落としてはいけない、そして、身を硬くして咳を我慢しなきゃいけない、
加えて、ピアニストのドレスが意外と広がっていて、こっちが裾を踏んじゃいそうで、
本当に怖かった譜めくりでした。

それでも、私の風邪に気付いたのは、室内楽メンバーのチェリスト一人だけ。
スタッフも、気付かなかったとのこと。
ピアニストも、当日は気付かなかった、と。
迷惑をかけずに済んでよかったです。

自分も弾く者なので、どうして欲しいかを感じ、それを譜めくりに実行しています。
譜めくりのプロではありませんが、一応経験者としての仕事として務めます。
今回、譜めくりも体調万全でないといけない、とつくづく感じた次第でしたが。

そして、譜めくりをすると、
私自身も、舞台で演奏し、室内楽のメンバーと緊張感を共有したい、と思うのです。



閉じる コメント(4)

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今晩は、お疲れ様でした。
ところで譜めくりというのは、通常どのような方がなさるのですか?例えば、まゆゆさんが譜めくりを依頼するのは、お弟子さんですか?

何でも知りたがりの、とうとん。

2015/12/2(水) 午後 9:57 toton_kiyose

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とうとんさん、ご質問の件でございます。

譜めくりの多くは、ご自身も現役の演奏者(の卵も含む)、あるいは演奏経験者です。
私が譜めくりを必要とする時、自分で探すか、または主催側に用意をお願いします。
ツアーの場合(ツアーなんて滅多にないんですが)、現地に譜めくりを連れて行くことはできないので、現地でお願いするのですが、やはり用意できず、仕方なくマネージャーがやったことはあります。
最近、音大に進んだ元生徒を、研修を兼ねて譜めくりに使うことが増えてきました。
あるべき譜めくりの形は、よく論ぜられますが、実は現場の緊張感と読譜の勉強、そしてプロフェッショナルな世界への憧れの芽生えなど、学ぶことの多い仕事です。

2015/12/4(金) 午前 2:04 mayuyu721

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譜めくりの仕事の緊張感や気遣い、勉強も当然必要だし、
演奏会の一体感も感じられる意義のある仕事ですね。
実際、譜めくりは演奏者にとってはありがたいですものね。でも、音にこれだけ神経を使うのですね、大変だ。

2015/12/8(火) 午後 9:37 miffy_toe

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すてさん、体調不良で伏せていまして、コメント遅れてすみません。
仕事で舞台に上がるのは、本当に嬉しいものです。学びとポケットマネーの両方を得られるので。
ただし、譜めくりのノウハウを問われるのは、日本だけかも。日本は気配りの文化なので、譜めくりは気を配って当たり前なのだと感じられています。他の国の譜めくりは、もっとおおらかで、邪魔な程ピアニストに近いところ座っているのは、YouTubeでも確認できますね。

2015/12/13(日) 午後 4:37 mayuyu721


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