SIPやら

勉強していきつつ、日ごろの雑感などを

全体表示

[ リスト ]

NTTのコアコンピタンス

どんな企業でも(個人でも)コアコンピタンスが何かを認識するのは重要です。

NTTのコアコンピタンスはなんでしょう。通信ネットワーク技術とインフラ(特にアクセス回線)でしょう。
経営コンサルタントの大前研一氏はそれを替えるべきだと主張されています。
-生まれ変わるNTTの進むべき道

いわく、
「光ファイバに固執するな、むしろそれを別会社にすることでNTT法の規制を撤廃させろ」
「研究所も切り出せ」
「コンテンツ流通時代が来るのだから、その課金・決済事業に進出せよ」
「NGNのような垂直統合サービスは時代遅れで、インタフェースを開放しろ」
さすが大前氏、指摘がドラスティックです、と思ったのですが

ちょっと待ってください。

アクセスラインとしての光ファイバに固執しすぎるべきでないと私も思います。
無線アクセスは光ファイバの補間ではなく代替として発展すると信じています。
(光ファイバと同等の性能・品質を持つという意味でなく、費用・機能のバランスを考えた上での代替)

アクセスインフラ構築をいろんな会社がやるのは無駄なコストがかかるだけですから、分離して他通信事業者も含めてフェアにサービスを提供する、というのも同意できます。
そんなことをしたら競争が働かなくなる、と言う人も要るかもしれませんが、そのためにも、無線アクセスを光ファイバの代替として発展させなければいけません。

研究所を切り出す、というもかつて他の通信事業者も指摘していたと思います。

ただ
NTTが電話料金を徴収しているから、優秀なかつ多くのユーザが加入している課金システムがある。それを使ってコンテンツ課金・決済事業まで手を伸ばせ、というのなら、電話事業が前提なので、やはりコアコンピタンスはインフラ事業であって、決済事業は多角化に過ぎない。

大前氏が指摘するように、これからはコンテンツ時代だ、それを見据えて課金・決済が重要だ、と言う点はNTTも理解しているでしょう。だからこそ、垂直統合のNGNなんだと思います。NTTが目指しているのはiモードの再来なのです。

でも読み直してみると、大前氏の主張にはほとんど同意できます。
インフラを開放するかどうか、そこがNGNのポイントになってくるでしょう。かつて見た話ですが、インフラを開放したらNGNじゃなくなってしまう、とNTTの人は思うでしょうねえ。

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事