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両脇が木立でおおわれた長いつづら折りの山道を下ると、急に道が広くなる場所があります。
そこで、あの人たちは、待っています。
もちろんそこに行き着くまで、ほかで消毒しないわけではありません。
一度目は無人の消毒液がためられた、まるで大きな水たまりのような所をゆっくり通ります。バンプ(アフリカではそう呼んでいました。)がつくられ、スピードを落とすようにその水たまりの直前で道路は少し小高く盛り上げられています。
そこからおよそ、どのくらいでしょうか。
二度目は、宮崎県から熊本県に入った山の中。
そこには、今度も同じようにまた、大きな消毒液の水たまりが・・・・・
ここは無人ではなく、数人の人とパトカーが待機。
くるくる回る赤い警告灯を見ながらちょっと緊張して通ります。
雨の中にたたずむ方々を見ると敬礼したくなります。
本当にありがとうございます。ご苦労様といいたくなります。
最後の所は、消毒液のみずたまりではありません。
タイヤをひとつ一つ噴霧器みたいな物で(なんというのかなあ?)消毒してくれるのです。
たぶん村の職員の方々でしょう。24時間勤務なのでしょうか。
ここは、山。雨が降ればけっこう冷えます。
夜をどのように過ごしていらっしゃるのかと心配になります。
わたしにできるのは、
「おつかれさまです。」
「ありがとうございます。」
「お世話になりました。」と
心からのお礼の言葉を言うことだけ。
ここに停車するたびに、胸からきゅんとなにかがわきあがり
「雨よ、強く降らないで!」と強く勝手な祈りをしてしまいます。
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2010年06月21日
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