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転勤であちらこちら周り、帰ってきたとき、この木はもう大木でした。 朝、2階のカーテンを開けると窓いっぱいこの木がひろがっています。 毎年この木が散らす花びらの絨毯の美しいこと。 花が咲きはじめるとおもいだします。
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家
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今日は、わが家はオール電化の工事。 キッチンのガスコンロが調子が悪くて、なだめたりすかしたりで使っていましたが、途中で火が消えてし まったりの最近。そんなところへ、オール電化のセールスマンが。 お風呂はボイラーを昨年買い換えたばかりでしたのでおことわりするつもりでしたが、なかなか・・ さすがはプロのセールスマン。ついに取り付けることに。 ということで、それにあわせて一日中エプロンがけであっちこっちの大掃除。 取り付けが終わって、取り外したガスコンロやオーブンや、ボイラーが何となく愛おしくてしんみり。 ごめんね。もっと丁寧に使ってあげられたらよかったのにね。 メンテナンスの悪さを申し訳なくおもうことでした。 業者の方を見送るときに、庭にこれも一輪だけ小さなツツジが花開いているのをみつけました。、 季節はずれのツツジ。ああ、なんだか、さびしいなあ。 |
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その瞬間、ただ、あっけにとられて呆然と立ちつくすしかすべを知りませんでした。 突然、茶の間に使っていた6畳間和室の天井から滝のような水。 それもなんの前触れもなく本当に突然に。 よく、テレビのコントとかでバケツの水が上からザーというのがありますが、そのバケツが、タライ、い いえ、バスタブ??にかわって部屋を横断する直線でドバーときた感じでした。 ようやくよちよち歩きを始めた、10ヶ月の紗弥華(さやか)は、私のワンピースの裾にしがみつき大声 で泣き叫びます。 一体どのくらいの時間それは続いたのでしょうか。 長い時間であったような、それほどでもなかったような、その直後でさえ、動転した私の頭にははっきり つかめませんでした。 とにかく、事が終わった茶の間は川状態になっていました。 天井は、板がぶらりとぶら下がり。 機転を利かせた主人が、ほかの部屋にまで水が流れこまないようにと大あわてで水をせき止めたおかげ で、どうやらすべてが水浸しになるという難は逃れることができましたが、大ショックでした。 確かに梅雨時の戸外は、雨がしとしとここ数日の間降り続けていました。 しかし、毎年集中豪雨を体験していた私たちにとって、それはただの梅雨の雨。 まさか、このような滝の襲来を受けるとは思ってもいませんでした。 夜も更け、片づけも終わって、遠い地に住む家主さんに連絡を取ったところ、雨樋が詰まっているのでは というお話。 翌朝、年休を取った主人は、雨の中、雨樋掃除にかなりの時間を費やしました。 落ちた笹の葉が、雨樋につまって、あふれた水が、ちょうど茶の間のあたりにたまっての今回の騒動らし いとのこと。 水俣に暮らし始めて一年にならない頃の話です。 それ以降、家が変わるたびに雨樋が気になる私です。 |
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なんてタイトル!って思われるかもしれません。 が、どうしてもおぼえているうちに書き残しておきたいこれまで住んだことのある家のなかのひとつ。 新婚時代に住んだ家。 19歳になったばかりの体育の日に結婚式を挙げた私たちは、主人の住む天草の離れ島で暮らし始めまし た。 島には、車が走る道路がありません。交通手段は一輪車。わかる??(運搬用) といって島から定期的に船が出るわけでもありません。 前に浮かぶ本島まで、海上タクシーでわたり、そこから はしけに乗って、沖で停泊する定期船に乗り込 むか、何人かで海上タクシーをチャーターし、港のある町までいくかのどちらかでした。 いつも行く港町に車は駐車場を借りておいていました。 島にはお店が一軒。雑貨屋さんで、生鮮以外の食糧と冷凍のお肉が置いてありました。 魚屋さんはなく、魚は島の皆さんからいただけたときに食べていました。 そのころは気がつかなかったのですが、今考えると、つまり、島の皆さんの好意にすがっていたのです。 野菜は、時々気まぐれのように海上野菜船が来て、そこで買っていました。 家の前は、庭兼道路で、満潮になると縁側から釣り糸を垂らせるようなそんな近さで入り江があり、 私はそこで主人と主人の母と3人で新婚生活を始めました。 母は、ゆったりしたやさしいおもしろい人で、ここに来るまでお花やお茶の師匠をしていた関係でいつも 和服。雨の日は唐傘をさすおしゃれな人でした。 朝の4時前から起き出し、海を眺めながらお習字をするのが日課でした。 ところが、私たちの住む家は、漁師さんが住んでいて廃屋となってしまった家。 古いその家の床下にはぎっしり薪が積まれていたそうですが、主人が借りてから五右衛門風呂をわかすの に、全部使ってしまい、大勢の猫が自由に出入りをするようになって大困り。 ガラス戸はなく、雨戸のみ。建具は板戸が何枚かあるのみ。 母が4時から起き出して、東側の空が白み始めれば、寝ている新婚さんの姿が外から丸見えになるそんな 難点があり、主人はぴりぴり。何度、雨戸を開けるがらがらの音に飛び起きたことか(笑) 水道は、初めは、ためた水が何カ所かで漉されて水道の蛇口から出ていましたが使いすぎたり晴れた日が 続くとアウト。雨乞いの踊りは、でも踊らなかったけれど。 トイレは、主人が汲み取り、穴を掘って埋めるというすごいはなし。 「君にはさせられない。こないで!!」 主人は、私が近寄ることもゆるさず、この作業をひとりでやってくれました。なんてやさしい! 仕事に行くときは裏山を駆け登り、峠から私の名前を呼び、帰りも、峠から叫ぶ、そんなおもしろい生活 でした。私は、波止で魚を釣ったり、浜で貝を拾ったり。 時々、山へ母と食糧探しにも出かけました。山菜や、野菊の新芽など。ああ、なつかしい。 さて、本題のタイトルの件ですが ザーというか,さわさわというか何とも表現しにくい音がし始めます。 そして数分後、 蜘蛛の糸よりか細そうな糸がいくつもいくつも天井から降りてきてその先には青虫が・・・・・・・ 何十匹、何百匹かのその青虫の襲撃に初めは泣き叫ぶほどパニックっていた私も、数回続いた頃には 部屋の中で傘をさす余裕でした。 それにもましてあの穏やかでやさしく、おしとやかな母は、なんと青虫をお箸で拾って牛乳瓶に入れ始め ていたではありませんか。着物の裾をちょいと持ち上げて。 母、おそるべし!! この青虫の降る家で、母のすばらしさを実感しました。
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