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伶奈は店を後にすると、急いで家に帰ることにした。なんといっても、もう夜の8時だ。 伶奈は早く暖房のかかった家に帰って、今日の夕食のシチューにありつきたいのだ。伶奈 はそんなことを考えながら、東側にしか家や店がない路地を急いで歩いた。すると、 キィィィィィィィィィィン・・・・ どこからか高い音が伶奈の耳に入ってきた。 「何、この音?」 伶奈は自分の耳に入ってきた音の出所を探した。伶奈は東側を見た。しかし、そちらから は聞こえてきている様子はない。よく耳をすますと、自分の後ろから音がする。伶奈はゆ っくりと後ろを振り向いた。 「う、うそ・・・。」 伶奈は驚きすぎて、言葉が出なかった。あるはずのない道が、西側の壁にできていた。そ こにできた道もとても細いものだった。まだその奥からは高い音が鳴り響いていた。 「ゆ、夢だよ。は、早く帰ろっと!」 伶奈は怖くなり、自分に聞こえた音を空耳だと自分に言い聞かして、家がある方向へと体 を向けた。 「あれ?ここどこ?」 方向転換した伶奈の目の前には、今まで見たこともないキレイな町が広がっていた。 ...wait next chapter.
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