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次に欠陥施工を説明します。
最初に竣工図書と実物に齟齬がありました。竣工図書では「網入型板ガラス(Dタイプ:2F洋室)×1、網入透明ガラス×6」と記述します(株式会社SHOW建築設計事務所「建具表-2」2003年1月31日)。これによれば、網入型板ガラスは2階だけなので1枚、網入透明ガラスは3階〜8階までの各居室で6枚となります。しかし、実際は2階と3階が網入型板ガラスで、4階以上が網入透明ガラスでした。これは東急不動産が3階建てへの隣地建て替えを知って、後から3階も型ガラスに変えたことの証拠になりました。
他にも図面上窓の大きさが同じであるのに、実測すると区々であるなどの齟齬がありました。
排水通気管の口径が細く、排水時に通気不足で騒音になるという問題がありました。これは『東急不動産だまし売り裁判』で詳しく書いています(102頁)。この問題は入居当初から苦情が出ていましたが、アフターサービスで無視され続けていた問題です。
屋上ファンのダンパー開閉ハンドル箱内に水が溜まるという問題もありました。箱の底板に水抜き用の穴がないことが原因です。
エントランス天井排水管周りの漏水とエントランスのタイル・シール目地が固まっていないことによるタイルの染みは、竣工時からの問題ですが、東急不動産のアフターサービスの点検では無視され、管理会社を独立系管理会社に変えてから対応した問題です。
アスベストがバルコニーやキッチン、ユニットバスで含有されていることも分かりました。具体的にはルーフバルコニーの押出成型セメント板、バルコニー隔壁のフレキシブルボード、キッチン上台のセメントボード、ユニットバスのセメントボード・接着剤です。
耐震強度偽装事件の余波で構造設計者が一級建築士資格を持たない無資格者であったことも分かりました(100頁)。
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