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三重県警の警察学校初任科生の10代男性巡査が訓練後に拳銃の銃口を同僚に向けた。巡査は11月21日、警察学校の射撃訓練後に貸与された拳銃を手入れしていた際、同僚2人に実弾が装填されていない拳銃の銃口を差し向けたという。目撃者からの報告を受け、その日のうちに発覚した。
三重県警は2018年12月14日付で巡査を本部長訓戒処分とした。法に定められた拳銃の使用条件に当たらないとして銃刀法違反(単純所持)容疑で津地検に書類送検した。巡査は14日付で依願退職した(「同僚に銃口向ける 県警、10代巡査を本部長訓戒処分 三重」伊勢新聞2018年12月30日)。このような人物が警察官になったらと思うと寒気がする。
警察組織の処分は身内に甘いイメージがある。処分は懲戒免職でも良かったのではないか。依願退職で退職金が払われることは、納税者として不条理である。タックスペイヤーがタックスイーターに搾取される。
この事件は二つの観点から問題を指摘できる。第一に拳銃の問題である。拳銃の問題が相次いでいる(「和歌山の拳銃紛失「拾った住民が善人でなかったら…」 警察、不祥事相次ぐ」産経新聞2018年9月15日)。和歌山県警巡査は2018年9月14日、和歌山市内を走行中の警察車両から拳銃を路上に落とした。大阪府警の巡査は2018年12月15日、拳銃をコンビニのトイレの個室に置き忘れた。拳銃の管理が杜撰である。親方日の丸の公務員感覚が甘えを生む。画一的な拳銃配備に無理が出ているのではないか。
第二に一般的な高等教育を受けていないと思われる若年の警察官による警察不祥事の問題である。埼玉県警草加署刑事課巡査(22)は、急死した男性の遺族から約82万円をだまし取るなどしたとして、2018年10月19日に詐欺と詐欺未遂の疑いで逮捕された。和歌山県警巡査(22)は盗撮がばれて目撃者を負傷させて逮捕された。警察不祥事の数は異常である。仲間内で自浄作用がないために外部からの管理を強化する必要である。
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