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1ヶ月前の事前公表は遅すぎますが、そもそも保守層は事前公表自体に反対と報道されます(「新元号、4月1日公表へ 国民生活の混乱回避を優先」朝日新聞2019年1月1日)。システム面の問題を全く考えていないのではないかと思います。
改元の布告と実際の施行には幾つかの選択肢があります。その日のうちに施行する即日改元、翌日に施行する翌日改元、翌年の元日から施行する越年改元などがあります。新元号を公布した年明けの早い段階で越年改元すれば、事前公表せずに天皇自身が布告することと準備期間が両立します。
そもそも即日改元や翌日改元は同じ年に二つの元号が存在することになります。先帝の元号の期間を削るようにする即日改元や翌日改元は、先帝を尊重するという孝の価値観から好ましくないと言えます。この点でも越年改元は優れています。
明治改元は慶応4年9月8日に出されましたが、慶応4年1月1日に遡って明治元年1月1日とされました。ここには過去を否定して新政府を作る意思が込められています。
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