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最近問題となっている微小粒子状物質(PM2.5)による大気汚染。大気汚染も不安だが、なにより心配なのが汚染された農地で作られた中国の農産物だ。

 東京農工大農学部環境資源科学科の伊豆田猛教授(環境植物学)によると、PM2.5の農産物への影響については、世界にも調査データがまだほとんどない。伊豆田氏は自ら行っている植物への影響調査の結果を踏まえて、こう指摘する。

「まずは、飛来しているPM2.5がどのような物質かを調べる必要があります。自動車の排ガスなどに由来するブラックカーボン粒子(すす)のようなものなのか、二酸化硫黄などが大気中で化学反応を起こして生成される硫酸アンモニウム粒子なのかによって植物への影響は違います」

 ブラックカーボン粒子が葉につくと、水洗い程度では落ちず、専門家も有機溶剤を使うのだという。

「PM2.5には、発がん性のある有害物質などが含まれる場合があります。中国国内で葉野菜に付着した場合、輸入した日本でも落ちず、消費者の口に入ることになる。大気汚染が問題となっている今、日本も、農産物に対するPM2.5の影響をより詳細に調べる必要があります」。


2013年3月8日号 週刊朝日

大気汚染の原因とされる微小粒子状物質「PM2・5」が中国から飛来している問題で、環境省は27日、専門家会合を開き、環境基準値の2倍を超えると予測される日に、都道府県が住民へ外出の自粛などを注意喚起することを柱とする指針を決めた。法的な警報や注意報には当たらない暫定的なものとしている。

 指針は、1日平均のPM2・5濃度が国の環境基準である大気1立方メートル当たり35マイクログラムの2倍に当たる70マイクログラムを超えると予測される場合、都道府県が注意喚起する。判断の目安は、早朝の濃度が85マイクログラムを上回ったときを想定。これまでの観測から、この濃度を上回れば1日平均濃度が70マイクログラムを超えることが多いという。

 注意喚起として「行動の目安」を挙げ「不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす」とした。特に心臓や肺に持病のある人や高齢者、子供ら影響を受けやすい人は「体調に応じて、より慎重に行動することが望まれる」とした。通常のマスクや空気清浄機の効果は、製品により異なると紹介した。

 環境省によると、全国の住宅地などにある一般測定局200近くのうち、1日平均濃度が1カ所でも70マイクログラムを超えた日数は平成22年で7日、23年で12日。同省は「注意喚起が必要になるのは、おおむね年間10日になるだろう」としている。

 また、注意喚起の指針として環境基準の35マイクログラムを採用しなかったことについて、専門家会合の座長を務める京都大の内山巌雄名誉教授は「環境基準は、人の健康を保護する上で維持が望ましいレベルであり、超えたら直ちに影響が出るわけではない」と説明した。

 【用語解説】PM2・5

 大気中に漂う微粒子のうち直径2・5マイクロメートル以下と特に小さいもの。髪の毛の太さの30分の1と、通常のマスクも通してしまう。主な発生源は工場の煤煙(ばいえん)や車の排ガスで、大量に吸い込むとぜんそく、肺がんなどの健康被害が懸念されている。国の環境基準は大気中の濃度を1年平均で1立方メートル当たり15マイクログラム以下、かつ1日平均で同35マイクログラム以下が望ましいとしている。

12年12月28日 産経新聞

■業者と行政、水に流せぬ対応遅れ

福岡県のせっけん製造販売会社「悠香」が販売した「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧製品による小麦アレルギーの深刻な状況が次々と明らかになっている。これまでに少なくとも569人が発症、ほかにも被害を訴えた人は1千人を超えた。被害拡大の背景には、悠香や関係機関の対応の遅れがあったと指摘されている。被害対策弁護団が結成され、年度内に集団提訴する見通しとなっている。(長谷川陽子)

「せっけん一つで人生が変わってしまった」。茶のしずくを約3年半使い、重いアレルギーを発症した千葉県市川市の女性会社員(38)はこう話す。

もともと食物アレルギーはなかった。しかし、使い始めて3年。昼休みにパスタなどを食べて会社へ戻ると、突然、下痢、嘔吐(おうと)、けいれん、呼吸困難といったショック症状が出た。救急搬送された後、検査で小麦アレルギーと判明した。

以来、小麦製品を全く食べられなくなった。パンや麺類はもちろん、加工食品もつなぎに小麦が入っていることが多く、成分を確かめないと怖くて口にできない。そのため外食は難しく、会社には弁当を持参する。「これから先、ずっとこの生活が続くかと思うと怒りがこみ上げてくる」

アレルギーの原因となったのは、保湿効果を高めるために使われた「グルパール19S」という成分。小麦のタンパク質を人工的に分解したもので、化粧品原料として流通していた。今回は、せっけんを使ううちに皮膚などを通じ体内に入り発症したとみられる。

最初に気づいたのは、国立病院機構相模原病院の福冨友馬医師だった。平成20年12月以降、通常の小麦アレルギーとは異なるまぶたの腫れがある患者を相次いで診察。患者らが茶のしずくを使用していることを突き止めた。21年10月、日本アレルギー学会の席上、商品名は伏せた上で初めて「せっけんで小麦アレルギーが起きる」として健康被害を報告した。

だが、その後の対応は後手に回った。厚生労働省は22年10月、小麦由来成分を使うメーカーに注意喚起を通知したが、悠香が自主回収を始めたのは、半年以上もたった23年5月だった。

健康被害に関する国への届け出が遅れた疑いも浮上している。薬事法では製品の安全性に関わる研究報告を知った場合、30日以内に厚労相へ報告するよう定めている。

悠香は23年3月に島根大教授らの被害に関する論文を届け出た。だが福冨医師は22年3月に、悠香に対し成分に問題がある可能性を指摘。学術誌に論文が受理された後の同年11月にも改めて説明したといい、悠香が早い段階から研究報告の存在を把握していた可能性がある。

悠香は「薬事法に基づき適正に対応している」としている。だが、福冨医師は「悠香はもっと早い段階から被害の実態把握に努め、情報をわかりやすく購入者に伝えるべきだった」と指摘する。厚労省も事実関係の調査を開始している。

行政の危機感が希薄だったとの批判もある。厚労省は22年10月の注意喚起では商品名を公表せず、消費者庁も通知を知りながら厚労省に商品名を問い合わせるなどの対応をしなかった。東京弁護団の飯田美弥子弁護士は「場合によっては死に至るという認識が足らなかった」と批判する。

弁護団によると、23年11月の時点で損害賠償を求める提訴を検討している被害者が全国で500人程度おり、今年に入っても増え続けているという。


産経新聞 2012年1月8日


【用語解説】茶のしずく石鹸

 人気女優のテレビCMが話題になり通信販売でヒットした。旧製品は延べ約467万人に約4650万個が販売された。顔のかゆみや目の周りの腫れのほか、呼吸困難や一時意識不明になる重症例も多く報告された。日本アレルギー学会が製造販売会社から受けた報告では、診断書のある発症者は569人、症状を訴えた人は1254人に上る。22年12月に小麦由来成分を除いた商品に変更されている。

佐伯市は22日、市営住宅の6団地16棟の178戸の天井や壁に、国の基準を上回るアスベストが使用されていたと発表した。大気測定の結果、飛散は確認されず、健康被害の届け出もないという。

06年9月に建材重量比に対するアスベスト含有率が1%以下から0・1%以下に規制強化。県の通知を受け、4月から全1715戸の内装吹き付け材の使用調査を目視などで行い、使用の疑いのある929戸を7〜10月に実態調査。178戸で規制値を0・01〜0・18ポイント上回る白石綿などが検出された。いずれも75〜80年度の建設。

入居者に改修工事を説明し、来年4月以降に着工する。壁などの上から塗装してアスベスト飛散を封じ込める。



毎日新聞 2011年11月23日

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◆茶のしずく石けんで66人重篤 アレルギー症状471人 朝日新聞 2011年11月15日


延べ約467万人に約4600万個販売され、小麦由来成分による重いアレルギー症状を引き起こすとして自主回収中の悠香(福岡県)の「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧商品をめぐり、発症者が471人に上ることが、厚生労働省のまとめでわかった。うち66人は、救急搬送や入院が必要な重篤な症例で、一時意識不明に陥った例もあった。

14日にあった厚労省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会で、10月17日までに悠香から報告のあった件数が示された。一方、日本アレルギー学会には千件を超す症例が報告されているといい、被害件数は増える可能性がある。

症例は、全身の腫れや呼吸困難など。小麦アレルギーが元々なかった人も、アレルギーの原因物質が目や鼻の粘膜などに毎日少しずつ付着することで、発症することがあるという。原因となった小麦由来成分は様々な石鹸や化粧品で使われているが、悠香の自主回収の後、悠香と同じ小麦由来成分を使っていた10社が33商品計380万個余を自主回収している。

一方、各地の消費生活センターには14日現在、健康被害の相談が936件寄せられている。「昨年11月と今年2月に呼吸困難の発作を起こし、意識不明の重体になった」(兵庫県・60代女性)▽「食後に胃痛がしてじんましんが出る」(岩手県・20代女性)▽「パンなどを食べた後に運動をすると両目の腫れやじんましんの症状が出る」(熊本県・40代女性)――などだ。

また、この問題に詳しい国立病院機構相模原病院(神奈川県相模原市)の福冨友馬医師によると、日本アレルギー学会に報告された症例は、医師の診断書つきが約300件、自己申告が約900件に上る。アレルギー症状は問題の石鹸を使うのをやめると改善に向かうが、根本的な治療方法は見つかっていないという。

北海道、東京、愛知、大阪、福岡など13都道府県で被害弁護団が結成され、仙台地裁では損害賠償を求める訴訟が起きている。

悠香はお客様窓口(0120・112・266)で、交換返品や被害の相談に応じている。日本アレルギー学会は10月、この石鹸によるアレルギーの診断基準を公開した。使用後30分以内にかゆみや鼻水が出る、小麦を食べると目や顔のかゆみ・腫れが出る、など。診断できる医療機関もホームページ(http://www.allergy.go.jp/allergy/flour/003.html)で公開している。


◆茶のしずく石鹸:小麦アレルギー66人重症 毎日新聞 2011年11月15日


福岡県のせっけん製造販売会社「悠香」が通信販売した「茶のしずく石鹸」の旧製品の使用者に小麦アレルギーの発症が相次いだ問題で、発症者は計471人に上り、うち緊急搬送や入院が必要な重症者が66人だったと厚生労働省に同社が報告したことが分かった。

厚労省によると、中には意識不明に陥った人もいたという。66人のうち6人は因果関係を否定できないと専門家が評価した。

茶のしずく石鹸の旧製品は計約4650万個販売され、同社は今年5月20日から自主回収している。厚労省は、旧製品を持っている人は自主回収に応じるよう呼び掛けている。

旧製品は小麦に由来する成分を含んでいる。厚労省によると、使用者のアレルギーは、10月17日までに同社から報告があった分のほか、医療機関からも49人の重症者の報告があった。

同省はこのうち19人は因果関係が否定できないと評価。ただ悠香と医療機関の報告は事例が重複している可能性がある。国民生活センターによると、15日現在で、「呼吸困難の発作があった」「両目の腫れやじんましんの症状が出た」など健康被害の相談が938件あった。

旧製品を巡っては各地で被害者弁護団が結成され、仙台地裁では悠香に損害賠償を求める訴訟が起こされている。現在販売されている同名の製品は小麦由来成分を含んでいない。

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