『母を訪ねて3000円』

歴史って見る角度を変えると面白いかもよぉ♪『最後』に拘る♪

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【秀吉と武吉】

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『秀吉と武吉』 城山三郎著 新潮社


秀吉は言わずと知れた“豊臣秀吉”ですw

一方の武吉とは…戦国最強と言われた瀬戸内の雄“村上水軍の総帥 村上武吉”ですw

以外とまるこ的にはメジャーな作品と思ってますw


 瀬戸内海に浮かぶ能島の海賊村上武吉は瀬戸内海を通過する船から通行料を採る事で生活の糧を得ていたが、無用な殺生や略奪を禁じていた。また、武吉率いる村上水軍は厳しい訓練と優れた指揮の元でその強さは中国・四国地方の大名達から恐れられるものであった。厳島の戦いの際も船の通行料の徴収禁止の方針をとる陶晴賢を倒すべく武吉率いる村上水軍は毛利方として参戦しその存在は大きくなものとなる。陶を倒し、尼子をも倒した毛利家は九州の大友家と優勢な戦いを繰り広げており毛利家の領土は瀬戸内海を囲む形になり、瀬戸内海は大きな池のような存在になっていた。武吉は自由な海での生活を望むべく、瀬戸内海を取り囲む毛利家との距離を置くべく、大友家との合戦の為に毛利家からの援軍要求を断ってしまう。やがて滅ぼしたはずの尼子家の残党が暴れ始めると毛利家は大友と尼子の挟み撃ちを恐れ九州の地を離れる事を決めるが武吉が毛利家の兵員輸送を断った為毛利軍は窮地に陥いるもかろうじて退却する。武吉の援軍がなく苦労して退却した毛利家は尼子の残党を滅ぼすと毛利家の大軍が武吉の居る能島へ攻め寄せてくる。しかしこれをも撃破るのあった。その後毛利と和睦するが毛利が拡大すると必然的に織田との戦火が起きる――――


 前半は自由な気風の戦国時代という事もあり更には海に生きる者とし主人公村上武吉の束縛されない自由な生き方が表現されてますwしかし武吉は主人公ながら口数が少ない特異な設定であり得体の知れない雰囲気は著者のイメージ通りなんですかね…自らを表現せず目立たなそうだけどきちんと存在感があるからこれは著者の人物描写力が高いからかも!


 前半は厳島合戦から木津河口での織田水軍鉄甲船との戦い迄の村上水軍の栄光の時代を描いており武吉の存在の大きさを雄大に描いているのですが、秀吉との対立から没落した後半はあまりの落差に驚くと共に疲れ果てた悲壮感漂う村上武吉の姿に同情しちゃいました…(T_T)



*お勧め:中国*
 『毛利元就』 『毛利輝元』 『吉川元春』 『小早川隆景』 『小早川秀秋』 『尼子経久』
 『安国寺恵瓊』 『宇喜多直家』 『宇喜多秀家』 『明石全登』 『大内義隆』 『柳川調興』

*お勧め:四国*
 『長宗我部元親』 『三好長慶』 『来島通総』

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