勝手にメディア社会論

メディア論、記号論を武器に、現代社会を社会学者の端くれが、政治経済から風俗まで分析します。テレビ・ラジオ番組、新聞記事の転載あり

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今、旬の東国原知事へのインタビュー成功!

僕は宮崎のUMKテレビ宮崎という、フジテレビ系列のテレビ局で「うい〜く」という番組のコメンテーターを務めている。番組放送は毎週土曜午後5時55分〜6時半。横山美輪アナウンサーと僕の二人で、宮崎の一週間を振り返るというこの番組。構成は前半のフラッシュと後半のクリックからなる。前半では、宮崎で起きた一週間の出来事を、まさにフラッシュでレビュー。後半のクリックではそのうちの一つを掘り下げて特集する。で、僕はコメンテーターとして、これになんだかんだとコメントするという役柄。公共の電波で僕が好き勝手なことを言っている番組で、県民の皆さんにはたいへん申し訳ないのだが。

そして今回、このクリックで東国原英夫宮崎県知事特集をすることになった。それが、知事へのインタビューで、そのインタビューワーの仕事もこちらが担当することになったわけだ。ところが、これがたいへん。知事は、ご存じの通り超多忙で、なかなか時間がとれない。県庁に出かけていってインタビューというのがはじめの予定だったのだが、それも無理。しかし、こちらとしては何とかして知事の話をゲットせねば……。ということで、結局10月7日(日)のフジテレビの特番「プレミア」の前に、ちょこっと時間があるので、その時間ならということでやっと都合がつき、ディレクター、カメラマンとともに知事と同じ便の飛行機に帯同。お台場、フジテレビのインタビュールーム(玉の横)で夜の八時から30分間のインタビューへとこぎ着けた。しかも、安藤優子さんのインタビューまでおまけ付きで。

知事から、どうやって「ココだけの話」を引き出すか

で、今回は番組の6割以上を東国原特集にすることにしていて、しかもこの週は「視聴率週間」。地方局は年間四回しか視聴率調査をしないのだが、その結果がCM獲得の資料となる。いわば、今週の視聴率は放送局の「成績」となるわけで、是が非でも視聴率を稼がねばならないというノルマがあった(まあ、だからこそ東国原特集なんだが。宮崎のメディアや商売は「苦しいときの知事頼み」と相場が決まっているのだ)。責任は重大だ。

ただし、知事はバラエティやら報道番組やら、あっちこっちに出演して喋りまくっている。普通に話を訊ねても、決まり切った、何度も話してきた「定型」を答えてくるに決まっている。もう、県民のみならず、国民だって、同じ話は聞きたくはないはず。そこで、こちらとしては知事に頭をひねらし、考えさせ、踊らさせるような質問をするというノルマが課される。

で、どうするか。僕はメディア論専攻なので、今回は「テレビと知事」の関係を中心に話を伺うことにした。東国原知事は小泉純一郎ばりのテレビを使った政治活動を行っているが、この奥義を聞き出そうと考えたのだ。しかも「宮崎県民という身内に、そっと教える」というスタンスで。ただし、知事は話術にはきわめて長けている。インタビューワーや司会者は、だいたい煙に巻くことができる。しかも、喋らせておけばいつまでも話し続け、さらに自分の方に話を惹きつけてテーマがどんどんずれていくという特徴もある。事実、4月のローカルテレビ番組で、知事がゲスト、僕がコメンテーターという役柄で番組に出演した際には、司会者のアナウンサーが知事に振り回されてしまい、知事に訊くというよりも、知事の独演会になってしまった。僕のコメントする回数も結局、予定の半分以下にカットされてしまったほどだった(司会がコメンテーターに話す機会を振るというこうせいだったのだ)。「ああ、やられたな」そのとき、僕はそう思った。

インタビューという、ジャムセッション

与えられたインタビュー時間は準備を含めて30分。ということは実質20分ちょっと。この短い間に、どれだけ知事をコントロールしながら「ココだけの話」を聞き出すか。インタビューワーの仕事をしてきた僕としては、自分の能力をフルに稼働させる機会でもある。ちょいと「試合に挑む」気分でインタビューに臨んだのだった。

ただし、知事との会話は、これが初めてというわけではない。県知事当選直後のインタビュー、前述したテレビ番組でのコメンテーター、自分が作っている宮崎のかるた「ひむかかるた」の推薦文以来での対談、やはりUMKでの知事の浅野史郎氏の対談でのコメントなど、公式で四回ほど行っている。また、そのまんま東の時代にローカル局のバラエティ番組でご一緒したことがあり、この時は楽屋で一時間ばかりバカネタで話に花が咲いたと言うこともあるので、知事の方も僕をある程度知っているという状況もある。ということは、ちょっとこちらにハンディもあったのだが。

で、本ブログではそのインタビューの全容を掲載する。知事とのジャムセッションを、楽しんでいただきたい。(写真はお台場フジテレビのインタビュールーム、続く)

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