外科医・アフロ田中

人生やりたい事をやらずに, 他に一体何をやるというんだい・・・?

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忙しすぎて、体調くずしたり、でも休むこともできず
大変な毎日を過ごしてました。

ということで、時間が経ってしまいましたが
外科専門医予備試験の結果が10月末に届きました。



結果は、合格。
いやーめでたい。嬉しかったわーこれは。
あんな出来で非常に心配でしたけど。
よく受かったなぁというのが本音。
試験問題について文句ばかり言ってたけど
受かってしまえばどうでもいい笑。
勝てば官軍ってやつですな。


どうでもいいけど、この合格通知、
封筒に「〜試験合格証在中」って書いてあるんだけど
封筒開けなくても合格かわかるのってやめてもらいたいんだが。
自宅じゃなく病院に届くわけで、誰かが医局の机に届けてくれるわけで
その机の上も何人かはみるわけで、自分が開ける前に
ほかの人に結果を知られるっていうのは、なんだかなぁーって感じ。
受かったからいいけど、これ落ちてたらかなり恥ずかしいし。
不合格の場合は、どういう封筒なのかわからないけど。


とりあえず、医師になって5年。
その成果が問われた試験で合格できたのは嬉しい。
こんな田舎に来て、外科の研修医も一人で
こんなのでいいのかな?なんて悩む毎日だけど
ひとつ目標をクリア。
専門医なんて意味ないなんて意見もあるけど
外科なのに筆記試験って意味がわからないけど(手術手技を審査するならともかく)
それでも、自分の成果が認められた気がして嬉しいわけだ。


もっともっと頑張っていこうっと。
書きたいことはたくさんあるんだけど、
ちょっとそれどころじゃない。


 
遠方から大動脈解離の紹介。
ドクターヘリで2時間かけて来院。
ドクターヘリが到着するところまで迎えに行って病院に搬送。
搬送後、すぐに手術室へ。
そうだ。俺はこういう人を救いたいから医者になったんだ。
ということを思い出させてくれた。
思い出させてくれたけど、自分はどうだろう。
俺にこの患者さんは救えるのか・・・。
 
 
 
今日はS先生が不在なのでK先生の執刀。
前立ちでしたがかなりイライラ。
なんかだめだなぁー。
このK先生はこの前いったような資格がないと俺は思う。
術後もちゃんとみてる感じがしないし。
責任もって、この人の命を預かって手術してるって感じが全くしない。
俺が家族なら絶対頼まない。
 
 
しかし、この患者は俺には救えない。
この人の前では俺は無力だ。
いてもいなくても変わらない。
この人の前では医者じゃない。
そこらへんにいる人と同じだ。
手術で前立ちはしたけれど。
術後管理もしたけれど。
それでも無力だ。
 
 
自分の力をつけよう。とにかく。
頑張るだけ。
来年までには・・・。
きっと。
 
 
 
とりあえず助かって良かった。
 
 
 

今週は何があったかあんまり覚えてないけれど。

MVR,TAP(de Vega)だけかな?定期は。
これはS先生執刀。非常に上手い。
流れるような手術で、それを前立ちできたことは
自分の自信にもなった。よしよし。
でも同じようになれるかと言われると全くもって無理。
自分でやれるくらいイメージつけとかないと。


で自分の執刀としては
EVAR
グラフトシャント


EVARはいつもどおり順調。
問題はグラフトシャント。
nativeシャントは何例も経験させてもらったけど
グラフトシャントははじめて。
見たこともなければやったこともない。
ってことで2週間くらい前から緊張してました。
教科書読んでも実際よくわからないんだよなぁ。


過去の手術記録とか参考ビデオとか見ながら
ひたすらイメージイメージ。
でS先生に前立ちしてもらい無事終了。
慎重に慎重に慎重すぎるくらいにやりました。
時間はちょっとかかったけど、自分では満足いく出来。
これがグラフトシャントか。
今までどこか避けてはいたけれど
これからはどんどん症例引き受けていこうっと。


今まであんまり手術やりたくないなぁって
外科医としては最悪だけどそう思ってた。
外科医はむしろやってやってやりまくるというか
手術の必要もない人も切りたがるくらいがいいって言うけど
自分は出来れば切りたくないって思ってた。
やりたくないってのは手術が嫌いとかいうわけではなく
自信がないからで、手術を出来るだけの技術もないし
練習もしてないし知識もないし。勉強不足だし
手術をやって良いと自分で思える位の努力をしてないと思ってた。
最近はどこでも簡単に若い先生に手術をさせる傾向にあるけど
自分は、そんな簡単にしていいものじゃないと思ってるから。
実際に患者にメスを入れて傷をつけて
小さい手術でもその人の命を預かるという覚悟があるわけで
自分に出来る!その資格もある!と思えるくらいじゃないと
やっちゃだめだろと思ってた。今も思ってるけど。
でも最近はそれくらいの思いが出てきた。
俺には出来る!俺には出来る!
今日もひとつ階段を上った。
まだまだ先は長いけど。
もっともっと前へ。頑張ろう。


今週は
MVR, TAP、左心耳切除、MAZE
CABG
A型解離⇒緊急で上行置換



最初の症例は第2助手かな〜なんて
軽く考えたらまさかの前立ち(第1助手)。
俺なんかに務まるのかなと思ったけど
終わったあとに、まあ合格と言ってもらえた。
うーん、でも自分的にはまだまだ。
助手は執刀医がスムーズに手術を進められるように
動かなきゃいけないのに、むしろ邪魔してるんじゃないかなと思う。
流れを止めてるし、ストレスを与えているような気もする。
手術の理解力もまだまだだし。
でもこの手術を前立ちできたってのは少し自信がついた。
来週も同じような手術があるから頑張りたい。



CABGは相変わらずのSVG採取。
ふだんはうちの病院は大腿部からの採取が多いんだけど
今回は下腿から。ほとんど初めてで緊張したけど、
自分的には80点くらいの出来。
でもinjuryを恐れてゆっくりやりすぎた。
時間かかりすぎ。丁寧にやろうとすると全体が遅くなるのが欠点。
早くできるところもゆっくりしまう。
本当に大事なところと大事じゃないところの時間の使い方がだめだ。
丁寧=遅いってことにはならないわけだから
丁寧に早く。速く。
肝心の血管吻合の前立ちはあんまり良くなかった。反省。




で緊急の解離。これに関して言えば自分の仕事は十分全うしたと思うけど。
でも執刀医と息が合わずなんだかイライラした。
この先生とはなんだかなーって感じだ。
この先生ははっきりいってうまくない。
だからイライラする。
でもなんなら代わりましょうか?っていうところまできてる自分がいた。
成長できてる。でもイライラいした。





僕の病院の手術は基本3-4人で行ってる。
執刀医、前立ち(第1助手)、第2助手, (第3助手)。
ふつう上から順にその役割につくから、
僕の年では第2助手〜第3助手って感じ。


でも最近は上の先生たち二人の仲が良くないので
大変な手術以外は僕が前立ちさせられるようになった。
仲が悪いもの同士で手術するより、
多少できなくても、僕の方が良いってことみたい。


普通よりひとつ上の仕事を任せられてるわけだから
大変できつい。責任も重くなるし、怒られることも多い。
でもこれは逆にチャンスでもある。
ここで認められれは次は執刀医にのぼれるわけである。
心臓外科の世界は、基本10年目くらいで執刀医になる
(もちろん例外もあって早くやらせる病院もあるけど)。
でも逆にここで使えない奴って思われると
チャンスは遠のく。頑張りどきだ。
で、最近はちょっとやる気ができてきたので
下手したらくってやるぞ!くらいの気持ちで手術に挑んでる。
執刀医がミスしたり、あるいはやってみるか?みたいなことになったら
やります!と自信持ってやれるというか、
むしろ俺にやらせろ!くらいの気持ちである。
執刀医よりもうまくやってやるぞ!くらいの気持ちだ。



来週は自分が執刀の手術が2件。
頑張ろう。



今週の手術など

今週は

AMI後の心破裂
緊急CABG
B型解離後の感染瘤切迫破裂→緊急TEVAR
上行置換+AVR
B型解離後の解離性大動脈瘤破裂→緊急TEVAR
AVR

と大忙し。俺はともかく上の先生は死にそうになってました。
PCPSやらIABPやらもまだ入ってる人も多いし。
でも手術はまずまずうまくいったし患者もまずまず落ち着いてるし
自分の出来としてもまずまずといったところ。
調子はいいぞ。
腕は上がってるぞ。

あとはもっと勉強してもっと手術を理解して
もっと良い手技をしていきたいなぁー




今週から英語の勉強も再開。
EVERYDAY ENGLISHですけど。
筋トレももう少し頑張ろうっと。



なんかめんどくさいこと、嫌なことも
逃げ出さずに、適当にせずに、
もくもくとコツコツとできるようになってきた。
そして、それが少しずつ日の目を浴びてきた気がする。
まだまだだけど、ちょっとずつ。


がんばろう。


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