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十日目 7月3日(金)
またもや警察が子供たちを捕まえるためにやってきましたが、 警官たちは彼らを見つける事ができませんでした。
子供たちは身を伏せてタバコ畑やぶどう畑を這いながら教会に向かったのです。
この頃、ヨゾ神父はひとり教会で聖書を読んでいました。
彼はこのように祈っていました。
「おお、主よ。あなたはアブラハムやモーゼ、その他大勢の人たちに語られました。
主よ、どうか私にもお話しください。
ここに数千人もの人たちがやって来ます。
主よ、
どうか、私のとるべき道を教えてください。
私がこの問題を理解できるように助けてください。
ここで起こっている出来事の真実を私にお示しください。」
その時、ヨゾ神父は心の中にはっきりと声を聞きます。
「行って、子供たちを保護しなさい!」
ヨゾ神父が教会の扉を開くと、外には息を切らした子供たちが立っていました。
彼らは神父を見つけると、泣きながら走りよって来て言いました。
「警察に追われているんです。どうかかくまってください!」
神父は司祭館の空き部屋に彼らを隠すと入り口の方に向かいました。
そこでちょうどやって来た警官たちに出くわします。
彼らはヨゾ神父に子供たちを見なかったかどうかを問います。
ヨゾ神父は子供たちを見たと答えました。
しかし、驚いた事に彼らはそれ以上の説明を求めずに、子供を捜しながら先へと走って行ってしまいました。
ヨゾ神父は司祭館に戻ると、それまでヨゾ神父が子供たちに質問をした時に録音したテープをもう一度聞き直しました。
この時聞いた録音テープの受け答えは、ヨゾ神父にとって今までとは全く違ったものとなっていました。
神父が子供たちに質問した時、神父はご出現を信じていなかったので、子供たちの言う意味を取り違えて解釈していたと気づきました。
子供たちがまだ司祭館の一室に閉じ込められている間、ヨゾ神父は喜びと平安の中でごミサの準備をはじめました。
神父は今日は子供たちは来ないと、教会に集まった人々に告げますが、ごミサに与る大勢の人で教会はあふれるばかりでした。
ヨゾ神父は確信を持って力強く説教をしました。
この日、ヨゾ神父は18時にごミサを捧げたのですが、後日、聖母は子供たちに、この時間に毎日ごミサを祝うようにと願われます。
それ以来、
メジュゴリエの聖ヤコブ教会では、この時間にごミサが捧げられるようになり、現在に至っています。
―――――――以上がご出現の経緯です――――――――
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