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哀れだとなじってくれてよかったんだ
嘘吐きだと罵倒してくれてよかったんだ こんな僕のことを、 永遠に許さないでいてほしかったんだ |
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おぼつかない指先で君は僕に触れる
その優しさは砂糖のように甘く 毒のように僕を苦しめている そんな時僕はいつだって惨めだ 君が僕を憎んでいると知っていても 僕は君なしでは生きていけなかったから 可哀そうな君に寄生し続けたの 僕は君を歪ませた挙句、そんな暗い妄想ばかり だってどこまでも堕ちていけるなら 僕は君とが良かったんだ 願うなら、永遠にふたりでありたかったから この先君ではない誰かとふたりで歩んでいくときも きっと僕は君を想い出してその影を重ねるだろう なんだかまるで 心も身体も君のものになれたみたいだ そんな自分が嬉しくて、ただただ哀しい |
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幼い頃からの夢は
もうそばには居ない それが分かっているから 私はたまらなく淋しくて哀しい 息をしよう 出来るだけ深く 出来るだけ強く ひとりでも風に負けないように 祝福されたい 私はただ貴方に はじめからそれだけのことなのだ |
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頬を撫でるような優しい風は
私の身体中に口付けを落として 貴方は懐かしそうに そんな私達に手を降る 桜色の花弁は別れを 少しだけ淡く柔く色付けて |
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嘘ばかり
嘘ばかり、嗚呼嘘ばかりなのだ 貴方が私をこんな醜い道化に変えたのだ 残酷なまでに 私を指先から変えていったのだ 私を囲う暗闇は貴方との記憶を忘れられないまま 淋しそうに膝を抱えている そうしてきっと永遠に顔をあげることはない 私が私であるために 貴方と離れなければならないのなら それはなんて深い孤独だろうか 貴方を無くしては 虹を見ることすら適わないのに 眠りにつくまで 貴方の声を聴かせて 悪夢を見ないように そばに置いて 静寂の恐ろしさからどうか私を救って |


