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何度挑戦しても挫折する作家がある。
しかし急に駄目じゃなくなるものもあって、
それは何を隠そう夏目漱石先生だったりする。
ずーっと昔に『こころ』を読んで、
つまらなくてつまらなくて大っ嫌いになって、
以後頑なに読まなかった。
ひょんなことから少し面白いと思うところをみつけられるようになり、
これは年を取ったからかなぁと思っているのだが、
もっと年をとると「猫」なんかもっと面白いと思えるような気がしている。
いつまでも駄目なのが、三島由紀夫である。
最後まで読めたためしがない。
色々挑戦したけれど、さっぱり駄目で、
ついにあきらめる。
このかたはもう、ついに一生駄目かも知れない。
写真はヘンリー・ストークス『三島由紀夫 正と死』の原著。
今日いつもの古本屋で見つけてこっそり写した。
表紙の写真は『薔薇刑』の細江英公による写真?かな?
凄いインパクト。
あまり人に対して言ってはいけない言葉だけれど、
思わず浮かぶ「キモイ」という感想。
マッチョは嫌いじゃないのだけれど、
ボディビルダーは嫌いという女性は多いのではないだろうか。
実用的でない筋肉は気持ち悪い。
美輪明宏は、三島の自決後、一気に白髪になったというけれど、
ということは、やはり三島を愛していたのだろうか。
ところで、美輪明宏もただただ「キモイ」と思っていたけれど、
『ヨイトマケの唄』をテレビで観て、この人はただものじゃないと知った。
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