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文章は、はっきりいってあまり好きなほうではない。
硬くて、暗くて、無機質、心地よい読みくちではない。
ただし、最後の最後、ラスト2ページで泣かせるために、
わざと無機質な文章を続けてきたのかもしれない。
うん、意図的なのかな。
それにしてもそれぞれの男たち、何でみんなこんなに楽しくなさそうなんだ??
男って、たいていそうなんだろうか?
全員、目の前の仕事をうんざりしながら、現状を憂いながら、
それでいて変化も嫌いながら、ただ淡々と暗い。
というか楽しくない。
まあそれも梶の凄さを引き立たせるためなんだろうね。
だろうけどラストまで彼らの暗さがずっと続いて、
新しいキャラが出てきてもそれまた暗いから、
こっちもうんざりしそうになりながら、
それでもやっぱり梶の秘密が知りたいから先を急いでしまった。
オチはたったひとつだけ。
これでここまで読ませるんだから、書き手の技術だよね
で人が生きる理由みたいなところまで考えさせるんだから
単なるエンターテイメントというよりは人情ミステリーかなあ
それにしても…映画は見てないけれど予告編はなにかのDVDで見ていて、
梶が寺尾明以外に想像できなくなってる…これってちょっと損した気分。
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