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お休みに見に行った映画「バトルシップ」の感想でも語りますかね。
 
この映画の感想を一言で言うと「カ タ ル シ ス」でス。
ええそう、カタルシスの完全解放がこの映画の全てです。
 
主人公のホッパーは定職についてない26歳。バーで兄貴と飲んでますがあまり良い雰囲気ではない模様。
海軍で働いてる兄貴に誕生日を祝われつつもネチネチ叱られてウンザリ顔なところに、
金髪美乳のテンプレUSAヒロインが「チキンブリトー食べたい」と店主にワガママを言っているのを目撃。
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チキンブリトー↑

もうボインなお乳に惚れちゃったオッパー君…じゃなくてホッパー君は颯爽とナンパに突撃します。
「5分くれ。君の為にチキンブリトーを持って来る」とだけ言って向かいのスーパーへ突入します。
あいにくスーパーも閉店。
しかしオッパイ美女の気を引くためなら悪魔に魂も売ってやる!と言わんばかりに、店の裏から不法侵入しちゃうホッパー君。
BGMはもちろん、泥棒BGMでおなじみの「ピンクパンサー」。(ベタにもホドがある)
天井をぶっ壊し、店の床に痛い尻もちをついてなんとか侵入成功。
しかし警察のスタンガンに倒れつつ、彼女にチキンを渡して気絶します。美女は見事にノックダウンした模様。
 
そして兄貴に、更生を兼ねて海軍の入隊を勧められ、5年の月日が流れました。
その日ハワイでは、日米を中心とした国際大艦隊による大演習が行われておりました。
米海軍「ジョンポールジョン」艦長にまで昇進したホッパー君と海上自衛隊「みょうこう」艦長の長田氏は、日米のサッカー親善試合のペナルティ騒動で喧嘩を始めてしまいます。
 
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海上自衛隊イージス艦 みょうこう。
このあたり、ノリがモロにアメリカ臭いですw
本編序盤のスポーツ試合で主人公とライバルor相棒がいがみ合いのキッカケを作ってしまうというのは、B級戦争モノのテンプレなのかな?
バーホーベン監督の「スターシップトゥルーパーズ」も、序盤のアメフト試合で主人公と恋敵が喧嘩始めたし。

そういや同じくB級自動車ホラー映画の「クリスティーン」でも、アメフト試合会場で恋敵が修羅場目撃してややこしいことになったな…。
 
 
閑話休題。
「サンプソン」艦長の兄貴と米海軍艦隊司令官は、海軍でも騒ぎを起こす弟ホッパー君にもうウンザリ。

兄「オメーなんてことしてくれたんだ、能力あってもクビになっぞオメー」
司「もう面倒みてらんねえ!演習終わったらクビだクビ」
流石に落ちこむホッパー君。無職に逆戻りなんてもう嫌だ。
しかし天はホッパー君を見捨ててはいなかったのです。でも半分見捨てるけど。
 
一方、ハワイのパラボラアンテナ施設ではちょっとした騒動に。
エイリアンがいるかもしれない惑星を発見したので電波を送ってたら本当に宇宙船が来ちゃったという超展開。
5つの物体が、きれいに編隊を組んで地球に大気圏突入したが、一個はなぜか人工衛星に衝突して中国の香港に墜落。中国銀行タワーが崩落して9.11を越えそうな大事件になってしまいました。
…エイリアン達はなんで衛星避けられなかったんだろう。…マヌケ?
そこへ、大演習中の国際艦隊がそのうちの3隻にコンタクトしちゃってさあ大変。
海に浮かんでた宇宙船が目を覚まし、いきなりバリアを展開します。
何が何だかわからないけどとりあえずこちらが汽笛を鳴らして警告したら、超音波波動を発信。
電子機器がことごとくやられてしまいました。
 
こりゃあやばい!応戦だと言わんばかりに主砲発射。
・・・これがいけなかった。
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左:サンプソン(兄貴の船) 右:ジョン・ポール・ジョン(ホッパー君の船)
 
敵はこちらをロックし、ランチャーらしきものを展開、発射。
そこまでトンデモな超兵器ではないにせよ、次から次へとくっつき爆弾を投擲してきます。
チンケな主砲しかもたない、使い物にならないレーダーを頼ってたイージス艦じゃまともに敵のデカ船に攻撃できず、初めはただただやられっぱなし。
アメリカのイージス艦「サンプソン」も日本の「みょうこう」も大破轟沈。
コンタクトして唯一生き残ってたイージス艦「ジョン・ポールジョン」に、海上自衛隊の長田艦長が救出されてひとまず敵の船から逃げます。
どうもエイリアンは、こちらから攻撃したり接近したりしなければ、特に何も危害を加えてこない模様。
 
敵は今度はハワイ本土に向けて、無差別破壊兵器を空高く発射してしまいました。

まるでミスタードーナツのフレンチクローラーというか
コンバトラーの超電磁ヨーヨーみたい。
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その攻撃のおぞましさはまるでガンダムF91の「バグ」。
ハワイに駐機していたヘリコプター部隊を一つ残らず執拗に追って引き裂いては砕いて落とし、保管倉庫や兵舎を突き抜けては八つ裂きにして破壊の進撃!!
今度は市街地の高速道路を狙って切る!切る!
砕いて片っ端から崩落させ紙屑のようにバラバラに引き裂いていきます。
 
あらん限りの破壊! 筆舌し尽くせぬ破壊!!破壊!!!破壊!!!
 と に か く 破 壊 !!!!!
もはや背徳感も気にしなくなってしまうばかりの爽快ですさまじい破壊のオンパレード。
最近のアニメ・ゲームでもこうはいきませんね。
「機動戦士ガンダム00 劇場版」で、ガデラーザが大量のファングを使って木星探査船を縦横無尽に破壊しつくす迫力のシーンがあるのですが、あれが唯一近いですね。
破壊が破壊をたたみかけるような怒涛のシーン。
 
「破壊の限りを尽くす矢継ぎ早なシーン」というのは、アニメではたくさんあるようで実はなかなかありません。
先ほどあげた「ガンダムF91」のバグによる市街地襲撃シーンも、怒涛の破壊というよりは無差別に人間を容赦なく襲うというだけで、押し寄せる濁流のような勢いは全くありませんでしたし、
エヴァンゲリオンやマクロスでも大概はN2爆雷だのミサイル一斉発射だので1画面1シーン内に火球がドドドと上がる演出が主でした。
超兵器クローラーによる大破壊シーンは、おぞましさと同時にある種の新鮮な爽快感も感じられるのではないでしょうか。
 
話は戻りまして。
ナガタは「ミサイルロックの出来ない相手にどうやって攻撃を与えるか」についての方法を考えます。
それが、「潮流センサーの海洋ブイのデータを使って敵の動きを予測し、予測到達ポイントにミサイルを打つ」というもの。
ブイは艦の周囲何キロにも渡って規則正しくマス目上に存在しており、要所要所の波の大きさの変動データから、海洋上の敵の位置と進路を断定します。
敵が近付いたら、ミサイルの着弾時間と敵の移動時間を計算に入れて予測点に対艦ミサイルを打ち、命中させるというのです。
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これが、まさにこの映画の元ネタとなったボードゲーム「バトルシップ」の再現場面なのです。
無事、(たった2発ずつのミサイルで)敵を撃滅したものの、3隻目の敵艦が戦術を察知して不規則な航路でホッパー達とナガタ達の乗るイージス艦に接近します。
「敵の兵士達は、どうも太陽に弱いらしい。」
一度敵の兵士を捕獲していたホッパー達は、敵の正体にショック。
まさかメトロイドのサムスに会えるなんて!(中身オッサンだったけど)
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敵は予想外にも、地球人と大差の無い生命体でした。
戦闘スーツのヘルメットにはサンバイザーが仕込んでおり、しかも彼らの目玉は爬虫類に近いとのこと。
「ならば、太陽を浴びせた瞬間に敵艦をヤる!!」
敵の船をおびき出し、ハワイの島を使って上った太陽の光がちょうど敵の船にかかる瞬間、
ナガタとホッパーはアンチマテリアルライフルで敵艦キャノピーを狙撃して破壊。
太陽に怯んだつぶらな瞳のエイリアン達は困惑します。
 
「いまだ全弾発射! 打 ち こ め !!」
 
もう容赦入りません。
ありったけの主砲、ミサイル、機関砲、全兵士が敵の船にありとあらゆる全ての火器をぶち込みます。
爆音、爆音、大爆音。
むせ返らんほどの火器の噴煙が立ち込めてもなおオレンジの曳航の群れが一体を赤く染める!
またしても破壊のオンパレード、爆音祭り。
ギリギリまで続いた静寂が、一気に血沸き肉躍る炎の大合唱へと変わるカタルシスは最早格別でした。
近年の映画では、大災害による一方的な被害的破壊は数限りなく描写されてきたものの、
こちらから一方的に敵を容赦なく破壊しつくすという展開はあまり無かったように思えます。
 
情けなんていらない、敵は悪のエイリアン!やられたらやり返してナンボじゃい!!!
しかし敵のエイリアンもただただやられるだけでは終わらせない。
死にかけの船に鞭を打って、ギリギリで例のドーナツ兵器をイージス艦に投擲!
もはや全弾撃ちつくし、丸腰になった船にはなすすべなし。
 
数限りない死と爆発を引き起こしながら隅々まで徹底的に破壊の嵐に埋められていく、地獄の釜戸となったジョン・ポールジョン艦。
崩れ去り鉄塊と化した船尾から命からがら飛び降りるナガタとホッパーは、最後に残されたハワイ唯一の「対抗戦力」を見つけます。
そう、兵器・戦艦フリークなら知らぬ者はいない…「戦艦ミズーリ」!!!
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湾岸戦争以来、真珠湾で記念館として飾られている、70年前の時代遅れの老兵艦。
しかしそんな時代の遺物の扱い方なんて今のイージス艦乗務員が知るわけがない!
そこで続々とミズーリ甲板に集結し始めた、太平洋戦争時代の老兵たち。
彼らはミズーリの動かし方を熟知し、若い米海軍兵士たちに使い方を即興で叩き込みます。
「記念艦」の横断幕を外し、エンジン点火。弾丸をこめ、かつての海の王者に命を再び吹き込みます。
重々しいエンジンが始動し、繋留鎖を焼き切って大海原へ旅立つミズーリ。
その姿は、日本人から見た「宇宙戦艦ヤマト」が再び浮上するあのシーンと同じ物を感じるのかもしれません。
 
そして対峙するミズーリと敵戦艦。
「敵を見ずして敵を見る」。
まるで、日露戦争の東郷ターンのように錨を使って急転回し、敵の投擲爆弾を回避。
ホッパーが叫ぶ、「砲撃開始!」
ほくそ笑む老兵。「くらえクソども」
ミズーリの主砲副砲を一斉に向け、ついに堰を切ったように雨あられと火の雨弾丸の砲弾の雨を降らせます。
兵士の機関砲が、対空砲が、そして9門の大口径砲弾が敵を撃滅せんとばかりに精いっぱいぶち込まれ、
敵艦は装甲が引き裂かれ、爆破が爆発を呼び艦影が業火にひしゃげていきます。
シアターは耳をつんざかんばかりに爆音の連続大合唱。
 
撃つ、当たる、爆破する。このトリルが終わらないリズムが続く続く…。
今度は相手を破壊!破壊!
いやもう壮観っていうか爽快っていうか。
「やれ!やれ!もっとやれ!どんどんやっちまえヒャッハーーー!!!!」
その清々しさ気持ちよさに、年甲斐もなく小躍りして大興奮しましたね。
こりゃあカタルシスがハンパないですよ。こんな映画、マジで久しぶりです。
今回の映画のように「ようやっと思い切りぶつけてやったぜ!主砲で木端微塵にしてやったぜ!」っていう活躍を映像で見れたのはある意味幸運かもしれません。
 
どうせ敵は敵性エイリアンなんですから、「友好的じゃない!乱暴な映画だ!」と思う人はお門違いです。
デカイ強い主砲を思い切ってぶつけてやる爽快な映画。
それが「バトルシップ」です。
素晴らしい映画ではないですか。
 
そして何より、テンポがいいのです。
決して、「よく考えずノリだけで作っちゃいました、テヘ!」みたいな無様な映画ではありません。
とにかく「見ててイライラしない」のです。
メリハリをつけ、静かに押しとどめるとこは押しとどめ、そして一気にそれを絶好のタイミングでぶちかます!!
もう遠慮はいらない、一気にぶっ放せ!!!

監督、非常にスマートに作ったと私は思いました。

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徹甲弾をみんなで運ぶシーンが泥臭くて好きでしたw

でも敵の
武器が人を襲わないバグとGNミサイルってのが妙にw
レーザー使われると冷めるので、ある意味ではよかったです。
まあエイリアンの武器がしょぼいのと、チャキチャキちんぴらみたいにやってたのはかなり評価低いですけどねw「しょぼ!」って。

2012/5/1(火) 午後 11:44 [ たんそdeモノコック ] 返信する

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たんそdeモノコック様
あー!あのシーンいいですね!
ザ・軍人劇って感じが。ああいう不器用ながらも着実な努力をさせるっていう、丁寧な描写も多くて良かったです。
しかし、あんなに簡単に主砲って大破するもんなんですかね?戦艦大和なんて相当主砲は頑丈にしてたって聞いたんですけど。ああ、宇宙人の爆弾技術だからかww
敵のローリング兵器、人間と生物には全く興味を示しませんでしたね。直接的な殺傷は彼らの騎士道に反するということなのでしょうか。あくまで無機物・構造物への破壊に集中してたという…。
エイリアンの武器、かなり原始的でしたねw
メガトンパンチかよ!みたいなw

2012/5/2(水) 午後 0:35 [ コスオルモス ] 返信する

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