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勝手にメカデザインを切ってみた

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Q:好きな量産機は何ですか?
 
 
 
A①:ザクⅡ
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王道ですね。
説明する必要無い位。
でも最近バソダイさんのせいで食傷気味なザク。
 
この5年の間に、一体どれだけのザク2を発売したのかなバソダイさん・・・???????
 
 
A②:ジム改
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出渕氏のリファインした次世代ジム。
普通にシンプルでありゴツくもあり、カッコイイ。
個人的には宇宙カラーの方がカッコイイ。
これ、一年戦争に参加してた設定になってるそうですね。PS3「ガンダム戦記」のア・バオアクー戦に参戦してました。
 
 
A③:ジン
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SEED世界初の量産MS。
最初期量産機のくせにもう羽根つきですよ。生意気というかカッコイイ。
ゲイツもいいけど、やっぱり騎士っぽい意匠を匂わせるザフトMSはカッコイイ。
なんでこれが変なザクモドキなんかに世代交代したんだ…
 
 
A④:ティエレン
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説明不要。
ようやくガンダムMSに近代的なデザイン反映が施された。
ずっとガワラデザインでガラパゴス退化していくのは忍びないと思って多分、福地氏のデザイン登用は良かった。
 
 
 
A⑤:サザーランド
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ローラーダッシュする暴虐帝国の尖兵たち。
数の暴力を振い、植民地に圧政を敷く姿は某ドイツ帝国の某親衛隊のごとくな威圧感、そして憎らしさ。
これぞ「悪の帝国の軍隊メカ」ですわ。
でも・・・空飛んじゃってなあ・・・種死のウィンダムみたいになってからは・・・
 
 
A⑥:M9ガーンズバック
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米軍のテスト機から派生した、先行量産型。
後に、正式な「M9A1オリジナル」と分けられるべく「ミスリルM9」と呼称された、「本当の意味でのオリジナル・ガーンズバック」。
この辺のホントの兵器っぽい派生がイイですね。
 
あれですね、ラプターで例えると
 
F−22の原型YF−22 → 米軍のXM9公試型
F−22最初期生産型「EMD試験機」 → ミスリルM9
F−22公式量産型 → M9オリジナルガーンズ
FB−22爆撃機型 → M9A1アーマード
こんな感じなのでしょうね。
 
 
 
A⑦:Rk−92サベージ
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説明不要。
T−72戦車など、簡素で大量生産できる兵器がお家芸のソビエト連邦の量産AS。スターリン戦車でもあり、Mⅰg−21でもあり、ハインドヘリでもある。
ゲリラ兵でも、ある程度知識があれば容易に使え、そして正規軍ですら無視できなくなる強大なインスタント戦術兵器。
「中東ゲリラに愛されたロボット兵器」という、現代戦争の背景を掴んだ画期的なアニメロボだったと思います。
 
ぶっちゃけガンダム00のティエレンはサベージの設定をパクってると思う…
 
 
 
 
 
ロボアニメにおける量産機というのは、まあ大概ヒーローメカの的でありやられやくでしかない訳ですが、
だからといって量産機をおざなりなモノにすると、非常にチープというか、「ああこりゃースタッフ全然やる気ねえわーこれ」と思わせてしまうという、存外にデリケートなモンなんですよねえ。
 
量産機の技術力はすなわち、世界観を示す要素でもあるわけですから。
 
だからね、種死は大大大失敗したねん・・・ブツブツ。
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さて、私は一つあることに気づきました。
 
それは、「フルメタルパニック! THE ANIME MISSION」ムック本内、
アーバレストに関する記述の分について。
「公式の記録によると、M9の試作機であるXM9は、アメリカ軍で6機製作されていたことになっているが、実はこの潜水艦が所属する組織(ミスリル)により、追加で3機が製作されたのだという。その内の一機、『C−001号機』を改修して生まれたのがARX−7。」
 
そしてもう一つ。「終わるデイバイデイ 下」のマオとクルーゾーの会話にて。
「(黒いM9が)ジオトロン社のドルトムント工場で2機だけ試作された、<鷹>というタイプだ。」
 
 
ミスリル特注の3機の試作機M9の内、一機はARX−7アーバレスト、一機はM9Dファルケとなった。

「では、最後の一機の試作M9はどこへ?」という疑問を持つ読者は、どれだけいただろうか。
 
これに関する答えは、現在公式的な見解は示されていない。
アーバレストとファルケの共通項は、「ラムダドライバ」である。アーバレストは搭載に成功したが、ファルケはバニの死亡により搭載不可能となってしまっている。

つまり、あともう一機のXM9についても、ファルケと同様、ラムダ無しの状態になっていると考えられる。
 
しかし、試作機といえど最新鋭の陸戦兵器である。核融合電池を搭載した最新兵器XM9に埃をかぶせたままメリダ島に放置していたとは考えられない。
「猫と子猫のR&R」冒頭のテッサとマデューカスとのやりとりでも見られた通り、ミスリルの資金は物語冒頭〜中盤においても、決して潤沢ではないことが見受けられる。兵器と兵隊の資金やりくりに苦労している以上、上記のようなことはあり得ない。
 
 
-① 囮になり、接収されたARX−8の原型説
そこで考え付くのが、“本来の「ARX−8」計画”である。
 
「つどうメイク・マイ・デイ」にて、ハンターがアマルガムの検閲で囮になるために偽装トレーラーでASを輸送している場面がある。
ここでアマルガムに接収されたASの名前も、「ARX−8」であった。名称も形状も明かされなかったが、劇中の説明では「M9E系列をベースとしたラムダドライバ搭載機」であったとのこと。
そのラムダドライバ容量はアマルガム機の数倍にも及ぶもので、戦力的には十分脅威になるものであっただろう。
 
普通に考えれば、既存のM9を改造し、レナードたちの目を晦ますフェイク囮として用いたという推測が成り立つ。
賀東氏の説明によれば、このARX−8こそが本来のARX−7後継機であり、アーバレストの開発系譜に該当する機体になる予定だったという。
 
対して、アルを搭載したアーバレストの残骸を強化し、最後まで戦い抜いたARX−8こそがイレギュラーだった。
この流れは、「燃えるワンマンフォース」エピローグのハンターの発言からも裏付けられる。
「(機体の名前は)ないです。もともと存在しない計画だったそうですからな。ただ、まあ、強いて番号を付けるなら--『ARX−8』です」
 
本来、レーバテインとなったこの機体は存在していなかった。
M9の試作機の開発系列からは外れているASであったのです。
 
では、囮となった本来のARX−8は何だったのか。
 
そこで、疑問であった「三機目の試作機M9=二機目のM9Dファルケ」の謎が解けます。
この正式開発系譜の上にあったARX−8こそが、その三機目試作機M9だったのではないかと。
 
もともとはラムダドライバを搭載する予定の機体であったため、改めてラムダドライバを搭載したARX−7の後継機として設計しなおされたのだとしたら、すべて納得がいきます。
 
なにより、当時の壊滅状態のミスリルに最後に残されたM9ですし、レーバテインの裏で苦肉の策として、ラムダドライバ搭載の切り札を装うために、そのような改造を施されていたとしても不思議ではありません。
イメージ 1
M9進化系譜考察 A案 三機目のXM9が、囮になったARX−8だった場合
 
 
 
 
-② ARX−8レーバテインの部品化説
 
一方、違う考察はできるだろうか。
私が当初考えたのは、囮のARX−8説ではなく、
アーバレストを改修し、レーバテインとなった方のARX−8の部品として使われていたのではないかと言う説だ。
 
その根拠は、レーバテインの大腿部〜足部形状
良く見ると、M9D系列に共通するデザインがあり、装甲の増設されたスネの構造も似た物を感じます。
性能的に考えると、レーバテインの脚力は大出力ジェネレータに比例した莫大な物になるでしょうから、
恐らく装甲増設した故に太くなったファルケとは内部構造が大きく異なる可能性も否定できません。
 
ですが、大破し手足のもがれたアーバレストに、ラムダドライバ非対応のM9E系列のパーツを継ぎ足すのは非常にリスキーです。
 
「揺れるイントゥザブルー」にて、レミング中尉が「アーバレストのスペア部品はもう無い、次からは通常のM9の部品を付けることになる」と発言しております。
アーバレストはラムダドライバ対応機専用の骨格を持っており、それによって指先や腕から不可視の衝撃波を出すことが出来ているため、そのフレームを持っていない通常のM9のパーツを付けることはそのままラムダドライバへの対応力の低下を示唆します。
 
イメージ 3
腕のフレームが変われば、こういう芸当も出来なくなります。
 
それに対し、追加試作されたXM9は、ラムダドライバを搭載する可能性を考慮して製造されておりました。
つまり、ファルケと問題のXM9は、アーバレスト同様のフレームを使用している可能性が非常に高いと考えられます。
 
そう考えれば、アーバレストをレーバテインとして改修する際、XM9をラムダドライバ対応の性能を保つために部品取りとして使ったという可能性は低くないと考えられます。
 
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M9進化系譜考察 B案 三機目のXM9が、レーバテインの部品になっていた場合
 
この場合ですと、囮にして廃棄されたARX−8は、ミスリルのどこかしらかで余っていた通常のM9を、”見せかけのラムダドライバ”を付けて製造したものであったと考えられます。
 
レナードをも騙した”見せかけのラムダドライバ”をどこから調達したのか、この原型にできたM9一機が本当に当時のミスリルに残っていたのか、この二つが非常に大きな疑問になりますが、おそらくはそれまでに撃破したコダールのものを使ったと感がられるのではないでしょうか?
注目点② M6M9の派生機
 
F−15イーグル戦闘機は、通常の防空任務のC型の他、複座型のD型爆撃用のE型航空自衛隊仕様のJ型ステルス改装型のSE型等、様々なバリエーションが作られています。
 
イメージ 6イメージ 7
(C型 D型)
 
 
イメージ 9イメージ 8
(E型 J型)
 
イメージ 10
(SE型)
 
それと同様に、M6にも各任務や輸出国によって派正機が生産されています。
劇中で確認されている特別仕様が、米海兵隊仕様の「ダークブッシュネル」南中国軍に配備されている「中国軍仕様」陸上自衛隊仕様の「96式」がそれです。

また、2010年のドラゴンマガジンに収録された世界観解説イラストでは、本格的な生産が始まった「初期量産型」NATO中東戦争介入時の「市街地戦仕様」「在韓米軍海兵隊使用」も作られているようです。
 
 
 
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「ダークブッシュネル」:米国海兵隊に配備、湾岸部に強襲上陸することを想定されているため、腰の後ろに大きな増加装甲が装着されている。
頭部には追加装備として機関砲が設置されている。
国家内で正式採用されている第二世代ASの中では最高の性能。
ちなみに、「つどう〜」にて宗介がレナード邸を襲撃する際、この機体でヘリボーン強襲を行った。
(F−15の改造型であるF−15Eストライクイーグルをモデルにしているものと思われる)
 
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「中国軍仕様」:香港事件にて南中国軍が警戒のため投入していたが、多くはコダールm型の攻撃の餌食となった。
詳細な仕様は記述無し。
 
 
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「96式」:日本の重工各社が米国のM6をライセンス生産し、国土運用に合うよう改良した機体。ヘリでの運搬を考えているため、肩にフックが装着されている。
赤外線追跡ミサイルへの対策のためか、M6の背中の排気口がなくなっているが、どこに移動したかは不明。
全体的に曲線的なラインで統一されており、複座型の機体や騎馬戦用の合体型も存在している。
マッスルパッケージ(人工筋肉)は日本製であるが、戦術的・技術的なノウハウの不足からイスラエル製や米国製に比べ高価で割に合わない。
(F−16を元に製造した空自のF−2戦闘機の費用対効果の悪さをオマージュしているものと思われる)
 
 
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「市街地戦仕様」:資料が一枚の背面イラストのみであるため、所属国家は不明。おそらくは中東の西側国(イスラエルorサウジアラビア?)であると思われる。カラーはサベージと酷似したサンドイエロー。
各部には、中東市街地戦ならではの装備であるRPG対策のチェーンカーテンや、特殊装甲板、金属ネット策が設けられている。
 
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これらの装備は、現実的にメルカバ戦車が装着しているものと同一である。
 
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「在韓米軍海兵隊仕様」:資料はイラスト一枚のみ。ダークブッシュネルが採用される前の機種を使用していると思われる。
銃は通常のアサルトライフルではなく、グリップの大きいタイプのアサルトライフルを使用しているとみられる。
米韓軍事演習で使用された。

 
 
後継機であるM9のほうは、現在あまり派生機の存在しないF−22同様、試作型以外のバリエーションは多くありません。
劇中で確認されている仕様が、マオ等の上官の乗る「指揮官仕様」ミスリルインド洋部隊の「砂漠線仕様」(アニメ1stシーズンのみ登場)、クルーゾー中尉の乗った試作派生機の「M9Dファルケ」宗介の搭乗機「ARX−7 アーバレスト」米軍のデルタフォースに正式先行配備された「M9米軍仕様」のみ。
主に、物語の主軸に絡む機体が多いのが特徴となっております。
 
 
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「指揮官仕様」:頭頂部に大型のブレードセンサーが搭載され、主眼カメラのスリットが細くなっている以外は、通常型のE系列と差はない。
指揮系統用の通信機が備わっている他、ECM(電波妨害)を行うことが可能。
  
 
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「砂漠戦仕様」:基本的にミスリル太平洋戦隊の機体のカラーリングをカーキ色とブラウン色のツートンカラーに塗り替えただけであると想定される。
劇中にて詳しい描写は無かったが、砂漠への運用を想定し、吸入口の防塵フィルターの設置や足部の設置面積・アクチュエータの稼働率変更などが通常型と異なると考えられる。
 
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「M9D ファルケ」:通常型のE系列に比べ、頭部に追加アンテナや二つ目のセンサーが装備されている点で大きな違いがある。
肩部装甲、大腿部装甲もE系列より厚く強化されており、格闘戦に特化させている傾向が見られる。
本来は、アーバレストと同様、ラムダドライバを搭載する予定であった。
 
 
 
 
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「ARX−7 アーバレスト」:通常型のE系列をラムダドライバ搭載型として最適化したもの。ラムダドライバ搭載に伴い、展開式の放熱冷却装置やラムダドライバ伝達用のフレームが内臓されている。
頭部形状はE系列とは全く別物で、ファルケと同じ双眼式センサーと、武装を一時的に懸架するハードポイントが増設されている。「巻物を加えたニンジャ」のような特徴的な顔をしている。
基本的な性能はE系列とほぼ同一。ラムダドライバの発動以降に大きな意味がある機体。
 
 
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「米軍仕様」:「つどう〜」のレナード邸襲撃の際のみに登場した米軍正式採用機。頭部や肩部の装甲がやや異なるという説明から、M9Dファルケに近い形状をしているものと推測される。
「フルメタルパニック!Σ」にて、不鮮明ながら背面の形状を確認できる場面がある。
左肩はファルケのような曲線アーマーであるのに対し、右肩は通常型と同じシールド装備装甲である。
頭部は前面が通常型であるのに対し、後部にはブレードアンテナが装備されていた。
性能の仕様を断定できる資料が現在存在しない。
メリダ島事件後、世界に存在するM9はこの米軍仕様のみとなった。今後生産が拡大していくものと思われる。

(「燃える〜」にて敵役として搭乗した地中海戦隊仕様のM9もありますが、カラーリングや仕様についての描写が一切無かったため、ここでは割愛させて頂きました)
 
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フルメタに登場する人型兵器、ASアームスレイヴ ≒ 強襲機兵)。
フルメタにおいて、主に描写される陸上兵器は「M9ガーンズバック」「Rk−92サベージ」でした。
 
第三世代型であるM9ガーンズバックは、西側諸国で主力として使用されている第二世代型「M6ブッシュネル」の後継機として米国で試験開発されているAS。そしてM6と同じ第二世代機であるサベージ全世界の各地で運用されているソ連製安物AS…という設定です。

原作及びアニメにおいて、いわゆる「味方量産機」「敵量産機」という立場で描写されており、ガンダムでいう「ジム」「ザク」と同等の描かれ方をしています。
殊にメカの立場が「キャラ劇の背景or小道具の一部」として徐々に追いやられていった00年代アニメ作品の例外に漏れず、「場面を盛り上げる黒子」という形で描かれるイメージが定着していたようにも思えます。
 
しかし、よくよく内容を見ると、これらが決して「タダの背景小道具」で片づけられるようなシロモノではないことがお分かりになるでしょう。
 
私は、フルメタをとりあえず「ロボットに異様なまでにフィーチャーした作品」という視点でもって、これからご紹介および考察をしていきたいと思います。
 
 
注目点① M6M9Rk−92の描写
 
まず、おおざっぱにM6とM9とRk−92の劇中描写について説明します。
 
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アニメでは1stシーズン第13話「猫と子猫のR&R」にて、原作では「燃えるワンマンフォース」「つどうメイクマイデイ」にて数回活躍したのみのM6ブッシュネル
アニメでは淡々と「旧世代機」としてしか紹介されず、原作でも巻末設定を読まない限り、読者にとってはほとんど印象に残ることは皆無であったと思います。
しかし、情報に恵まれなかったM6の存在意義は、設定的に考えるととても兵器として説得力のある物であったように思えます。
この機体は、フルメタの世界において「西側諸国が“現在”運用している主力機で、ハリウッド映画にも登場する比較的ポピュラーなASとされています。
―(( 「比較的ポピュラーなAS」、という概念の説明(引用:戦うボーイミーツガール)も非常に興味深いところです。フルメタの世界はロボット兵器が(不自然なくらいに)浸透しており、一般庶民にとってすらその存在を疑わず、大衆娯楽を通じてようやくその存在を認知している人間すらいる、という綿密な世界観の裏付けをこの一文で行っているのです。
同様に、同じく「戦うボーイミーツガール」の冒頭、物語の始まる扉ページは、ASの英単語和約分とフルメタ世界の辞書説明文の一節から始まるという、現在においても前代未聞の始まり方をしているのです。扉の前の時点で、読者をフルメタ世界に引き込もうという、賀東作者の意図が垣間見えます。

同じロボット系の比較としてガンダムの小説も読んだことがありますが、庶民的な感覚から見たMSの説明というものはほとんどなく、いわゆるどこぞのMSはこれくらいの性能で〜という表記が主でした。 ))―
 
 
このM6の立ち位置、現実的なミリタリーの意味で翻訳すると、F−15イーグルになるのでしょうか。
現在西側で運用されている兵器のジャンルにおいては一番ポピュラーな機体と言えましょう。
 
イメージ 6

イーグルは映画「エアフォース・ワン」「ベストガイ」「ウルトラマン」「ゴジラ」に出演している他、アニメ「機動警察パトレイバー」にも登場しています。
劇中でも、資本主義側の南中国軍が採用しています。
 
 
 
一方、M9ガーンズバックについて。
もし兵器事情に詳しい方なら、もうお分かりかと思いますが。
そう、主人公たちがいち早く運用している新世代機M9ガーンズバックは、F−22ラプターに該当するのです。
M9はM6と比較にならないくらいの隠密性、不可視化によるステルス性を実現しており、ラプター同様に非常に高価格な量産兵器であるとされています。
 イメージ 3イメージ 4
実際、主人公組織「ミスリル」は世界最先端の技術を結集しているといえど十分な資金を持っているわけではなかったため、M9という兵器を思う存分使用するということはできませんでした。
 
現実世界でも、F−22ラプターはステルス性の維持のための費用やスーパークルーズエンジンの整備の煩雑さから、世界一台所事情に恵まれている米空軍ですら生産数はかなり少なくなったという事例が発生しており、
兵器の高性能化による軍組織の悩みがそのまま反映されているというべきでしょう。
 
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また、軽量化によりM6よりも優れた運動性を獲得したM9といえど、最大出力に関しては核融合電池の限界があるようです。その為、旧世代機のM6に対して場合によっては力負けするという、機械の性能向上の対価がきちんと存在している点にも注目しなければなりません。
劇中では、「燃えるワンマンフォース」にて、サベージの粗っぽい戦い方に精密機器の集合体であるM9が力負けするという戦いが描写されておりました
最低限の機器しか積んでいないソビエト連邦製のサベージが最新鋭機であるM9を圧倒する唯一の条件を探し出し、サベージの勝利を導くという大きな見せ場に設定の味付けを持ってくるという、非常に巧みな展開を見せてくれました。
 
 
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そしてフルメタで一番認知度の高いAS、Rk−92サベージ

同世代機であるM6がF−15であれば、こちらはMig−21フィッシュベッドでしょう。
ソビエト連邦を初め、北朝鮮、東欧諸国にも配備されており、東側諸国(ワルシャワ条約機構側?)の陸上兵器を代表する機体となっているとのことで、東西冷戦の軍構造を象徴する機体となっているようです。
(ただし、公式ガイドブックによれば、「戦車大国(ソビエト連邦)の意地」という表現をしているため、サベージはどちらかというとT−72戦車のイメージが強いと思われる)
 
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まさに、現実世界の東側空軍を代表するMig-21そのもの。
台所事情の厳しい国家でも運用が可能であり、そのコスト以上の戦力になりうるという、兵器としては優等生な立場にあるのがRk−92サベージなのです。
その証拠に、「疾るワンナイトスタンド」でテロ組織代表のセイナはこのサベージたった一機を使って日本国防衛技研を制圧完了している他、宗介も「燃える〜」にて弱小チーム・クロスボウの運用する旧型サベージで整備不良のままにおいても多くのASを撃破しました。
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セイナの駆るサベージ。自衛隊の装甲車部隊を数秒で壊滅させるほどの戦力。
 
Rk−92の「Rk」ですが、これはサベージを設計したソ連の兵器研究所「リャカ(Ряка=Ryaka)」の名前だそうです。同様に次世代機のZy−98の「Zy」は「ゼーヤ(Зеяа)」からとのこと。
おそらくネーミングモデルは突撃銃の「Ak−47」の「Ak」でしょう。
また、「サベージ(蛮族)」の名前ですが、これはあくまで欧米諸国が略称で付けているだけで、ソ連内では「サベージ」という名称を使いません。
また、なぜ「サベージ」という名前を付けられたのかにも理由があります。
西側には兵器のジャンルによって敵陣営側の兵器の略称頭文字を決めるという風習が現実的に存在するのです。
戦闘機はFighterの頭文字で名づけ(Mig−21フィッシュベッド・Mig−25フォックスバット等)、戦闘ヘリはHelicopterの(Mil−24ハインド、Ka−50ホーカム)というように、
Rk−92の場合はArmSlaveであるので、SlaveのS始まりの単語でペットネームを付けられるようです
サベージ(Savage)だけでなく、旧世代機Rk−89は「シャムロック(Shamrock)」、次世代機のZy−98は「シャドウ(Shadow)」という形で、ソ連側の機体には徹底的にS始まりのネームを付けられております。
 
ペットネーム由来については、航空ファンの間では有名な事だったりするのですが。
作者の賀東さんもかなりの兵器ファンなので、このあたりの事情を知った上でのお遊びだったんだと思いますw
 
機体の世間の認知描写現実世界の兵器の模写&リンク兵器性能のシビアなペイロード概念国家陣営間のペットネーム由来・・・。
 
これらの描写をさりげなく、かつ物語の怒涛の展開に馴染ませていた「フルメタル・パニック!」は、もう少し評価されても良いのではないでしょうか。

今の「マイナーなロボット系ラノベ」程度の地位では、非常に居た堪れないように思えてなりません。
 
アニメの戦闘機といえば、何を想起しますか?
 
ほぼ8割は「超時空要塞マクロス」って答えてくると思います。
マクロス。自分は昔はあまり好きではなかったのですが、最近では大好きです。
自分はVF−0フェニックスでマクロスの戦闘機に初めて惚れました。
 
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アニメ「マクロスゼロ」での登場のさせ方もうまかったと思います。
初めに主人公のシンは「F−14トムキャット」に乗って戦場に出ます。反統合軍の「Mig−29フルクラム」を撃墜した後、突然ヴァリアブルファイター「Sv−51」に撃墜されてしまうのです。
 
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シンは落ちた先の原住民族の村に保護されるのですが、「Sv−51」の出現に対しシンの属す部隊は「VF−0」を投入。
海岸で立ち尽くすシンの目の前で、新世代同士のヴァリアブルファイター同士の戦闘が始まるのです。
 
この
(統合軍)  F−14 → VF−0
(反統合軍)Mig−29→ Sv−51
という、二本の進化の道がそのまま後の「VF−1」へと繋がっていく現実の戦闘機とのリンクに惹きこまれました。
 
自分としては「未来の兵器」というのは必ず「現実の兵器の延長線上」にないとあまり気に入ることの出来ないタチでして。
フルメタのASも、現実の兵器の進化と相互にリンクし合ってるという設定に引き込まれたクチ。
ガサラキのTAもそうですね。陸上自衛隊の兵器のアドバンスとして採用したあたりの設定はとても良かった。
 
そして「愛、覚えていますか」のVF−1
 
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もはや戦闘機メカの代名詞といっても過言ではないほどの存在感。
やはり「戦闘機 → 足生え戦闘機 → ロボット形態」という、三段階変形があまりにも斬新だったのがウケ他のだと思います。
自分としては、戦闘機 > ロボットなので、心のそこからVF−1シリーズに惚れたわけではないのですが、
それでも落ち着いてみると、VF−1はF−14とアニメメカをうまく折衷したデザインだなと感じました。
 
「マクロスプラス」のYF−19、「マクロス7」のVF−19
 
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「前進翼」デザインを前面に押し出したデザインは、バルキリーシリーズの新しい扉を開いたことでしょう。
地味な兵器路線を貫いたYF−19、派手なヒーローロボット路線にしたVF−19
お互いに相容れない要素を併せ持った19シリーズですが、間違いなくこの機体ほど様々なファンを生んだVFはないと思います。
 
今では、機体のファンブックも売られていますね。
 
 
そして「マクロスF」のVF−25
 
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これまでのVF−1、(後付ではあるが)元祖VFのVF−0、そして新世代感を植え付けたVF−29の総まとめとして設計されたVF−25は、デジタルアニメ時代を背景に、アニメ塗りの3Dモーションで動くバルキリーとなりました。
VF−25はそれまでのバルキリーよりもさらに独自のカラーや出番を抑えたため、YF−19ほどのカリスマ感は控えられているように思えます。
 
 
このように、ロボット物の金字塔「機動戦士ガンダム」と並行して、
「超時空要塞マクロス」も、作品の進化に比例してメカデザイン・メカ描写を進歩させてきたのです。
 
常に新しいセンスをVFシリーズ・ヴァルキリー吹き込もうとする、河森監督(自分からしてみれば先輩)の努力の結晶が垣間見えます。
 
 
 
 
でも、ここで言いたいのです。
 
「戦闘妖精雪風」を捨てたらもったいないぞ!!と
 
GONZOさんがOVAとして製作した、老舗SF小説の金字塔「戦闘妖精雪風」。
自分はアニメから入ったクチですが、サッパリ内容がつかめず、内容を完全に理解する為に文庫も購入しました。
 
そうすると「GONZOさん、これはまずかったでしょw」ということに気づかされましたww
 
めちゃくちゃ内容をハブっていたんですよ。重要な、キーワードとなるやりとりをすべてハブってました。
「このチキンブロスは人間だ!」とか、MacPro2とか、「我は我である」とか
GONZOさんはおそらくこの小説のなにが重要なのかを分かってなかったのだと思いました。
 
ですが、まあここではアニメの長所を。
 
やっぱり山下いくとデザインのシルフィードスーパーシルフメイヴ雪風の格好良さ!!
 
 
イメージ 6イメージ 7
 
 
 
スーパーシルフの機首、キャノピーライン、色彩はなかなか考えられるデザインではありません。
また、スーパーシルフに付属する偵察ポッドは、偵察時に羽が展開するのですが、このとき機体の横から見るとなんと「ブーメラン」に見えるようになっているのです
 
イメージ 10
 
この「ブーメラン」は雪風の所属する特殊戦が「ブーメラン戦隊」と呼ばれることにも繋がりますが、
なにより「必ず生きて生還する」という非常なる彼らの生きる意味を表してのデザインであると考えられます。
 
偵察中の形状は、まさに名実共に「零(主人公)の生きる姿そのもの」をあらわしている。
ここはきちんと原作の持ち味、意味を理解していたと思います。
 
んまあ、たしかに、キャノピ後ろにカナードをつけるのは間違いだと思いますけど。
 
原作ではF−15とMig−31の折衷のような、野太いデザインだったのですが。
アニメではその視覚性も狙って、より線の細い洗練された形状にされました。まあ空力的にツッコミどころがありそうなデザインもありますが(ファーンシリーズがまさにそれ)。
 
 
 
イメージ 8
メイヴ雪風。自分は初めてこのデザインを見たときは凄まじい衝撃を受けました。
胴体ラインはSu−47「ベルクト」に似ている為そこまで違和感は無かったのですが、なんといってもこの機首!!!
 
どうやったらこんな複雑な曲線構成を考えられるんだ?って思いました。
曲線的なくぼみがあって、そこに人間の入るコックピットカプセルが違和感なく収められている。
カナードの付き方も絶妙ですね。ここに配置されたカナードの意味は十分に発揮されていると思います。
あえて、インテーク(空気吸入口)を機首に集中させて円筒型にしているのもイキですね。
 
ジェットエンジンの空気吸入口としてはちょっと断面積が足りない気もしますが・・・。
 
 
そして私の一番は、出番が少なすぎることで定評のある量産機シルフィード!!
 
コイツはF−22とSu−35の折衷のような優美さがあります。でも主役機を食わない程度の存在感の控えめップリが最高です。
 
ガンダムで言えば、高級なジムジムカスタムくらいの存在感です。
ですが、コイツの一番の決め手は主翼背面に描かれた「ジャム迷彩」でしょうね。
 
以前、模型の記事でも書きましたが、この意味不明な不規則幾何学迷彩がなによりもこの機体が「山下いくとデザイン」であることを物語っています。
この迷彩が無ければ、ここまでカリスマっぽい量産機デザインとして受け止められることも無かったのではないでしょうか。
 
「戦闘妖精雪風」は、3Dレンダリングでアニメーションが作られており、マクロスFに先駆けてすべて空中戦を3Dグラフィックで描写しております。
それを生かして、機体の複雑な迷彩・カラーリングのモデルをふんだんに用い、見ていてあきさせない映像を作り出すことに成功しています。
 
 
 
 
これより後に作られる戦闘機アニメ「エリア88」のF−14がややノッペリしていて見劣りしてしまうものだったのを考えると、
やはり00年代初期のGONZOさんのメカ演出はかなり先見性があり、技術的にも優れていたことを思い知らされます。
ですがやはり内容の説明がイマイチだったためその技術力が売り上げに生かされてなかったというのが恨めしいですね。
 
その後のGONZOさんも、「鉄のラインバレル」で3DCGを用いた戦闘アニメを作りましたが、これがひどく違和感のあるもので、「雪風」のような洗練性や映像整合性はカケラも残っていませんでした。
今となっては正直、「戦闘妖精雪風」の映像美はオーパーツのようなもんだのではないかと思うようになりました。
 
 
 
当のGONZOさん作品だって、その後ヒットさせたのがあまりCGを多用しない美少女スカイアクション「ストライクウィッチーズ」だったわけですから
もう二度とこの「雪風」のような映像作品が作られることも無いでしょうね・・・。
 
ああ、しまった。雪風のブルーレイを買っておくべきか悩んできた。
 
 
 


(以下、ちょっとグチです)
こういった飛行機のデザインになると躍起になって「あれがおかしい」「ここがおかしい」と突っ込みを入れられるのもぶっちゃて言って、ナ ン セ ン スだと思います。
 
ガンダムSEEDのMSなんてさらに突っ込みどころ満載なのに、羽とビ−ムさえ付けてればいいと言わんばかりの評価を下したじゃないか、と。「あんな羽で飛べるか!」といいたくなるのにあまり突っ込まず、戦闘機のデザインの羽になった瞬間叩きまくり。不公平だろと思いましたねえ。
 
「ロボットなんてアニメのもんだからいちいち突っ込むのがヤボ」と返っくるのが普通でしょう。
大いに結構。ならば、アニメの戦闘機に突っ込むのも当然ヤボではないか?そう思えてなりません。
 
「マクロスはよく考えられたデザインだが雪風はあまり考えられていないデザインだ」といいますが。それはまったく違うと思います。
 
こんなことを言う輩は、マクロスのバルキリーがロボに変形することからわざと眼を逸らしているとしか思えません。
変形と戦闘機形態への移行を含めたデザインとして、マクロスのVFシリーズは本当によく考えられていると思います。ですが、あくまでやっぱりアニメメカとしての見栄えが優先されているデザインです。本当に空力を突き詰めて考えているなら、もっと凹凸の無いデザインになるはずです。
変形だってできるかどうか相当疑わしい。
 
そこへ雪風のメカデザインを「軟派だ」「空力関係がおかしい」と酷評するのは・・・何度も言いますが
 
ナ ン セ ン スとしか言いようがないです。
 
 
私はマクロスのデザインも雪風のデザインもスキです。
ですが、映像作品の生まれた年代でセンスを大別しようとするファン達の意見があまりスキではない、ということを書きたかったのです。

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