ギャラリー おまけ

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原題:Slumdog Millionaire
監督は『トレイン・スポッティング』の ダニー・ボイル
脚本は 『フル・モンティ』のサイモン・ボーファイ
賞:第66回ゴールデングローブ賞:作品賞(ドラマ)/ 監督賞
 :第81回アカデミー賞:作品賞/監督賞/脚色賞 計8部門受賞


う〜ん すごい!
これだけの高額賞金を手に入れる確率って大変なものなんでしょうけれど
でも実は彼がこうして生きていることの確率の方がもっとすごかった って感じかな〜
波乱万丈の奇跡の人生を語る装置として この映画のアイディアはすごいです

今年の イギリス・インディペンデント映画賞(BIFAS)で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀新人賞
トロント国際映画祭では観客賞を取っていて 米アカデミー賞候補の評判も高いとか

タイトルは 高額賞金獲得をかけた 世界中で人気のクイズ番組名 「クイズ・ミリオネア」から

現代のインドを舞台として お金のためにではなく 愛のためにクイズに挑戦する貧民街出身の青年の
ボリウッド風味の純愛物語

               *    *    *    *    *

コールセンターでお茶汲みをしている青年が 番組始まって以来の高額賞金を獲得した
彼はいったいどうやってここまでたどり着いたのか?

A: 不正があった
B: ただの幸運だった
C: 天才だった
D: 運命だった

ついに歴代一位の回答者と並ぶ 賞金額にたどり着いた ジャマイル・マリク(デヴ・パテル)は
新記録を打ち立てるかもしれない 最後の質問を 翌日に控えて 詐欺の容疑で 警察に逮捕されてしまう
貧民街出身で ろくに学校にも行っていない彼が 医者や弁護士など どの挑戦者もたどり着くことの出来なかった高額賞金にまで手が届いたため 不正があったのではと疑われたのです

しかし 拷問と 執拗な尋問によって明らかにされたのは どうやって記録を打ち立てたかの秘密ではなく
回答の中にある 彼の人生のドラマと真実 そして インド社会の問題とその驚くべき内容

その12の回答に対応して 彼の人生の分岐点となったエピソードが 7歳の頃から現在に至るまで 兄のサリム 初恋の女性ラティーカ(フリーダ・ピント)のたどる運命と一緒に 時系列で語られます

はたして 彼は最後の質問にどう立ち向かうのか?
そして 彼の長年の思いは かなうのか?

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社会の底辺で育った青年のサクセスストーリー そして メロドラマ性を帯びたラブストーリーは ボリウッドの伝統でしょうか
けれどもその背景に 発展の著しいインド社会の抱える様々な問題と矛盾 インドの最下層に暮らす人々の世界のすさまじさを 強烈なイメージで描いていて ぐいぐい引き込まれます
それでも なぜか全体的に明るさがあるというか エンターテインメント性があり 非常に楽しめました
その過酷な運命の中でもひたむきに生きる主人公の姿勢に 希望があるからでしょうか

二人の兄弟と 初恋の女の子は それぞれ 子供時代 思春期 青年期と 3人の役者によって演じられていますが 子供時代の子役の3人は 実際ムンバイのスラム街から選ばれたのだそうです
実に生き生きと演じています

実際のインドの大スター Shah Rukh Khanも自身の役で出演
彼はインドのデ・ニーロともアル・パチーノとも言われているそうです
彼に子供達がサインを貰いに行くシーンが もう最高です!

音楽を担当した A. R. Rahmanは インドのマイケルジャクソンとも ビートルズとも目されているそうですが これがボリウッド風味を出すのに効果的です

いい映画だな〜って思う作品には 映像的に強烈な印象を残すシーン よく出来た脚本 俳優の演技という 単に作品的な要素だけでなく
「時代との一致」というのもあると思うのですが この作品には その時代との一致を感じさせるものがあります
最下層の青年が 全国民が見守る中 クイズ番組で一番上にまで上り詰めるサクセスストーリーは ついこの間世界中が 息を呑んで見つめた 米国の大統領選挙を 髣髴させますし 希望があります
また舞台となったムンバイ(ボンベイ)は 先日テロがあり 世界中にその名前と映像が流れたばかり
今年は インドが来るのか?


【追記】
アメリカ在住のpu-koさん情報によると 米アカデミー賞前哨戦となる
ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞 ワシントンDC映画批評家協会賞でも作品賞を取ったそうです
くわしくはこちら
そうそう 原作は ヴィカス・スワラップの『僕と1ルピーの神様』 です


日本公開:2009年 4月18日

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