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これは私の思い出ではなく、タイトルの通りダンナ様の思い出。
私とまだ付き合う前のお話。
かれこれ10年以上バイク乗りをしているダンナ様。
2001年の夏にバイクで北朝鮮へ行ったらしいのです。
韓国と北朝鮮の南北統一の一行事として世界中からバイク乗りを募り、朝鮮半島をツーリングしたらしいのです。
この話を聞いたときにはとにかくビックリしました。
日本からの参加者は下関港から韓国プサン港へと船で移動したそうですが、北朝鮮に自分の単車を持ち込んで走るというのは歴史上初めてのことだったそうです。
北朝鮮は日本との国交はありませんし、パスポートを持っていても意味無し。特殊な許可証を発行されたそうです。
だから、ダンナ様のパスポートは韓国からの出国記録のスタンプがあるのに出国した先のスタンプや記録が無いという、不思議なページがあります。
海外旅行でパスポートを入国審査官に見せる時「お前、この数日間はどこに居たんだ?!」と聞かれたら、英語でなんて答えればいいのやら・・・。小心者の私はいつも隣でドキドキしてます。
北朝鮮に入国する時には厳しい持ち物チェックをされたらしく、デジカメを没収されそうになったそうです。あと、Tシャツやバイクに星条旗などが書かれているものにはガムテープを貼り付けられたとか。
もちろん、一般の北朝鮮国民と会話をする事は許されず、常に軍人に監視されていたそうです。
街の様子もテレビに映し出されるピョンヤンのような綺麗な感じではなく、未舗装の泥道に街灯が1つもなく、鉄条網が張り巡らされていたらしいです。
一番驚いたのは、ツーリングをしに行ったのに、「今から食事の会場に連れていくからバイクをここにおいてバスに乗れ」と言われ、ずっと、バス移動をさせられたという話を聞いたとき。北朝鮮にとってよほど、見せたくないものがあったんでしょうね。
スケジュールも突然変更になったり、宿泊先もホテルから客船になったりと本当にまいった!って感じだったそうです。
それにしても、良く無事に帰って来れたものだと思います。
ダンナ様のお母さんも「もう帰ってこないんじゃないか」って心配していたそうです。そりゃそうですよね。。。
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