|
星野ジャパン4強入り!中国にコールド勝ち
1次リーグ(19日、中国0−10日本、五ケ松球場)日本は開催国の中国を10−0の七回コールドゲームで破り、4勝2敗として22日の準決勝進出を決めた。今大会で湿っていた打線が10安打10得点の爆発で復調気配。悲願の金メダル奪取へ、星野仙一監督(61)の自信も“完全復調”だ。韓国は全勝対決となったキューバ戦に逆転勝ちし、1次リーグの1位・韓国、2位・キューバが決定。日本は20日、3位をかけて米国と対戦。勝てば準決勝でキューバと、負ければ韓国と対戦する。 勝つべくして勝った。中国に注がれるアウェーの声援も関係ない。涌井は二塁さえ踏ませず、打線は10安打で10得点。野球における歴史と伝統の差を、七回コールド勝ちでみせつけた。 「七回で終わってくれた。九回までやったら、1時間はかかるからね。選手はみんな少しでも癒されたかな」 試合中、険しい表情を崩すことがなかった星野監督は、勝ってようやく口元をゆるめた。1次リーグ突破ラインの4勝に到達。公開競技として始まった1984年ロサンゼルス五輪から、一度も逃していない4強進出を7大会連続で果たした。ここが金メダルへの真のスタートラインだ。 「2敗したんだから、オレらに選ぶ権利はない。米国にも普通に勝つ。どちらが戦いやすいかを考えないといけないが、オレの中では結論が出ていない。点を取れるのも、取られるのもキューバ。投打ともいい勝負になるのが韓国。決勝は考えず、(米国戦と)準決勝までの2試合をじっくり考えたい」 星野監督は冷静に話した。20日の米国戦は、消化試合ではない。リーグ3位決定戦。その結果で、準決勝の対戦相手が決まる。勝てばキューバ、負ければ韓国だ。目標はあくまで金メダル。そのために、どちらが戦いやすいか。星野監督は「あしたも勝ちにいきます」といいながら、こうも続けた 米国は決勝で再びぶつかるかもしれない相手。背中を見せるわけにはいかない。米国に勝つ。その言葉には、初戦でダルビッシュを立てて敗れたキューバに対し、準決勝でのリベンジの決意もうかがえる。 13日のキューバ戦で左足甲のけがを悪化させた川崎が、米国戦で復帰可能になった。先発は順番通りなら杉内だが、和田、成瀬と「左3枚」を温存して田中をマウンドに送る可能性も出てきた。 「キューバも韓国も、(力量は)どっちもどっちだから」。国際舞台を知り尽くす守護神・上原は明るく言い放った。しかし、余裕と自信を取り戻した闘将はこの夜、宿舎で考えた。 残り3試合、きっと“何か”やる。3つめの黒星はいらない。3つ勝ち切るのみ。それが最強の証明であり、金メダルへの「ただ一本の道」だ。 |
北京オリンピック
[ リスト ]



