フォゲッタブル初陣飾れず 父ダンス×母グルーヴの名血、断然人気も5着 ◆京都5R新馬戦(18日・京都競馬場、芝2000メートル、良) 名牝エアグルーヴの産駒で、池江郎調教師をはじめ、7冠馬ディープインパクトを育て上げた“チーム”が手がける若駒として話題になったフォゲッタブル(牡3歳、父ダンスインザダーク)が、18日の京都5Rの新馬戦(芝2000メートル)に出走。断然の1番人気に支持されたが、5着に敗れた。 スタートを決めて、道中は5番手を追走。3コーナーから好位に進出したものの、直線は伸び切れなかった。「いい馬で素質はあるけど、初戦向きではなかった。でも、この血統特有の素晴らしい乗り味がある。今日はダメだったけど、将来は大丈夫だと思いますよ」と武豊。池江師も「まだ7合目。使って変わってくるよ」と変わり身に期待を寄せた。 勝ったのは、ディープと同世代で、皐月賞2着、ダービー3着と健闘したシックスセンスの弟デルフォイ(父スペシャルウィーク)。2番手から直線鋭く抜け出した。「調教はおっとりしていたけれど、競馬では、すぐに好位につけることができた。血統的にもまだ良くなりそうで楽しみ」と藤岡佑。クラシック戦線で要注目の存在になりそうだ。 |
エアグルーヴ産駒
[ リスト | 詳細 ]
|
ポルトフィーノ骨折、母娘3代オークス制覇の夢消える
JRAの3歳女王決定戦・GIオークス(25日、東京競馬場)で母娘3代制覇の期待がかかっていたポルトフィーノ(牝3=角居厩舎)が右第1指骨剥離骨折、3カ月以上の休養を要することが14日、JRAから発表された。 同馬は、父が2001年NHKマイルカップ&ジャパンカップダートを制したクロフネ、母が1996年オークス、97年天皇賞・秋を制して同年の年度代表馬に輝いたエアグルーヴの血統。新馬戦、エルフィンSを圧倒的なスピードで連勝し、世代屈指の能力を見せていた。 また、祖母ダイナカール、母エアグルーヴがオークスを勝っており、母娘3代制覇の偉業なるか注目が集まっていた。 また残念ニュースが・・・骨折が多すぎるよ。 |
|
9冠ベビーが誕生!ディープとエアグルーヴの子は牝馬
ディープと女傑の子供誕生! 父ディープインパクト(6歳、05年3冠、06年天皇賞・春、宝塚記念、ジャパンC、有馬記念のGI7勝)、母エアグルーヴ(15歳、96年オークス、97年天皇賞・秋)の9冠ベビーが11日午後11時15分、北海道安平町のノーザンファームで誕生した。 産まれてきたのは父母と同じ鹿毛の女の子。エアグルーヴにとっては9番目の子供で、出産は非常にスムーズだった。「とても元気がいい子ですね。体の大きさは普通くらい。エアグルーヴの子はファンのみなさんの思い入れも非常に強いでしょうし、これから順調に育ってほしいですね」とノーザンファーム事務局の中尾義信さんは笑顔で話す。 トニービン産駒の母エアグルーヴは通算成績19戦9勝、GI2勝を含む重賞7勝を挙げ、97、98年のジャパンCでも2着した女傑。97年には牝馬として71年のトウメイ以来の年度代表馬に選出された。その産駒は03、04年エリザベス女王杯連覇のアドマイヤグルーヴ(父サンデーサイレンス)や、25日のオークスで母娘3代クラシック制覇を目指すポルトフィーノ(父クロフネ)がいる。子馬は早ければ2年後の夏にもデビューを迎える。 |
|
史上初の牝馬親子3代制覇へ!ポルトが偉業に挑む
祖母ダイナカール、母エアグルーヴに続いてポルトフィーノが、史上初の牝馬による親子3代クラシック制覇の偉業に挑戦する。休養を挟んで2連勝の後、アーリントンCでは8着と大敗したが、潜在能力は間違いなく世代トップ。熱発で出走が叶わなかった母のためにも仁川の晴れ舞台で巻き返しを誓う。 祖母ダイナカール、母エアグルーヴ(ともにオークス制覇)に続く、牝馬による親子3代クラシック制覇を目指すポルトフィーノ。史上初の快挙達成へ、陣営も抜かりのない仕上げで挑む。 デビュー戦、そして約8カ月ぶりのエルフィンSと逃げ切ったポルトフィーノ。しかし、アーリントンCでは先を見据える意味でも、馬群の中で折り合いに専念させることを武豊騎手と陣営は思い描いていた。ところが結果は折り合いを欠いて、圧倒的人気を背負いながら8着と大敗を喫してしまった。もし、人気通りの結果を出していれば、混戦桜花賞ではなく、ポルトフィーノ1強の桜花賞だったかもしれない。 角居調教師は「調教の間は落ち着いて走っているのに、競馬に行くと違いますね。前回うまくいっていないだけに、今回もその点がどうかだけです」と折り合い面だけを心配する。この中間はプール調教や、コースで1頭だけでキャンターをするなど、テンションを上げないように工夫して調教を積まれてきた。 8日も朝一番に馬の少ないEコースで調整され、落ち着き十分の好気配を見せた。「前回は体に少し余裕がありましたが、使ったあと減って、今は盛り返しています。前回と同じ数字でも、実の入り方が違います」と角居師は上昇気配をアピールする。 角居厩舎は2歳女王のトールポピーと2頭出しで桜花賞上位独占を狙う。一昨年シーザリオ、昨年ウオッカと2年連続2着の雪辱もかかる。「この時期の牝馬は、フケやカイ食いが細くなったりと様々な状況が想定されます。競馬にドンピシャにリズムを合わせた馬が勝つでしょう」と角居師は冷静に分析するが、その顔は自らが送り込む2頭がそうであるかのような自信さえ漂わせていた。 祖母ダイナカールは1番人気で3着。母エアグルーヴは熱発で出走が叶わなかった桜花賞。一族の夢を背負って、ポルトフィーノが仁川の桜を満開に咲かせる。 ■牝馬の親子3代クラシック制覇 祖母ダイナカール(83年オークス)→母エアグルーヴ(96年オークス)に続く、牝馬による親子3代クラシック制覇がかかるポルトフィーノ。すでに半姉アドマイヤグルーヴ(父サンデーサイレンス)がエリザベス女王杯(03、04年)を制して、「親子3代GI制覇」は達成しているが、牝馬による親子3代クラシック制覇となれば史上初の快挙だ。また、アグネスレディー(79年オークス)→アグネスフローラ(90年桜花賞)→アグネスタキオン(01年皐月賞)→ダイワスカーレット(07年桜花賞)という形での親子4代クラシック制覇の前例もある。 |
|
引っかかった!ポルト8着惨敗
◆第17回アーリントンC・G3(1日、阪神競馬場、芝1600メートル) まさか…。断然人気になった武豊騎乗のポルトフィーノは先行して全く伸びず、8着に完敗。デビュー3戦目で初黒星がつき、4月13日の桜花賞に暗雲が漂った。勝ったのは5番人気のダンツキッスイ(藤田)。鮮やかな逃げ切りで、重賞初V。シンボリクリスエス産駒は重賞初制覇となった。 一番恐れていたことが現実になってしまった。牡馬混合戦に紅一点で挑んだポルトフィーノは、直線半ばでダウン。8着に沈んだ。前半からハミをガツンととり、ファイティングポーズを続けた。これでは、さすがに名牝エアグルーヴを母に持つ超良血馬も巻き返すのは至難だった。 武豊は「ムキになって、引っかかってしまった。心配していた部分が出た」と、燃え過ぎる気性を要因に挙げた。大きな課題を残したが、クラックレースの桜花賞まで、時間はたっぷりある。「対策を考え、この敗戦を次に生かしたい」と名手は、前向きに話していた。 ◆4角10馬身差の大逃げ!キッスイ完勝 ○…危なげない逃げ切りだった。好スタートを決めたダンツキッスイが、後続を突き放す。4コーナーまでに10馬身以上の差をつけていた。藤田は「大逃げに見えても、この馬にはちょうどいいペース。直線に向いても(手応えに)おつりはあったよ。ただの逃げ馬じゃない」と完勝に胸を張った。次走は未定だが、2000メートルの皐月賞(4月20日、中山)ならば、この快速馬の動向が大きなカギを握ることになるだろう。 ◆ダンツキッスイ 父シンボリクリスエス、母サンフラワーガール(父タイキシャトル)。牡3歳の鹿毛。戦績7戦3勝。総収得賞金6208万8000円。重賞初勝利。生産者・北海道浦河町の丸幸小林牧場。馬主・山元哲二氏。栗東・橋本寿正厩舎所属。 ポルトフィーノ惨敗で桜花賞が混戦になるのでは・・ |


