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今を煌めくスカーレット一族
レットバトラーの母スカーレットブーケはダイワメジャー(皐月賞、天皇賞・秋、安田記念、マイルCS連覇)、ダイワスカーレット、ダイワルージュ(現・新潟2歳S)と芝の一流馬を輩出しているが、その母スカーレットインクを祖とする別の牝系からサカラート(東海Sなど重賞4勝)、ヴァーミリアン(JCダート、フェブラリーSなどGI5勝)の兄弟、ブルーリッジリバー(桜花賞2着)、交流ダート重賞6勝のトーセンジョウオーなどの活躍馬が出ている。 初重賞もらった!バトラー 3回小倉の開幕週はサマースプリントシリーズ第3戦の第43回北九州記念がメーンを飾る。全兄ダイワメジャー(7歳)、半妹ダイワスカーレット(4歳)とGIホースを兄妹に持つ良血レットバトラーが重賞初Vに挑戦する。ダイワメジャーと同様にノドの手術に成功し、低迷から復活した素質馬。優秀な血が今、まさに開花しようとしている。 体内を流れる優秀な遺伝子が、初タイトル奪取へ動き始めた。器の大きさは並ではない。昇級初戦からレットバトラーが好勝負に持ち込む。 「順調に乗り込めているし、いい状態で挑めると思う。とにかく、元気いっぱいだよ」 12日早朝。中山調教助手が笑顔で気配の良さを伝えた。兄が04年の皐月賞などGI5勝のダイワメジャー、妹が昨年、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯を制したダイワスカーレット。「乗り味がいい。高い素質の持ち主」(同助手)と、デビュー当初から素質の高さを評価されていた。 ただ、成績は期待ほど上がらずじまい。3歳時から競走馬にとって難病と言われる「ぜん鳴症」(ノド鳴り)に悩まされていたのだ。 転機は今年の1月で、新春S15着の後にノドの手術を決行。幸いにして成功し、症状が一気に良化した。あまりの変化に担当の松久厩務員ですら「調教後やレース後の息の入りが全然違う。息遣いが本当に良くなった」と、驚いている。6歳夏、ようやく満足に力を出せるようになった次第だ。 「前回はうまくさばいてこれたし、いい脚を使ってくれた」と、松永昌調教師が振り返ったテレビユー福島賞(準OP)。今回の有力馬であるクールシャローンなど、メンバーは揃っていたが、見事に撃破した。 今回も引き続き1200メートル戦。「能力はあるし、確実にラストはくるからね。良馬場で競馬ができれば」と中山助手。抜群のスピードを持つ同馬にとって、スプリントの舞台こそベストと言い切れる。 「馬の方は暑さも大丈夫。展開が向いて最後の脚を生かせれば」と、トレーナーも期待する。遠回りしながら求め続けた初の勲章がすぐ近くに迫った。優秀な血が連勝、そして重賞初制覇を意識させる |
スカーレットブーケ産駒
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バトラーがOP入り! テレビユー福島賞(12日、福島11R、3歳上1600万下、ハンデ、芝1200メートル、1着本賞金1830万円=出走16頭)全兄にGI5勝ダイワメジャー、半妹にGI3勝ダイワスカーレットを持つ超良血馬がオープン入りを決めた。5番人気レットバトラー(栗・松永昌、牡6、父サンデーサイレンス、母スカーレットブーケ、母の父ノーザンテースト)が直線で馬場の真ん中を力強く伸び、クビ抜け出して5勝目(30戦)をマークした。1分9秒2(良)。3歳時は菊花賞(16着)に駒を進めた素質馬。一時期は伸び悩んだが、短距離に出走するようになって成績が安定してきた。「強い競馬だった。千二がいいのだろうね」と松永昌調教師は笑顔だった。次走は北九州記念(8月17日、小倉、GIII、芝1200メートル)の予定。 スカ―レットブーケ産駒37勝目 福島11Rテレビユー福島賞でレットバトラーが5勝目を挙げ、名牝スカーレットブーケの産駒は中央で計37勝。ダイワメジャー9勝、ダイワスカーレット7勝、スリリングサンデー、グロリアスサンデー各5勝、ダイワルージュ3勝など |
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瞬発力違う!バーガンディV
【福島】6R新馬(芝1200メートル)は1番人気ダイワバーガンディ(美・上原、牝、父ブライアンズタイム、母ダイワルージュ、母の父サンデーサイレンス)が4コーナーで大外に持ち出すとケタ違いの瞬発力(上がり3F35秒7は最速)を発揮。1分10秒9(稍重)で2馬身差快勝した。 「攻め馬からいい感触を得ていたし、落ち着いていたので力は出せると思っていた。少し行きっぷりが良くなかったが最後の末脚は違っていた」と吉田隼騎手。上原調教師も「牝馬でも馬格があるし、気性が素直なのが一番」と笑顔。母ダイワルージュ(新潟3歳S)はダイワメジャー(父SS)とダイワスカーレット(父アグネスタキオン)の姉。 血統的な注目度も大きい。なお今後の予定は厩舎で様子を見ながら決められる。 強い競馬でした。次も楽しみですね |




