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沖縄尚学、聖望学園に圧勝し9年ぶり優勝
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれている第80回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)は4日、決勝戦が行われ、初出場の聖望学園(埼玉)と3年ぶり4回目出場の沖縄尚学(沖縄)が対戦。沖縄尚学が9−0で聖望学園を降し、99年以来9年ぶり2回目の優勝を果たした。 

聖望学園は大塚、沖縄尚学は東浜と両校ともエースが先発。沖縄尚学は一回、右中間への三塁打で出た先頭の伊古が、大塚の暴投で還り先制し、二回にも新垣のスクイズで1点を追加。三回には打者9人の猛攻で一挙に4点、五回には伊古のランニング本塁打で3点を加え、突き放した。東浜は、聖望打線を6安打に抑え、完封した。

沖縄尚学はよく打つチームですね。
    
 
鹿児島工−平安 十五回で決着付かず再試合

兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれている第80回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)は28日、第7日第3試合が行われ、鹿児島工(鹿児島)と平安(京都)が対戦。 

延長十回、平安が一度は勝ち越したもののその裏に鹿児島工が追い付き、同点に。試合はそのまま十五回を終え、3−3で引き分けとなった。再試合は、大会第9日(30日予定)第1試合に行われる。 

 規定による引き分け再試合は第78回大会2回戦の早稲田実−関西(7−7、4−3)以来、4度目。延長引き分けが18回から15回となった第72回大会以降では3度目。

 △鹿児島工(鹿児島)3−3平安(京都)△(規定により延長十五回引き分け再試合)

 両者、一歩も譲らず引き分けた。平安は延長十回2死三塁、青木の内野安打で勝ち越した。しかし鹿児島工はその裏、1死二塁、中道の左前適時打で同点。十五回には1死二塁から石神の中前打で二塁走者が本塁を狙ったが好返球に刺され、サヨナラ機を逃した。

 ▽鹿児島工・中迫俊明監督 平安の守備が素晴らしかった。あと1本が出なかった。今は負けたような雰囲気なので、気持ちを切り替えたい。

 ▽平安・原田英彦監督 勝ち切れなかった試合だ。負けないで良かった。「HEIAN」のユニホームでまた試合ができるので気持ちを切り替えたい。

 ○…水戸商戦で出場機会がなかった鹿児島工・梶丸が同点打を放ち、起用に応えた。七回、1点差とし、なお2死一、二塁、外角直球をはじき返し一塁線を破った。「一塁手の正面で捕られるかと思った。内村を楽にさせたい一心だった」と梶丸。昨夏の地方大会で右足首をねんざ。秋の大会は5試合出場にとどまった。代打の切り札だったが、左対策でチャンスが巡ってきた。「疲れたが、次も打ちたい」と明るかった。

 ○…2−2の同点で迎えた九回、先頭打者に内野安打を許してマウンドを松田に託した平安のエース川口。ベンチでは「抑えてくれ。頑張ってくれ」と、救援陣に励ましの言葉を送り続けたという。前日の成章戦で7回余で94球を投げた。この試合の終盤にきて、きしみ始めていたが「七回は抑えようと力んだ。別に連投の疲れではないです」と気丈に話した。「今日は相手より先に点を取られたくない、の意識が良かった。(再試合は)普段通りの調整をして臨みたい」と粘りの112球を振り返った。

    

高校野球第2日結果

高校野球
第2日結果
 
○…1回戦…○

▽第1試合

明徳義塾(高 知)3−1関東一(東 京)

○…2回戦…○

第2試合

下関商(山 口)2−3履正社(大 阪)

第3試合

小松島(徳 島)0−2聖望学園(埼 玉)

第4試合

鹿児島工(鹿児島)1−3水戸商(茨 城)

第3日試合
▽第1試合
常葉学園菊川(静岡) - 明豊(大分) 

第2試合
千葉経大付(千葉) - 興譲館(岡山)

第3試合
長野日大(長野) - 今治西(愛媛) 
    
第80回記念選抜高校野球大会
第1日
第1試合
成章(愛知)3−2駒大岩見沢(北海道)

第2試合
北大津(滋賀)3−2東北(宮城)

第3試合
安房(千葉)2−0城北(熊本)

第2日
○…1回戦…○

▽第1試合(8時半)

明徳義塾(高 知)−関東一(東 京)

○…2回戦…○

第2試合(11時)

下関商(山 口)−履正社(大 阪)

第3試合(13時半)

小松島(徳 島)−聖望学園(埼 玉)

第4試合(16時)

鹿児島工(鹿児島)−水戸商(茨 城)
    
 
 
女性球児1号が甲子園に登場
 
選抜高校野球大会(22日開幕)の甲子園練習3日目が19日に行われ、史上初めてユニホーム姿の女子部員が甲子園に登場した。華陵(山口)の高松香奈子外野手(3年)で、部員47人中女性は1人だけ。ノックなどに加わることはできなかったが、ベンチでタイムキーパー役などを務めた。高松は「女子の公式戦出場を認めてもらいたい」という目標に向けて、第1歩をしるした。
 歴史的な「第1歩」は、偶然から生まれた。ベンチで守備練習を見ていた高松の方向に、ボールが転がってきた。「おーい、取ってくれ」と男子部員から声がかかる。全力で拾いに走ると芝生に立っていた。グラウンドに出てはいけない、と事前に通達されていた。それでも衝動を抑えきれず、甲子園の土をそっと踏んでみた。
 「サクッという、いい感触でした。甲子園はあこがれていた場所。声もすごく響いたし、気持ちよかった。華陵は全員野球なので、自分もプレーしている気持ちでした」。純白のユニホームを着た高松は笑顔を振りまいた。
 「お前は(甲子園練習で)プレーできない」。松下野球部長から聞かされたのは18日の夜だった。男子なら登録選手18人に入れなくても、打撃投手やノックの補助員などで参加が可能。だが、女子は大会だけでなく、公式行事への参加を禁止する規定があり、グラウンドにも立てない。「夜も泣いたし、朝も泣いてました」。大浪定之監督(47)に励まされ、ベンチでタイムキーパーとなった。
 小学2年で野球に出会い、3歳上の兄が華陵の野球部員だったことが、高校野球へのきっかけ。男子と同じ練習メニューをこなし、練習試合で守備につき、打席も経験した。「(禁止されている)公式戦出場を認めてほしくて、野球を始めた部分もある。きついことも、泣くようなこともあったけど、ここでプレーしたいという気持ちが、いっそう強くなりました」。開会式ではプラカードを持ち、5日目の慶応(神奈川)との初戦はアルプス席で応援する。帽子のつばには「叶えたい夢がある。叶えなきゃいけない夢がある」と記した。甲子園で女性部員がプレーする−。大きな夢への挑戦だ
    

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