久しぶりの更新ですが、何もなかったようにダラッといきます。
FBではちょくちょくUPしてるんですが、ココ2か月くらい、鉋の台打ちにはまってます。
今まで3台成功しました。2台失敗してお蔵入りになってます。
5打数3安打(内一本は内野安打?)
んで、今までの失敗の反省を踏まえて少しまとめてみようと思います。
これから挑戦しようとする人に少しでも参考になればエエし、自分の考えを
発信することで、意見を頂き勉強する機会にもなるのでは・・と思ってます。
参考にした資料はたくさんありますが、生まれつき不器用な自分がやるために
色々と試行錯誤してますんで、いろいろ意見を頂ければと幸いです。
まず、参考にしたサイト、ブログを貼っていきます。
他にも色々な方のサイトやブログを見ていましたが、全部覚えてないので、一番良く参考にさせて頂いたサイトを上げてます。
あと、鉋大全もみながらやりました。
コレが成功した2台。まず長台を打ちました。
一回失敗して2回目でなんとか・・・ 左の奴も一回失敗して2回目でもヤバかったケド
どうにかこうにかできました。
同じ所で失敗します。 表なじみの堀すぎです。
まぁ、注意を払えば絶対失敗しないとこなんですけど、慌てもんですぐ先を急いで
んで、見事に失敗します。
自分にとって一番大事なことは、落ち着いてゆっくり慎重にするって事です。
慣れない自分が、今まで何台もやって経験し、生まれもった才能のあるような人と同じ物を作るには時間がかかるのはしょうがないとあきらめました。
それを横着して早くやろうとするから失敗したんです。
あと、最初から包口に挑戦するこの無謀さたるや・・・
ではでは、3台目の工程を上げていきます。
まずは道具からですね。
玄能、木槌、スコヤ、自由金、鉋台を打つ用の台も作ってクサビで固定しながら
やるとやりやすいです。いちいちクランプで締める手間が省けます。
仕込勾配に合わせた定規も作ってますが今回からやり方変えました。
次にコレ大事
手前が表なじみを掘るとき用、奥の2つが書いてあるとおり。
定規がないと角度を決めるのは難しい・・。
んで、後半に使う鑿。上が鉋台コテ鑿 下が口切り鑿
今まで仕込が悪く(仕込だけじゃないですが・・)全然使えこなせていませんでした。
この「8」って書いた定規2つが自分の中では結構肝です。
奥が台の側に墨付ける8分勾配の定規、
手前が押え溝を付ける8分勾配の定規です。
んで、墨付けを始める前にココを見とくべきやと思います。
背なじみの真ん中が膨らんでるんです。 ウチにある鉋を色々見たんですが、
こうなってるのが多いんです。
1台目のときに、表なじみがしっくりこないなぁ・・て思ってたらコレが原因でした。
1台目も2代目もコレもヤスリとかでスリ倒して直線に近づけました。
木もロクに削れん大工が、鉄を削るのは一苦労です。。
墨付けに先だって、台の木作りです。
直角みて、下端も真っ直ぐに、厚みを作って上端も真っ直ぐにしておきます。
下端は後でイイやってなると、刃口を狭く作っても最初の調整でいきなり刃口を空けてしまいます。
上端は、「上端基準」で進めたいのできっちり作ります。
まずは台側用の定規で「上端基準」で墨付け開始です。
この上端の台尻側が、最後までずっと基準面になります。理由は後ほど・・
押え溝になる部分、鉋の裏の通る部分を基準に8分勾配にして、定規に鉋身を当てて表なじみの位置を決めます。定規はクランプで押えて固定、そこに鉋身を当てると墨がしやすいです。
ちょっとピンボケですが、墨付け完了です。
毛引きや定規を使って正確に付けていくこと、掘る部分、残す部分を明示すること
が重要ですね。
鉋身の背抜きのカーブも注意しておきます。背抜きが1.5mmあれば 8分勾配なので
1対1.6 鉋台の上端では2.4mm表なじみが膨らむ事になります。
ココを横着して、勘でやって失敗しました。。
ここからは賛否あるでしょうが、楽したいので・・。
ボール盤でギリギリまでせめていきます。包口なんで下端からは鑿オンリーで行きます。
深さを変えながら蜂の巣にしてやりました。
こうすることで錐の穴が掘る深さ と 垂直の基準になってくれます。
10mmくらいの太い錐でもやってみましたが、穴あけは早いものの、深さの基準が遠くなるので4.5mm程度の錐を使ってます。
細すぎると中で折れて出てこなくなって、鑿を入れられなくなります(経験済)
ここから刃口。押えの巾の分、よく研いだ一寸二分の鑿で、定規に合わせて叩きます。誤って刃の巾で鑿を入れそうになるので、よく明示して間違わんよーにします。
刃口は狭く仕上げたいので、後で口切り鑿が入るギリギリの線で行きます。
なので、深さは3mm程度しか掘れません。もっと薄っぺらい叩ける鑿があれば
もう少し掘れるんですが・・・。
次は上端から掘っていきます。最初は大胆に、後半は繊細に・・
最初はこの向きで鑿を入れてもイイですが、途中からは安全策を取って鑿の勝手を反対にしてます。掘りすぎたら終わりなんで慎重に・・・。
開通するとめっちゃ嬉しい!!快感です。ここまで墨付けから2時間半ほどかけてます。
少し残り気味かなってくらいでやめます。失敗が怖いので・・・
んで、いよいよ押え溝。ココが緊張!
自分は鋸を繊細に引くような腕は持ち合わせてなく、いつも怖いので↓のように
することを思いつきました。
最初の方で出てきた「押え溝定規」
コレがあるから「上端の台尻側」が基準面なんです。
この定規も一工夫あって、下端付近と上端付近は墨内側、真ん中あたりは墨一杯に湾曲してます。これは、耕木杜 阿保さん のサイトに書いてありました。
「線で当てるのではなく、2点で当てる」って事やと解釈してます。
この定規をクランプで固定しておいて鋸を摺らせれば、へたくそな自分でもほぼ思ったように引くことが可能です。
押え溝を慎重に掘ったら、刃を入れていきます。
ビビりまくって掘っているので、ここまでしか入りません。
ここからは、新品の鉋を買ってきたときと同じ工程になりますね。
自分で打ってるので、思わぬところが邪魔して入っていかなかったりするので、
新品の鉋を仕込むより、いろんな所を注意して見とかないけません。
刃を一回入れたら、押え溝はちゃんとついてるか? 身巾はキツくないか?
背抜きのアールはあっているか? 勾配は狂ってないか?と神経が疲れますわ。
自分はこんなので表なじみを合わせてます。
これは超仕上げの刃をぶち切って、切れ刃を殺してます。
先をグラインダーで磨って返りを付ければサクサク削れて、硬いので永切れもします。
何より、捨てるはずの刃が使えるのでタダなのが魅力。 鋸の替刃の硬いのとかでもいけますが、これはしならないので真っ直ぐ掘りやすいですよ。
勾配と直線を確認
やっぱりここも「上端基準」