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27日は、学校がそのまま小樽マリンホールに移動
全校生徒も、校長先生をはじめ先生方も 登校(集合)は小樽市民センターマリンホール
「座席にゆとりがありますよ」の呼びかけでご父兄の方もいらしてました。
演目は「GO」 原作は、金城 一紀氏 直木賞受賞作品です
現代の東京を背景に、日本で生まれ育った少年の
ごく当たり前に訪れた恋愛、無二の親友の死。 そして「在日」と呼ばれる立場との直面 −
− 原作者の金城氏のインタビュー −
*「GO」で書きたかったことは? の問に
『頭の中に存在する固定観念のようなものが壊れてくれればいいな、と思って「GO」を
書きました。 例えば、国境線とか差別とか偏見とか因習(昔からの古い習慣)とかって
目に見えないもので、頭の中にだけ存在するものでしょう?
「GO」を読んでもらったことで頭の中や心の中で化学反応が起きて、
そういったものたちに囚われて身動きが取れなくなっている人たちの頭と体を少しでも
自由にしてあげられれば、
という願いをこめました。』
*作品における〈在日〉について
『「GO」は、いわゆる〈在日〉のことを扱っていますが、それは例えば主人公が〈魚屋〉
であることとなんの変わりもないです。つまり、僕の中で〈在日〉であろうと〈魚屋〉
であろうとそれらは物語をまわしていく上での‘アイテム’でしかないわけで、
そのアイテムを使ってどれだけ面白いストーリーを紡げるかとか、どれだけ普遍的な作品に
昇華できるかというところ
を、一番に考えます。ただ僕は〈魚屋〉ではなく、たまたま〈在日〉だったので、
深く語れる素材として〈在日〉を扱うことにしました。
僕は、韓国でもアメリカでも、とにかくどこの国の読者でも楽しんでもらえる物語を
紡ぎたいんですが、あまり〈在日〉という要素に拘って特化しすぎると読者との間に
‘壁’を築いてしまいますので、それだけは避けたいと思っていました。
‘壁’を壊そうと思って書いたのに逆の効果が出てはおかしいでしょう?』
公演後、関係者の挨拶で
「高校生の皆さんが、真剣に観てくださりうれしかったです。」と、お褒めをいただきました。
今回「GO」を観ながら思ったのは
私自身育つ段階に(生まれて半世紀を迎えようとする歳になります)差別を思わせる言語を
聞いたりした記憶が確かにあったとことです、それも近親者の −
公演後の感想を伺った若い先生でさえ、同じような記憶を持っていることに驚きました。
長い長い歴史の上の出来事が、捉える側によって真逆を意味する事も
大人になるにつれ知ることが出来ました。
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