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日本よい国、きよい国。 世界に一つの神の国。
降り積もる深雪(みゆき)に耐えて色変えぬ 松ぞ雄々しき人もかくあれ

書庫偉大なる人びと

 
ガ島に到着した夏井さんたちはジャングルという悪路の中、
脱水や疲労を堪えて、英霊たちの元に歩み続けました。
そして、レレイから約20km進んだタンボイといわれる地点に到着します。
 
ここは日本軍が野営していた場所であり、ここで御遺骨の捜索をしました。
 
御遺骨二柱を発見。大切に拾骨させて頂きました。
 
ここで野営をし、蚊や疲労、空腹のまま翌朝を迎えて、さらに捜索を始めました。
すると次々に残砲弾が発見されました。
 
遺骨収集の前に、まずこの砲弾を処理しなければ危険です。
残砲弾を確認すると150個以上もありました。
 
この砲弾の数は夏井さんや先生、そして現地サポートメンバーの計7名では
とても処理しきれる数ではありません。
ましてや、この険しく足元の悪い密林の中を運ぶとしても12個が手一杯です。
 
先ず自分たちで爆破処理出来る数、
そして地元の治安警察へ届けるためレレイへ持ち帰る数を決めました。
 
そして、生徒たちをなるべく砲弾に近づけないように爆破処理をはじめました。
確実な方法は「焼き払い」という方法です。
 
爆破場所は山火事など起きないように充分に注意しながら河原で行いました。
井桁に火が付き、200mほど川下に離れた生徒たちとトランシーバーで連絡を取りながら、
いよいよ夏井さんの手で行います。
 
この砲弾は67年もの時を経て、計6個を昇天させました。
生徒たちはテレビや映画でしか見たことのないようなこのリアルな状況でしょうが、
ここに人間の業の縮図とかつての先人達が命がけで戦った現実を
この爆破の轟音と火柱に見たのです。
 
しかも、彼らの目の前で爆破処理している夏井さんの行動は、
いつ自分の手元で爆発してしまうかわからないという状況にもかかわらず、
寡黙に爆破処理をしているのだ。
 
この身の危険をも顧みない行動を見ているうちに、
言い知れぬ感動が湧き上がり、生徒たちは自然に涙が溢れていました。
・・・・・・
 
 
その後、御遺骨2柱と、残砲弾19個を2班に分かれてレレイ村へ引き帰し、
慰霊法要を翌日に控えた夜のことでした。
 
生徒のうち二人が夏井さんと講師のもとに来て、いきなり涙を流しながら土下座した。
夏井さんと教師の担当している残砲弾処理を見ながら
「たまらなくなった」と言いはじめたのです。
 
「私にもやらせて下さい。この手で、砲弾を慰霊台に上げるまでですが、
それだけでもやらせて下さい!」
 
夏井さんは生徒の赤く腫らした目を見ながら、
「その命の言葉、嘘はないな。
分かった。
しかし、もう一度だけ、日本のお父さん、お母さん、娘さん等の顔を思い浮かべなさい。
そして、もう一晩、考えなさい。それで、考えが変わらなければ、な」
 
彼らは深く頷き、真っ直ぐ夏井さんの目を見つめたまま涙も拭きません。
 
夏井さんはこの時のことを、
「この二名が素晴らしくて、他の四名はだらしないのでは決してありません。
中には、『正直、爆破処理する夏井さんや先生の姿を見て、また爆破の瞬間を見て、
怖くなりました。出発する成田までは、自分も命を懸けられると思っていました。
しかし・・・自分でもパニックになりそうでした。
しかし、こんな気持ちでいるのに、勢いだけで砲弾に近づくなんて、
逆に英霊の方々に失礼になると思うのです。まだまだ精進を重ねなくては、
まだ自分には出来ないことが分かったのです』と申し出た生徒もおります。
全員がそれぞれの自分自身の命に真正面から向き合ったのです。
結果が問題なのではありません。この姿勢こそが最も重要なのです」
 
そして、慰霊法要の日。
自らの手で拾い上げた御遺骨と砲弾を慰霊台の上に運び安置しました。
砲弾を運ぶことを申し出た二人は真剣に、そして慎重に運びました。
彼らの頬には自分でもなぜ泣いているのか言葉では説明できない涙が流れていた。
 
そして英霊達が戦ったこのガダルカナル島に、
彼らの若い僧侶たちの世界平和を願った渾身のお経が響き渡ったのです。
 
「この命の輝きはきっと次の世代へ受け継がれる。
これこそが我が国に必要な輝きであるに違いない」
と夏井さんはお経を聞きながら確信しました。
 
困難に継ぐ困難。密林の悪路に継ぐ悪路。
そして過酷な暑さと身体を酷使した疲労と脱水状態で何もかもが限界に達していました。
 
しかし、この島で戦われた英霊の方々の大変さはこんなものじゃない。
我々が住む日本という国を護るために、これ以上の過酷な状況下で敵国と戦い、
空腹の限界を超えて餓死し、マラリアなどにもやられながらも戦われたのだ。
どれほど苦しかっただろう、辛かっただろう。
食べるものもなく、待てども来ない救援。
その英霊たちの声なき声が一番つらい・・・。
 
英霊たちには比べるべくもないが、これがどれほど辛いか、短い期間でも体験できた。
何でも揃っている現代の豊かな日本を離れ、不便で気候も環境もすべてが違う島に来て、
彼らに真の心が芽生え始めたのです。
そしてそれを引き出した夏井さん。
 
彼らは声なき英霊たちへお経を捧げながら、いつの間にか目には涙があふれ、
ついには涙が流れ落ちたまま、それでも無心になってお経を読み続けていた。
そんな彼らの姿に、夏井さんもついには男泣きに泣いてしまった。
 
 
毎日彼らの様子を見ていた現地の年寄りたちは
ガ島で戦った日本の兵隊たちをも知っていました。
死を恐れずに勇敢に立ち向かって行った日本の兵隊さんたちを今も尊敬しているという。
そして、七度もこの島にやって来て、死をも恐れぬ夏井さんのその姿に、
昔の大和魂の日本の兵隊を重ね合わせて「ナツイは日本の軍人だ」
と誇らしげに言ってきた。
 
・・・・・・
 
今回、自らの手による爆破処理6個、残砲弾19個を回収しソロモン自治警察隊へ届け、
そして御遺骨2柱を発見回収して厚生労働省へ届けました。
 
7回の活動で御遺骨回収5柱、残砲弾処理148個です。
しかし、まだ残された砲弾で今現在も、現地の方々の命が脅かされていることは、
日本の国民の皆様が、忘れずに知っておかなければなりません。
自分のことばかりではなく、先人を敬い、他人を思いやる日本の心を取り戻したい。
 
 
・・・・・・
 
 
 
夏井さんの心の歌は前回ご紹介した「さすらい」と
もう一つ、この「昭和維新の歌」もガダルカナル島で歌っていたそうです。 
現状の政治の悪さや国家衰退を憂う人は、今一度この歌詞をかみしめられたい。
 
 
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 

転載元転載元: さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」

  • さくらの花びら様ですね^^

    勿論傑作○です。

    英霊に感謝。

    近野滋之

    2010/5/15(土) 午前 10:33

  • 顔アイコン

    こんの様
    傑作・コメントありがとうございます。

    アメブロにタイトル同じで移行。

    2010/5/15(土) 午前 11:48

  • 顔アイコン

    連日の転載、誠に感謝申し上げます。

    保守の会会長 松山昭彦

    2010/5/15(土) 午後 4:04

  • 顔アイコン

    私の勤務している職場の近くは 所謂 歓楽街

    オネエ系とか お兄系とか言う頭を染めた男か女かわからない馬鹿が一杯居ます
    あれは既に多国籍人でしょう

    同じ世代の若者が国の為に命をかけて戦い そして特攻して戦った

    こんな日本を見たら情けなくって死んでも死に切れませんよ

    [ - ]

    2010/5/15(土) 午後 6:36

  • 顔アイコン

    さくらの花びら様ですね

    実にオリジナリティーがあって何時も素晴らしい内容ですね

    [ - ]

    2010/5/15(土) 午後 9:03

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    さくらの花びら様
    転載させていただきありがとうございます。

    魂を揺さぶる素晴しい記事です。

    アメブロにタイトル同じで移行。

    2010/5/15(土) 午後 10:53

  • 顔アイコン

    Tomcat様
    コメントありがとうございます。

    今のこの時代・政治を英霊は嘆いていらっしゃるでしょうね・・・申しわけない。。

    アメブロにタイトル同じで移行。

    2010/5/15(土) 午後 10:56

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