学 校 教 育 に 「修身」 を (其の参)かってはどこの学校にもあった二宮金次郎像
「修身書」は、まさに明治天皇陛下の『教育勅語』を実践するための手引書のようなものです。
戦前は国定教科書ですから、みんな同じ教科書で学んだわけです。 教育現場の荒廃が叫ばれる今日、我々の先人がどうやって立派な崇高な精神を持ちえたのか?
今の教育が何故駄目なのかを考えてみたいと思います。
「修身教科書」を、現行学年別に見てみます。実際の教科書には挿絵があって、それを説明する形式の部分もありますが、ここでは再現できないので、文字のみとします。
★ 第一 「皇后陛下」皇后陛下は、病院に御出になって、怪我をした軍人や、病気になった軍人を、お見舞いになりました。
皆々、たいそう、ありがたがりました。 ★ 第二 「忠義」明治十年に、鹿児島の賊が、熊本の城を囲んだ時、城の中からは、こちらの様子を、遠くの官軍に、知らせようと、思って、その使いを、谷村計介に、言いつけました。
計介は、色々の難儀をして、とうとう、その使いをし遂げました。 ★ 第三 「祖先」徳川吉宗は、家康をまつってあるお宮に参る日には、どんなに、雨が降っても、きっと参りました。
また、ある年、家康の誕生日に、家来を集めて、祖先の手柄を、話して聞かせました。 祖先を、尊ばねばなりません。 ★ 第四 「孝行」二宮金次郎は、小さい時に、わらじを作って、お父さんの手助けをしました。
お父さんが亡くなってからは、縄をなったり、薪を切ったりして、それを売って、お母さんの手助けをし、また、弟を養いました。 金次郎は、孝行な子であります。 孝は、徳のもと。 ★ 第五 「勤勉」金次郎は、十二の時、土手の普請に出ました。
力が足らないので、他の人の世話になりましたから、わらじを作って、その人達に、贈りました。 その人達が、休んでいる間にも、自分は、休まずに、働きました。 ★ 第六 「学問」金次郎は、叔父の家にいました時、自分で、菜種を作って、種油と、取り替えて、毎晩、勉強しました。
叔父は、「本を読むより、家の仕事をせよ。」と、言いましたから、金次郎は、言いつけられた仕事を、済ました後で、勉強しました。 艱難は、人を玉にす。 ★ 第七 「自営」金次郎が、自分の家に、帰りました時、その家は、荒れ果てていました。
金次郎は、それを、自分で、直して、住みました。 金次郎は、精出して、働いて、しまいには、偉い人になりました。 ★ 第八 「忍耐」イギリスの大将、ネルソンは、フランスの艦隊を、二年余り、囲んでいました。
その間、雨が降っても、風が吹いても、少しも、油断せず、敵の様子に、気をつけていました。 そして、しまいに、敵を打ち破りました。 何事をするにも、辛抱が、大事であります。 ★ 第九 「勇気」後光明天皇は、雷がお嫌いなのを、直そうと思し召して、雷が、激しくなった時、わざと、みすの外に、出て、座って御出になりました。
それからは、雷のお嫌いなことが、お直りになりました。 勇気を、養わねばなりません。 ★ 第十 「物事に慌てるな」日本武尊が、蝦夷を御征伐に、御出になる途中で、悪者どもが、野に、火をつけて、尊を焼き殺そうとしました。
尊は、ちっとも、慌てず、こちらからも、火をつけて、悪者どもに、お勝ちになりました。 何事にも、慌ててはなりません。 ★ 第十一 「難儀をこらえよ」日本武尊は、色々の御難儀に、お遭いになっても、よく、ご辛抱なさって、悪者どもを、御征伐になりました。
何事をするにも、難儀をこらえねばなりません。 ★ 第十二 「正直」ワシントンは、庭に遊びに出て、お父さんの、大事にしていた桜の木を、切り倒しました。
「これは、誰が切った。」と、お父さんが、尋ねました時、「私が切りました。」と、隠さずに、答えて、詫びました。 お父さんは、ワシントンの正直な事を、たいそう、喜びました。 ★ 第十三 「心の咎めることをするな」この女の子は、お母さんの言いつけに、背いて、買い食いをしました。
後で、あー、悪いことをしたと、思って、心が咎めてなりませんでした。 お母さんが、その様子を疑って、尋ねましたので、この子は、そのわけを話して、詫びました。 心の咎めることを、してはなりません。 ★ 第十四 「自慢するな」昔、タイマノケハヤという人がありましたが、「自分ほど、力の強い者は、あるまい」と、言って、自慢しておりました。
その時の天皇が、それをお聞きになって、ノミノスクネという人を呼んで、力比べをおさせになりましたが、ケハヤは負けました。 力が強くても、学問が出来ても、自慢してはなりません。 ★ 第十五 「度量を大きくせよ」昔、貝原益軒という名高い学者がありました。
留守の内に、弟子が、相撲を取って、益軒の大事にしていたぼたんの花を、折りました。 弟子は、叱られるかと、心配して、人に頼んで、詫びてもらいましたが、益軒は、少しも、怒らずに、許してやりました。 ★ 第十六 「健康」益軒は、小さい時から、身体が弱いので、常々、養生をしました。
それで、丈夫になって、八十五までも長生きしました。 健康は、大切であります。 丈夫な心は、丈夫な身体に、宿る。 ★ 第十七 「倹約」徳川光圀は、女中達が、紙を粗末にするので、紙漉き場を見せにやりました。
女中達は、紙漉女が、冬の寒い日に、水の中で、働いているのを見て、紙漉仕事の、難儀なことを覚りました。 それから紙を、大切に、使うようになりました。 ものを、無益に、使ってはなりません。 ★ 第十八 「慈善」鈴木今右衛門夫婦は、情け深い人でありました。
その子に、十二になる娘がありましたが、ある寒い日、同じ年頃の女の子が、ものもらいに来ました。 今右衛門の妻は、娘に向かって、「あの子は、単衣物一枚で、震えていますが、お前の着ている綿入れを、一枚、脱いでやりませんか。」と、言いました。 娘は、おとなしく、良い方の綿入れを脱いで、与えましたので、今右衛門夫婦も、たいそう、喜びました。 難儀な人を、救わねばなりません。 ★ 第十九 「召使いを憐れめ」田邊晋齋は、寒い晩に、供を連れて、人の家に行きました。
帰る時、供のものが、門の外に、寒そうに、立っているのを見て、「あー、気の毒であった。」と、言って、労りました。 それから、寒い晩は、なるべく、外へ、出ないように、気をつけました。 召使いを、憐れまねばなりません。 良い主人の下に、良い召使い有り。 ★ 第二十 「恩を忘れるな」弥兵衛の主人が、島流しに遭いました。
弥兵衛は、ご恩返しは、この時だと思って、まず、一心に、船をこぐことを習いました。 そして、はるばる、島に渡って、主人に会いました。 主人が、許されて、帰ってからも、親切に世話をしました。 ★ 第二十一 「友達」伊藤冠峰と南宮大湫とは、仲の良い友達でありました。
大湫は、家族を残して、江戸に行きましたが、火事にあったため、家族を、呼び寄せることが、出来ませんでした。 冠峰は、それを、気の毒に、思って、旅費をこしらえて、大湫の家族を、江戸まで、送ってやりました。 友達には、親切に、せねばなりません。 ★ 第二十二 「人をそむむな」吉田松陰の弟子に、高杉と久坂という二人の書生がありました。
高杉は、勉強しませんから、松陰は、常に、久坂を褒めて、高杉を戒めました。 高杉は、それから、良く、勉強して、学問が、進みましたので、松陰は、高杉を褒めて、何事も、高杉と相談するようになりました。 それでも、久坂は、決して、高杉をそねまずに、「高杉君は、偉い人だ。」と、言っていました。 高杉も、「久坂君は、立派な人だ。」と、褒めていました。 松陰は、この事を聞いて、たいそう、喜びました。 人を、そねんではなりません。 ★ 第二十三 「礼儀」ある所に、一人の娘がありました。
八歳になっても、礼儀を守りませんから、お父さんは、どうかして、それを直したいと、思いました。 ある日、お父さんは、娘を呼び寄せて、礼儀の大切なことを、教え、そして、一枚の紙を、壁に、貼り付けさせて、娘が、卑しい言葉遣いや、不作法な振る舞いをするたびに、その紙に、黒星をつけることにしました。 年の暮れになって、娘に、その数を数えさせて、戒めました。 娘は、それから、だんだん、礼儀を守るようになって、とうとう、一つの黒星も、つかないようになりました。 ★ 第二十四 「預かり物」太郎は、自分の家に、預かったこうもり傘をさして、出かけようとしました。
姉さんは、それを止めて、「それは、預かりものであるから、勝手に、使ってはなりません。自分のを、おさしなさい。」と、言いました。 太郎は、姉さんの言うことを聞いて、その傘を、元の所に、しまって、自分の傘をさして、行きました。 預かりものを、勝手に、使ってはなりません。 ★ 第二十五 「近所の人」佐太郎は、近所の人たちに、親切を尽くしました。
ある時、近所の人の家の屋根が、破れているのを見て、村の人たちから、わらをもらってやって、それを直させました。 また、火事にあった人には、竹を切って、与えました。 近所の人は、仲良くして、助け合わねばなりません。 ★ 第二十六 「公益」佐太郎の村に、土橋がありましたが、たびたび、損じて、村の人たちが、難儀をしました。
佐太郎は、人々と相談して、それを石橋に、掛け替えました。 それからは、壊れることもなく、村の人たちは、たいそう、喜びました。 世のためになることをするのは、人の務めであります。 ★ 第二十七 「復習」良い日本人になるには、忠義の心を、持たねばなりません。
お父さんや、お母さんには、孝行を尽くし、兄弟とは、仲良くし、友達には、親切にし、召使いを憐れみ、近所の人には、良く、つきあわねばなりません。 何事にも、正直で、心の咎めるようなことをせず、勇気があって、辛抱強く、物事に、慌てないようにし、自分のことは、自分でし、そして、難儀をこらえねばなりません。 また、身体を丈夫にし、倹約を守って、仕事に、精出さねばなりません。 そのほか、礼儀を守り、自慢をせず、恩を受けては、忘れないようにし、人をそねむようなことなく、度量を大きくし、人のものを、大事にせねばなりません。 かように、自分の行いを謹んで、良く、人に交わり、その上、世のため、人のために、尽くすように、心がけると、良い日本人になれます。 現行三年生用です。
現在の三年生の道徳教育とはどのように違うでしょうか?
修身では自らの権利などのことには一切触れられていません。
よい日本人になる為の教えを説いています。
当時は「修身・地理・歴史」という教科で学びましたが、教育勅語を暗誦できなければ、小学校を卒業できませんでした。
勿論、地理・歴史は現在の子供たちよりも詳しく正確に答えられました。
テレビ等で無知・無学を売りにした番組が流行っていますが、戦前の教育ではごく常識問題ばかりです。
良識ある皆様、戦後教育についてご考慮ください。
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これが価値観の押しつけというのは大間違いです。
傑作
2010/10/31(日) 午後 0:48
転載させていただきます。
傑作
[ - ]
2010/10/31(日) 午後 1:52
いつもありがとうございます。転載させていただきます。
2010/10/31(日) 午後 2:12
さくらの花びら様
御意にございます。
仰せのとおりです。現世の人間のエゴ、傲慢でしかありません。
傑作・コメントありがとうございます。
日頃のご配慮感謝しております。
2010/10/31(日) 午後 4:16
琴鈴様
傑作・転載ありがとうございます。
日頃のご配慮感謝しております。
2010/10/31(日) 午後 4:17
たまりん様
転載してくださりありがとうございます。
日頃のご配慮感謝しております。
2010/10/31(日) 午後 4:18
天皇陛下 皇后陛下 万歳 万歳
雅に基本中の基本ですね
これで 当たり前ですが出来ないのが現代人です
転載いたします
[ - ]
2010/10/31(日) 午後 6:11
こういう考え方は昔の中国の儒教からも取り入れられている筈ですが、今の支那とその走狗・ミンスはその対極と言うべく。日本でも失われつつあるのは必然?
このままでは本当に禽獣の国になりかねませんね。何とかせねば! 傑作○
[ y_n**atani6*6 ]
2010/10/31(日) 午後 9:01
Tomcat様
御意にございます。
同じ日本人なのですから、環境が整えばできなければならないのですが・・
傑作・転載ありがとうございます。
日頃のご配慮感謝しております。
2010/10/31(日) 午後 10:45
当たり前のこと、人として、基本的なことをわかりやすく諭されていると感じました。大人には当たり前のことでも、こどもには初めて考えることも多いですから、きちんとこうしたことをしっかり子供に教えたほうが断然いいですよね。大人でさえ、このように教えられると、初心の素直な心に戻る気がしてきます。
傑作
[ さざんか ]
2010/10/31(日) 午後 10:48
y_n**atani6*6 様
御意にございます。
日本人は何かあった時には原点回帰する民族ですが、亡国政権が長期化した時は問題です。
傑作・コメントありがとうございます。
日頃のご配慮感謝しております。
2010/10/31(日) 午後 10:48
躾とは「身が美しい」と書きますね。
それには身を修めること=修身が根本になりますね。
傑作
[ 敬天愛人 ]
2010/10/31(日) 午後 10:56
さざんか様
御意にございます。
今の社会の荒廃は、大人にしっかりした道徳観がなく、そのまま育児した繰返した結果です。
しっかりした指針がないまま65年が経ちました。
このままでは、社会の荒廃、国力の衰退は避けられない状況です。
教育現場の荒療治が必要ですね。
傑作・コメントありがとうございます。
日頃のご配慮感謝しております。
2010/10/31(日) 午後 11:00
敬天愛人様
御意にございます。
仰せのとおりにございます。
先人に感謝です。
傑作・コメントありがとうございます。
日頃のご配慮感謝しております。
2010/10/31(日) 午後 11:02
戦後の教育の間違いは今に影響しています
戦争となんでも結びつける教育などはおかしいと思います
やはり原点にもどるべきだと思います
傑作
[ 誇り君 ]
2010/11/1(月) 午前 0:31
誇り君様
御意にございます。
占領下憲法は破棄せず、その憲法を錦の御旗の如く鼓舞し、国民を扇動した左翼によるマスコミ、教育機関のとりこみ、国益に叶うことなど何ひとつありません。
やまと民族は原点回帰すべきです。
傑作・コメントありがとうございます。
日頃のご配慮に感謝しております。
2010/11/1(月) 午前 10:24