海上自衛隊
天皇皇后両陛下の山口行幸啓における小月基地隊員のと列
待機中の隊員
天皇、皇后両陛下へ敬礼
天皇、皇后両陛下へ敬礼
各級指揮官
緊張が高まる一瞬
天皇、皇后両陛下へ敬礼
上記記載の画像は、畏くも天皇、皇后両陛下が本年5月27日、山口へ行幸啓あそばされた時、海上自衛隊小月基地隊員が「と列」にてお迎えした時のものです。
「と列」という自衛官が垣のように並び立ち、訪問途上における送迎式があります。栄誉礼を受ける資格のある人たちが自衛隊を公式に訪問、視察する場合、途上において送迎し、敬意を表すために行います。
以下に「儀仗」と「と列」について海上自衛隊ミニ講座より引用します。
参考にされたい。
【「儀仗」と「と列」】
「儀仗」と「と列」について紹介します。
栄誉礼を受ける資格を持った者が自衛隊を公式に訪問する場合やその他防衛大臣が定める場合に、栄誉礼を実施する場所などへの発着、またはその途上において、敬意を表することを目的に行います。栄誉礼との違いは、「儀仗」は発着やその途上を警衛し、「と列」は訪問途上における送迎の意を表しています。また、「儀仗」は栄誉礼が行われる場合や葬送式、その他防衛大臣が定める場合に編成され、受礼者又はひつぎ等の移動途上を警衛し及びこれに敬意を表すために実施します。儀仗は、その編成等によって、特別儀仗と通常儀仗に区分しています。特別儀仗とは、皇族、国賓又はこれに準ずる賓客、外国の高官であって防衛大臣の定める者、その他大臣が必要と認める場合に編成されます。特別儀仗以外の儀仗を通常儀仗といいます。
と列は、一般に到着した空港、港などのその地域の玄関口から目的地までの適度な区間の公道に一定の間隔で並び送迎します。自衛隊においては、主として皇族に対してのみ実施します。その基準は、
1.天皇又は皇族が自衛隊を公式訪問する場合
2.天皇が地方を公式訪問又は公式行事に出席する場合で、自衛隊部隊等が所在する市町村又はその近傍を通過するとき
3.その他防衛大臣が特に必要と認める場合
となります。
また、と列の特別な例としては、昭和天皇の「大喪の礼」、今上天皇の「即位の礼」においても実施しました。諸外国では、国葬に国軍がと列する例は多数あります。
と列は、かなり特別な時にしか実施しませんので、実際に経験する隊員も少なく、これを見たことがある一般の方も少ないかと思います。恒例的に実施されるのは、皇族の沖縄訪問時によく実施されます。これは、沖縄に対する特別な思いから公式訪問の機会が多いことと、玄関口である那覇空港に陸・海・空自衛隊の部隊が駐屯している関係からと考えます。なお、海上自衛隊には、「舷門と列」というのが礼式に定められており、前述の「と列」とは別物ですが、その意味するところは、「艦を訪問する人に対する送迎」としてよく実施しています。
本日の産経新聞「風を読む」に論説委員長・中静敬一郎氏の考え直したい「天皇と自衛隊」を以下に引用します。
「と列」という自衛官が垣のように並び立つ出迎え式がある。栄誉礼を受ける資格のある人たちが自衛隊を公式に訪問、視察する場合、途上において送迎し、敬意を表すために行う。激しい風雨のときであっても隊列が崩れることはないという。
栄誉礼の資格者の筆頭は、天皇、次いで皇族、衆参両院議長、内閣総理大臣…と自衛隊法施行規則に列挙されている。
防衛省自衛隊のホームページをみると、昨年10月、天皇、皇后両陛下が山口市をご訪問になった際、陸上自衛隊山口駐屯地の隊員約350人が、また同月、皇太子殿下が防府市に寄られた際、防府北と防府南の両基地の隊員約400人がそれぞれ、と列による奉迎を実施した。
残念なのは、この出迎え式が双方向になっていないことである。天皇の自衛隊基地訪問については、昭和天皇が昭和41年、国民体育大会の会場となった大分県の自衛隊基地に立ち寄ったことを除いて、実現されたことはない。警察法施行50周年式典、消防殉職者全国慰霊祭、さらには海上保安制度60周年式典にはご臨席になりながら、防衛省・自衛隊の公式行事にお姿はみられない。やはり、不正常というしかあるまい。
なぜこうなったのだろう。自衛隊は違憲との指摘に政府が過敏に反応したことがうかがえるのは、昭和36年4月、参院内閣委員会での宮内庁次長の答弁だ。皇族が栄誉礼を受けることについて「国民の皆さんの中にもいろいろと考える方がおられ、誤解を受けるようなことであれば、慎重を期する」と語った。51年前の答弁が今も踏襲されている。
昨年の東日本大震災直後の3月16日、天皇陛下は救援活動をした人たちの労をねぎらう際に「自衛隊」を先頭に挙げられた。国家のために身命を賭した、これまでの労苦もご存じだったからに違いない。皇居で自衛官と話し合われる機会もないわけではない。だが、もっと心が通じ合う普通の関係になれればと思う。
「厳しい環境の下、わが身の危険も顧みず、専心救援活動に当たった自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体関係者、また原発事故の対応に当たった、東京電力およびその関係者の献身的努力に深く感謝しています」
昨年12月、畏くも天皇陛下は78歳のお誕生日を迎えた感想文の中で、東日本大震災発生直後に発せられた玉音同様、「自衛隊」を真っ先に挙げられた。
多くの隊員は感動を新たに奮い立った、しかし、戦後67年の歴史を振り返れば、皇室と自衛隊の「距離」は近いとはいえなかったのです。
先帝陛下、畏くも今上陛下が戦後、防衛庁や防衛省の本部、基地、駐屯地を「視察」された例はなく(国民体育大会会場としての行幸啓は除く)、防衛省担当者は「自衛隊発足後、天皇陛下が栄誉礼を受礼された実績はない」としています。
宮城(皇居)や迎賓館では国賓が陸上自衛隊・儀仗(ぎじょう)隊の栄誉礼を受けるのが慣例ですが、陛下は受礼台まで移動あそばされることはなく、少し離れた場所から国賓の様子を見守られます。
前述していますが、天皇、皇后両陛下におかれましては、過去に警視庁本部や皇宮警察の武道大会などをご覧になられ、海上保安制度創設60周年記念式典にも御親覧あそばされた。これでは「政府や宮内庁が自衛隊だけを遠ざけようとしている」との臆測を呼んでも仕方がありません。
かってわが国では、国を護る人々を「防人(さきもり)」と言いました。
現世の防人たちが、陛下をお迎えする「と列」での表情は、何れも誇らしげです。
防人たちが命を賭して、御国を護るのは、今も昔も、天皇陛下であり、美しい国土であり、愛する家族の為なのです。
「改めて法律を調べてみたら、(首相は)自衛隊に対する最高の指揮監督権を有していた」。平成22年8月、統合・陸海空4幕僚長との意見交換の場での菅直人首相(当時)の発言は、周囲をあぜんとさせました。
無知なる政権は、顔は変われど、何ら変わっていません。
日本国民とは、肇国以来の先人・先達を含めて「日本国民」と言います。
先人・先達は「美し国」を我々に紡いで、伝えてくれました。
戦後67年、日本の常識、世界の非常識と言われて久しいですが、いつになれば世界の常識の国になれるのでしょうか?
筆者は日々、それだけを願ってやまないのです。
「美し国に戻って欲しいと」
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転載させて頂きます。
応援&今日の ナイス ポチ凸
2012/11/7(水) 午前 0:30
同感です。ナイス。
2012/11/7(水) 午前 1:09
ナイス!
「儀仗」と「と列」についてお教え頂き、有難うございました。
画像を拝見しただけで、自衛隊の方々の素晴らしさが伝わってきます。
自衛隊の方々に感謝です。
[ daisinshoten ]
2012/11/7(水) 午前 2:02
>防人たちが命を賭して、御国を護るのは、今も昔も、天皇陛下であり、美しい国土であり、愛する家族の為なのです。
まさに大伴家持の「海ゆかば」の精神です。
ナイス
2012/11/7(水) 午前 8:49
と列。
初めて知りました。ありがとうございます。
自衛隊員の清潔さが印象的です!
ナイス!
2012/11/7(水) 午前 9:08
「日本国民」
戸籍上だけではなかったのですね!
大切に守ってゆきます。
2012/11/7(水) 午前 9:14
( ´ー`)y─┛チァーパーボェー
敬礼ってかっこ良いものですね
ナイス!
2012/11/8(木) 午後 11:09
コメントを頂戴し、またご支援賜り、誠に有難う御座います。
訪問コメントを優先したく、纏めコメントで失礼致します。
もちろん、頂いたコメントは全て拝読させて頂いております。
日頃のご配慮に感謝します。
2012/12/31(月) 午前 11:08