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日本よい国、きよい国。 世界に一つの神の国。
降り積もる深雪(みゆき)に耐えて色変えぬ 松ぞ雄々しき人もかくあれ

書庫皇室の記事

陛下の大御心、祈り


天皇陛下 御尊影
 
 


 皇室は良識と良心の府です。
いくら日本人が日本を忘れても、皇室は最後の日本人を貫かれます。
いかがわしい職業やいかがわしい生き方をする日本人が多くても、皇室はいかがわしくなったりしません。
一部のこころない国民を除き、日頃意識しなくとも国民は潜在意識でそれを知っています。
先帝陛下がご不例にて、病いに臥せられた時、吉原のソープランドや六本木のマハラジャ等は営業を休止するなど自粛しました。
崩御あそばされた時もそうでした。
多くの国民が涙し、先帝陛下を偲びました。
先帝陛下の国民を愛し祈り続けられた精華です。
日本人がどんなに俗に流されようとも皇室だけは聖なる一点として存在し続けるのです。
國體と言われる由縁です。

畏くも天皇陛下はにあらせられましては、「祈る王」「祭祀王」といわれます。「地上の支配者」であるヨーロッパの国王とは異なります。
第84代順徳天皇(在位:承元4年11月25日(1210年12月12日)- 承久3年4月20日(1221年5月13日)が宮中のしきたりを書きつづられたのが『禁秘抄』で、その冒頭には、「およそ禁中の作法は、神事を先にし、他事を後にす」と、何よりも神事を優先させなければならないことが明記されています。天皇陛下にとってもっとも重要なことは神祭りなのです。順徳天皇がことのほか重い天皇の使命を、皇室存亡の危機のまっただ中で明言されたことは重要なことです。
天皇陛下は日々、祈られます。『禁秘抄』には「恒例毎日の次第」という一章があって、天皇が毎朝、身を清められたあと、京都御所・清涼殿の石灰壇(いしばいのだん)に立たれ、東南の方角に向かって、伊勢の神宮ならびに内侍所(ないしどころ=賢所)、各神社を遥拝されることが記されています。
天皇陛下の祈りの精神がもっとも濃厚に示されるのが、即位後に行われる天皇一世一代の大嘗祭でしょう。秘儀とされる大嘗祭の儀で、新帝は皇祖天照大神ほか天神地祇に、手ずから神饌を供され、祈られます。
 
 天皇陛下は何を祈られるのでしょうか。神社の祝詞(のりと)に相当する「申詞(もうしことば)」は天皇直伝で一般には知られないのですが、14歳で即位された順徳天皇に父・後鳥羽上皇が大嘗祭の直前、その秘儀のことをお教えになったことが後鳥羽上皇の日記(建暦2[1212]年10月25日)に記されています。
 
 「伊勢の五十鈴の河上にます天照大神、また天神地祇、諸神明にもうさく。朕(ちん)、皇神の広き護りによりて、国中平らかに安らけく、年穀豊かに稔り、上下を覆寿(おお)いて、諸民を救済(すく)わん。よりて今年新たに得るところの新飯を供え奉ること、かくのごとし」(「後鳥羽院宸記」=『皇室文学大系4』所収)
 
天皇陛下はひたすら「国平らかに、民安かれ」と祈られるのです。
 
神道思想家といわれる今泉定助氏によれば、「天皇統治の本質」は天壌無窮(てんじょうむきゅう)の神勅にあるように「安国と平らけくしろしめす」ことだといいます。「しらす」政治とは民意を知って統合することで、「うしはく」政治つまり権力による支配ではないとするのです。
 
大日本帝国憲法には、「大日本帝国は万世一系の天皇、これを統治す」と規定していますが、この「天皇の統治」は本来、「しらす」の意味でした。
戦前と戦後、昭和天皇陛下に侍従として仕えた木下道雄は『新編宮中見聞録』に、次のような昭和天皇の戦前の逸話を次のように紹介しています。
 
 昭和の初め、汚職事件の渦中にある高官の起訴について天皇の裁可を求める上奏書をもって内閣書記官が慌ただしく駆けつけてきました。一刻を争う上奏書でしたが、昭和天皇は司法大臣の起訴理由書を繰り返し御覧になるばかりで、なかなか裁可されません。しばらくしてようやく天皇陛下は裁可の印を捺されました。書類を受け取り、部屋を辞する木下に天皇陛下は語られました。「私が悪いのだよ」と。
 
 のちに先帝陛下はよく晴れた夕暮れ、天を仰ぎつつ、木下にたずねられました。「どうすれば政治家の堕落を防げるであろうか。結局、私の徳が足りないから、こんなことになるのだ」と。
 
 先帝陛下は罪を犯した官僚を憎むのではありません。汚職がはびこる世の中を憂い、ご自身を責めておられたといいます。
 
先帝陛下であればこそ、皇祖と国民に対して「戦争責任」を誰よりもつよく意識されていました。旧憲法下の天皇はあくまで立憲君主であって、国務大臣は天皇を補弼(ほひつ)する責任があり、天皇の詔勅は国務大臣の副書を必要としました。天皇は憲法上、無答責のお立場にありました。それにもかかわらず、先帝陛下は身を引き裂かれるほどの責任を痛感され、御自身を責め続けられました。
昭和20年8月に長い戦争の時代は終わります。
日本が開闢(かいびゃく)以来、経験したことのない屈辱の歴史でした。
数百万の尊い人命が失われ、かけがえのない美しい国土は無惨にも焦土と化しました。しかも「敵国」の軍隊が進駐し、日本はその支配下に置かれ、「國體」がおかされることになりました。
先帝陛下の御心中はいかばかりであったでしょう。終戦の詔書に「帝国臣民にして戦陣に死し、戦域に殉じ、非命に斃(たお)れたる者、およびその遺族に想いをいたせば、五内(ごだい)、ために裂く」と玉音賜っています。国と民のために祈りの日々を送られる先帝陛下であれば、なおのことあられたと推察します。
先帝陛下が最後まで推敲を重ねてやまなかったお歌は、岡野弘彦氏によれば、「身はいかになるともいくさとどめけりただ倒れゆく民をおもひて」であったと聞きます。
先帝陛下の強い大御心により、昭和の御巡幸が始まります。
御巡幸は21年2月に始まり、先帝陛下は戦後復興、国家再建の先頭に立たれました。敗戦で憔悴した國民は先帝陛下のお出ましを感激をもってお迎えし、「ずいぶん苦しかったろうが、よく帰ってきたね」と引き揚げ者をいたわり、「親のいうことをよく聞いて、立派な人になってくださいよ」と子供を励ます先帝陛下に涙しました。天皇と名もなき国民の一体感が戦後復興の大きな原動力となりました。
 
民とともにある天皇陛下はいつの時代も、國家の栄光ばかりではなく、苦悩のただ中におられます。
戦後最大の國難ともいわれる東日本大震災。
隣国のいわれなきわが国への口撃。
今上陛下の御心を深く痛めておられます。
「天皇陛下に私なし」といわれますが、天皇陛下はひたすらすべての民のために祈られます。
 
 東大紛争当時、警視庁の治安担当警備課長だった佐々淳行氏は、『東大落城─安田講堂攻防七十二時間』に次のように書いています。
 
 ──安田講堂の攻防が決着したあと、秦野章警視総監が内奏のために宮中に参内した。昭和天皇から御嘉賞のお言葉があれば、機動隊員の士気高揚につながると期待されたが、内奏がすんで帰庁した秦野氏は妙な表情を浮かべていた。
 
 「天皇陛下ってえのはオレたちとちょっと違うんだよなァ。安田講堂のこと奏上したら、『双方に死者は出たか?』と御下問があった。幸い双方に死者はございません、とお答えしたら、たいへんお喜びでな、『ああ、それは何よりであった』と仰せなんだ。機動隊と学生のやり合いを、まるで自分の息子の兄弟げんかみたいな目で見ておられるんだな」
 
 「公正無私」を第一義とされるのが天皇陛下です。天皇陛下にとっては右翼も左翼もありません。多様な考えを持ち、多様な暮らしをする國民すべての天皇陛下なのです。「まつろわぬ民」のためにさえ、代々、祈りを継承してこられたのが天皇陛下なのです。
 
今日なお多様で多面的な國家、民族、社会の中心に位置し、「国平らかに、民安かれ」と日々、祈り続けておられる天皇陛下の価値というものを私たちが失わないかぎり、日本人が民族の英知を失わないかぎり、天皇陛下と國家は、國民とともに、未来永劫に発展していくことでしょう。
そして、臣民として唱えられずにいられません。

天皇彌榮(すめらぎいやさか)
皇尊(すめらみこといやさか)
天皇陛下 万歳


 

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    陛下の存在が日本そのものであります。

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    保守の会会長 松山昭彦

    2014/1/15(水) 午前 9:29

  • 天皇彌榮(すめらぎいやさか)
    皇尊(すめらみこといやさか)
    天皇陛下 万歳

    陛下の大御心と我ら臣民一人ひとりの心が和してこそ、日本ですね。そして、祖先へ、歴史と伝統へ、大自然への感謝をもって繋がって行く事、繋げて行く事こそが、「大和心」の真実だと思っています。

    ナイス☆

    so-kei♪

    2014/1/15(水) 午前 11:15

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    国民が知らない部分で天皇陛下は尽力されています

    日本の象徴です


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    [ 博多の鷹 ]

    2014/1/15(水) 午後 1:35

  • 安田講堂での攻防後のお言葉、誠にありがたいものです!
    善悪ではなく、日本人の生命の安否を気使われる昭和天皇。天皇陛下、萬歳!

    ナイス!

    たけし

    2014/1/15(水) 午後 9:45

  • 天皇陛下、いつも感謝しております。

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    サラ

    2014/1/16(木) 午前 0:44

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    >いくら日本人が日本を忘れても、皇室は最後の日本人を貫かれます。
    日頃意識しなくとも国民は潜在意識でそれを知っています。

    この言葉に心打たれました。
    まさに、その通りです。
    2つの大震災の折にもそうでした。

    [ success ]

    2014/1/16(木) 午前 1:54

  • 大嘗祭において降霊の儀式を授けられた天皇陛下は、
    天皇霊を宿し国土國體と一体にお成りあそばされます。

    それ故常に御自身と一体である日本国土國體の豊饒を祈り、
    すべての日本国民のための祭祀を行為あそばされますね。

    いつも素晴らしい記事を、どうもありがとうございます
    ナイス

    [ MYU ]

    2014/1/17(金) 午前 8:49

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    さくらの花びら様

    御意。
    仰せのとおりにございます。
    ご来訪、コメント、ナイス感謝申し上げます。

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    2014/1/18(土) 午前 2:39

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    家元さま

    同感です。
    ご来訪、コメント、ナイス感謝申し上げます。

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    2014/1/18(土) 午前 2:40

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    博多の鷹さま

    御意。
    仰せのとおりにございます。
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    2014/1/18(土) 午前 2:41

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    タケシさま

    いつもありがとうございます。
    仰せのとおりにございます。
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    2014/1/18(土) 午前 2:42

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    saraさま

    いつもありがとうございます。
    ご来訪、コメント、ナイス感謝申し上げます。

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    2014/1/18(土) 午前 2:43

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    success さま

    いつもありがとうございます。
    仰せのとおりにございます。
    ご来訪、コメント、ナイス感謝申し上げます。

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    2014/1/18(土) 午前 2:44

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    MYUさま

    御意。
    仰せのとおりにございます。
    ご来訪、コメント、ナイス感謝申し上げます。

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    2014/1/18(土) 午前 2:46

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    ご訪問いただき、記事をご覧いただき、ナイス、いいね、ツイートをいただきました方々に御礼申し上げます。

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    2014/1/18(土) 午前 2:49

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