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今上陛下が大嘗祭に用いられた柏の葉で作られた神饌の容器、上古より形を変えず今日に受け継がれています。
今も多くの日本人は自らの素晴らしさを知らず、「日本人である」ことに誇りを持てないでいる方々が多いと聞きます。それは、自国の真の歴史、文化、習俗を知らないから、と筆者は思います。神代(かみよ)の時代から繋がる日本の歴史や文化を繙(ひもと)くと、この穏やかな国土で、「和」を尊び、日本人独自のしなやかな「勁(つよ)さ」を育み紡いできた先人たちの姿が見えてきます。筆者は日本という祖国を知れば知るほど、 「日本をもっと知りたい」という思いが沸いてくるのです。
それらを日本人ひとりびとりが共有していきたいと筆者は願ってやまないのです。
冒頭の画像にもありますが、上古(じょうこ)の時代、我々の祖先は柏の葉を食器代わりに用いていました。『隋書倭国伝』に「倭人、皿や俎なく槲の葉を以てし、食うに手を用いて餔う」と記されています。これら食文化の風習は支那にまで知られていたのです。食膳をつかさどる者を、古語で「かしわで」(膳夫)ともいいました。食器として神事に使用されてから、柏木を尊重するようになり、「かしは木はもりの神」(『狭衣物語』『枕草子』)として神聖視されたのです。
史書「魏志倭人伝」に倭人の風習として、貴人に対し手を打ってひざまづいて拝礼をしていたことが記されていることから、上古の時代、人にも拍手(柏手)をしていたことが記されています。 神道における拍手も同様に敬う気持ちの表れです。
神社参拝の際に「柏手」(かしわで)を打ちますが、柏の葉が手の形に似ている事と、柏の葉の霊力で邪気を払うといった意味も込められていたのではと筆者は思うのです。
柏(かしわ)の霊力に神職の家が柏葉を家紋とするようになりました。伊勢神宮の久志本氏、熱田神宮の千秋氏、宗像神社の宗像氏、吉田神道のト部氏、備前吉備津宮の大守氏などは、いずれも柏紋を用いています。
柏の葉は新芽が出ないと古い葉が落ちません。これを「子が生まれるまで親は死なない」つまり「家系が途絶える事なし」という風に縁起を担ぎ子孫の繁栄を願ったのです。
我々の祖先が後世の子孫に願った思いは今の世代とは対比できないくらい強いものでした。
それらの思いが今日全国津々浦々に伝わる神事に込められています。
今日の日本人は経済や政治・社会情勢に一喜一憂し、それらに押し流されています。
それでは潤いのある生活はできません。昨今のように混迷する社会情勢のもとでは、人々は目先のことばかりに心うばわれます。そんなご時世であればこそ、神仏や天地自然、遠い祖先に手を合わせ、祈り、日本人らしさを取り戻すことが何よりも大事ではないでしょうか?
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有り難いお話をありがとうございます(=^_^=)
ナイス☆
2015/3/19(木) 午後 3:31
洗心浄化の清らかな歌声。
豊葦原瑞穂の国。この美し国を常しえに
大切に護って行きたいですね。
いつ迄もこの国に生まれて良かったと云える
誰もが思える様に。
転載致します。ナイス☆☆☆
2015/3/19(木) 午後 4:41
毎年、陛下が皇居内で稲作をお続けあそばされ
、新嘗祭をお司り下さって居られる有難さ、忝さ、本当に良き国に生まれて良かったですね。
皇国、ご皇室の弥栄を祈念し奉ります。
2015/3/19(木) 午後 4:50
日本人で生まれたことに感謝します。
ナイス
2015/3/19(木) 午後 4:57
勉強になりました、ありがとうございます。
2015/3/19(木) 午後 5:38
神代の昔から受け継がれてきた誇りある伝統。
私たちが守り抜くことが愛国につながります。
ナイス!
2015/3/19(木) 午後 9:32
逆に反日・左翼が如何に我が国の歴史に無知なのか良く分かりますね。
ナイス☆
[ ちびっこライダー ]
2015/3/19(木) 午後 9:37
成る程 良い勉強になりました
ナイス
[ 博多の鷹 ]
2015/3/20(金) 午前 1:37