ここから本文です
日本よい国、きよい国。 世界に一つの神の国。
降り積もる深雪(みゆき)に耐えて色変えぬ 松ぞ雄々しき人もかくあれ

書庫過去の投稿日別表示

全1ページ

[1]

【(花園上皇)誡太子御書・元徳二年二月】

イメージ 1
花園天皇像
 
 
 
花園天皇が、甥である皇太子(光巌天皇)を訓戒されるために記されました。
 
 
余聞く、天は蒸民(じょうみん)を生じ、之れに君を樹(た)てゝ司牧(しぼく)するは、人物を利する所以(ゆえん) なり。下民の暗愚なる、之れを導くに仁義を以ってし、凡俗の無知なる、之れを馭(ギョ)するに政術を以ってす。苛(いやし)くも其の才無くんば、其の位に処(お)るべからず、人民の一官も、之れを失はゞ猶ほ天事を乱ると謂ふ。鬼瞰(きかん)遁るゝこと無し、何(いか)に況や君子の大宝をや。慎まざるべからず。懼れざるべからざる者か。 


以上文字数の関係上 冒頭のみ以下に全文大意。
 
 
私はこう聞いている、天が民を生みだし、その上に君主を立てて統治をさせるのは、人の役に立つようにするためである。
愚かな(迷いやすい)民衆を道徳に則って指導し、(目先の得失にとらわれて)先を見通すことができない人々を政治の技術で制御する
君主に相応しい能力がないのならば、君主になってはいけない。ただの役人であろうとも、相応しくない人物が役職に就くと天下が乱れるという。神様の目から逃れることはできない。ましてや君主という重大な役職にいい加減な人物が就任して世の中が乱れないということがあろうか。
しかし、太子はお付きの人に育てられて民の苦しみを知らない。いつでもきらびやかな服を着て、服を縫う人の苦労を知らない。毎日ご馳走を飽きるほど食べて、働いてお金を稼ぐことの大変さを知らない。太子はまだ国家に対してなんの貢献もしていないし、民に全く恩恵を及ぼしたりしてはいない。ただ単に祖先から受け継いだ位だからというだけで、国の全てを司る重大なる職に就任したいと願っている。人徳もないのに諸侯の助けが得られると思いこみ、功労もないというのに庶民の上に立つ、全く恥ずかしいことだとは思はないのか。
秦の政王(始皇帝)は強かったが滅ぼされた。隋の煬帝も唐に滅ぼされた。しかるに、我が国は大丈夫といっている者がいるが、それは間違っている。今の王家は累卵や崖の上で馬に乗るくらいに危険な状態にある。たとえ異姓(皇族以外の人間)が皇位を奪おうと望まなくても、自壊する危険性すらある。


冒頭は、君主のために国家人民があるのではなく、国家人民に尽くすのが君主の役目であると宣言されています。ただし、近代の民主制のように無条件で民衆が正しいなどと無責任なことはいわれません。正しい政治技術の必要にも触れられています。しかし仁義の精神でそれを使いわけよと述べられています。
即ち、「皇胤一統(万世一系)」の我が国では革命など生じないという思い込みは、甚だしい間違いである、賢聖の主(天皇)がいなければ、國が乱れ内乱が起きるおそれがある、次代を担う皇太子は学問に精励すべきであり、「宗廟の祀(祖先祭祀)」の継承こそ最も重要であると訓誡しておられます。
 
また文中にもありますが、ただの役人であろうとも、相応しくない人物が役職に就くと天下が乱れるとの臣民への戒めもあります。
戦後國が乱れているのは、相応しくない人物が為政者、教職者などの役職に就いているからです。
 
 
現在の皇太子徳仁親王殿下も学習院大学ご卒業の折に「花園天皇は・・・・徳を積むためには学問をしなければならないと説いておられ・・・その言葉に深い感銘を覚えます」と語られた。
代々の皇室に伝わる帝王学ともいえましょう。
 
 
 
 

開くトラックバック(1)

全1ページ

[1]

アメブロにタイトル同じで移行。
アメブロにタイトル同じで移行。
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

Yahoo!からのお知らせ

友だち(51)
  • success
  • tomie_teacher
  • 博多の鷹
  • MTK
  • マダム桜
  • JJ太郎
友だち一覧

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事