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日本よい国、きよい国。 世界に一つの神の国。
降り積もる深雪(みゆき)に耐えて色変えぬ 松ぞ雄々しき人もかくあれ

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行幸啓あそばされた地域に御印をつけあそばされる天皇、皇后両陛下 御尊影 皇紀2671年天長節
 
 
 
畏くも天皇皇后両陛下におかせられましては、全国戦没者追悼式・日本学士院授賞式・日本芸術院授賞式など都内の式典等に出御あそばされるほか,全国植樹祭・国民体育大会・全国豊かな海づくり大会にご親覧のため地方行幸啓になり,併せて地元の福祉・文化・産業施設などをお訪ねになられ、関係者を激励なされます。
昨年の東日本大震災での被災地行幸啓に見られた、大きな災害が発生した際には、現地に赴かれ、犠牲者を悼み、被災者を慰め,救援活動に携わる人々を励まされ、その労を労(ねぎら)いあそばされます。
皇太子殿下、同妃両殿下はじめ皇族方も,全国的な規模の各種大会や総裁・名誉総裁等にご就任の団体の行事などにご行啓、ご台覧のため,東京都内や地方へお出ましになり,併せて地方事情,福祉・文化施設などをご覧になって,関係者などを励ましておられます。また,大きな災害が発生した際には,お見舞に行かれています。
 
首相や最高裁長官の任命など憲法が定める「国事行為」をはじめ、畏くも天皇陛下のご公務、ご活動は多岐にわたります。
 通常毎週火・金曜に行われる閣議の後には、宮城に法律、政令関係の書類などがお手元に届けられ、畏くも天皇陛下は丁寧に書類に目を通し、署名や御璽を押印あそばされます。
 宮内庁によると、平成22年の署名・押印は約900件。離任・着任した各国大使や、各界で功労のあった人などの拝謁、茶会などの行事が同年中に約240回行われた。宮中祭祀(さいし)は年間約20件に臨まれており、早朝や深夜にかかるものもあります。半数は畏くも天皇陛下ご自身が御告文(おつげぶみ)を奏上される「大祭」です。
 今上陛下が75歳になられた直後の21年1月、先帝陛下が74歳になられた昭和50年当時と公務の量を比較するデータを発表しましたが、外国賓客らとの会見、引見などは約1・6倍、赴任大使や帰朝大使の拝謁などは約4・6倍、都内や地方へのお出ましは約2・3倍に増加しています。
我々臣民は負担軽減を願っていますが、ご負担軽減が進んでいない背景には、公務を大切にされる畏くも天皇陛下の叡慮でもあられるのです。
 
皇室には「国見」という伝統があります。地方行幸啓をあそばされ、地方の臣民(国民)と触れあわれ、首長から県政・地域の諸事情などの報告を受けられる。
行政の長、内閣総理大臣よりもあらゆることに精通なされています。
地方行幸啓でのもう一つの大きな意味は、その地方を「予祝」「祝福」されることにあります。「予祝」とは、あらかじめ祝うことですが、古代日本では、お祝いはめでたいことが起きたからするものではなく、先にお祝いをして めでたいことが起きるのを 予め祝い、そのの結果として祝事が起きると考えられてきたのです。
農耕民族であるわが国は、五穀豊穣、民族の生命線である多産を祈ってきたのです。「祝福」とは、忌み嫌われる言葉を話すと良くないことが起こり、逆に祝福の言葉で状況が好転するというもので、災厄を避けることにもつながります。
我が国は、「言霊(ことだま)の幸(さきわ)う国」とも称されるように、言霊に対する信仰が見られます。言葉には霊力が宿り、口に出されて述べることにより、この霊力が発揮されると考えられています。
「国見」という言葉は、万葉集に第二首目で舒明天皇が天の香具山の頂きに登られて、大和の国をみそなわされている御製
 
「大和(やまと)には 郡山(むらやま)あれど とりよろふ 天(あま)の香具山(かぐやま) 登り立ち 国見(くにみ)をすれば 国原(くにはら)は 煙(けぶり)立つ立つ 海原(うなはら)は 鷗(かまめ)立つ立つ うまし国そ 蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は」 の一節に初めてみられるものですが、仁徳天皇の「民のかまど」はまさに、国見による仁政と言えましょう。
 
そして国見は皇祖の御神勅へと繋がるのです。
 
 
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皇祖御神勅
 
 
日本書記第二に「天壌無窮の神勅」
 
天照大神が孫の天津彦彦火瓊瓊杵尊に
『「葦原の千五百秋の瑞穂の國は、是、吾が子孫の王たるべき地なり。爾(いまし)皇孫、就(い)でまして治(しる)せ。行矣(さきくませ)。寶祚(あまつひつぎ)の隆(さかえ)えまさむこと、當(まさ)に天壌(あめつち))と窮り無けむ」とのたまふ』(葦原千五百秋之瑞穂國、是吾子孫可王地也。宜爾皇孫、就而治焉。行矣。當與天壌無窮者矣)
 と仰せられたとあります。
 
簡単に訳すると
『日本(と言う国)は、これ、我が子孫が治めるべき国である。我が子(子孫/天皇)よ。天皇となりこの国を治めなさい。そして国の隅々まで我が恩寵を届け、民が幸福せになるよう、努めなさい。私が与えた使命(約束)が守られる限り、皇室(と共に人間界)の繁栄は天壌(宇宙)と共に、終わる事はありません。』
 
平成16年の歌会始 お題 (幸)

今上陛下大御歌
人々の幸願ひつつ国の内めぐりきたりて十五年経つ

皇后陛下御歌
幸(さき)くませ真幸(まさき)くませと人びとの声渡りゆく御幸(みゆき)の町に

まさに行幸啓あそばされることにより、御神勅を継承なされているのです。
大東亜戦争後、先帝陛下が日本各地を巡幸あそばされた。
世界的食糧難の当時、先帝陛下が巡幸された地では、食糧難が改善されていったのは記憶に新しいところです。
 
畏くも両陛下の行幸啓は、玉体の健康をも顧みず、皇祖の御神勅、歴代天皇陛下の国見の伝統を護られ、ただ臣民の「安寧・幸福」を祈られる大御心なのです。
 
 
 
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山口行幸啓 奉迎
 
 
 
 
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臣民の奉迎行事にご答礼あそばされる両陛下 御尊影=山口行幸啓
 
 
 
畏くも天皇皇后両陛下のお姿と国民の紐帯を見る時、この光景は、「日本でしかあり得ない尊い光景だ」といつも感じます。
北畠親房公が神皇正統記に記したように、「(万世一系の)我が国のみこのことあり。異朝にはこの類なし」とはこのことです。
日本は、一国一文明一王朝の国です。これは他国ではあり得ない誇りです。日本人にしか感じられない至福です。
 今上陛下は、昨年の震災では、被災地の人々を慰め励まし、自衛隊をはじめ救助復興にあたる組織の人員の労苦をねぎらい努力に感謝され、さらに、全国民に一致協力して復興にあたるように呼びかけられました。
これは、まさに、非常時における「統治者」として呼びかけられておられ、ここから、真の危機克服が始まってきている。このことは、世界が感嘆する紛れもない事実です。今上陛下のお言葉に直に接した被災地の人々の表情や言葉から明らかです。
また行幸啓先での臣民の熱烈な奉迎。
 
「大日本帝国は万世一系の天皇之を統治す」「天皇は神聖にして侵すへからす」
天壌無窮の我国の國體であられます。
 
 
 

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