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下村加茂神社 国の重要無形民俗文化財に指定されている射水市の下村加茂神社の稚児舞が4日、同神社境内の特設舞台で行われた。京都の下鴨神社から伝わり千年も受け継がれているとされる、子どもたちの美しい稚児舞が披露されました。
下村加茂神社(しもむら かも じんじゃ)は、1066年(治歴2年、第70代 後冷泉天皇)に現在地に創建されました。賀茂御祖神社(京都・下鴨神社)の御神領「倉垣庄(くらがきのしょう)」の惣社となっていました。脚気に効くとされ「下村の脚気の宮」として知る人ぞ知る全国的に名の知られた神社です。
祭神は、玉依姫命(たまよりひめ の みこと)と賀茂建角身命(かも たけつぬみ の みこと)および賀茂別雷命(かも わけいかづち の みこと)の三神です。五穀豊穣・殖産興業・家内安全・進学成就・安産・病難災厄除けなどの多くの御神徳があるとされています。 わが国の民俗芸能には、舞楽、能楽、人形芝居、歌舞伎等が地方に伝播し、民俗化して定着し伝承されているものが多く、この民俗芸能化した舞楽の中で越中から越後にかけては稚児舞の型で伝承されているのが特色です。
下村の加茂神社、宇奈月町の法福寺、婦中町の熊野神社に伝承されているそれぞれの稚児舞は、上方系の舞楽が地方化したもので、技法にその特色がみられるとともに、稚児が大人の肩車にのって舞台入りし、芸能の終了するまで土を踏まない禁忌の姿を伝承しているなど古い民俗行事的特色をもっており、稚児舞の典型例として貴重である。 それぞれ社寺の祭礼、法会における芸能としてよく伝承されており、今後も変らず伝承されることが見込まれるので重要無形民俗文化財に指定し、正しく伝承を図っていきたい。 下村加茂のそれは、加茂神社の秋祭りの折に境内の舞殿で稚児舞が演じられるもので、一般にはこの時の祭り囃子の音から転じた「カットンド」の名称で親しまれている。地内から選ばれた稚児四人(十一歳から十二歳程度)が舞うもので、舞いに先立ち稚児は祭り当番宿から大人の肩車に乗って村巡りをする。その後「鉾の舞」、「林歌【りんか】」、「小奈曽利【こなそり】」、「賀古【がこ】の舞」、「天【あま】の舞」、「胡蝶の舞」、「大奈曽利【おおなそり】」、「蛭子【えびす】の舞」、「陪【ばい】臚」の九曲が舞われる。京都下鴨の加茂祖【みおや】神社から伝来したものと伝えられている。 稚児がかわいらしく踊った「胡蝶の舞」=下村加茂神社 土を踏んではならないため大人の肩に乗る稚児 古の万葉時代に創作された“稚児舞”の伝統を村人が守りついできた誠意と幼い稚児達の精神さに感銘し、後生に永く引き継いでいくことをねがうものです。
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2014年09月09日
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