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日本よい国、きよい国。 世界に一つの神の国。
降り積もる深雪(みゆき)に耐えて色変えぬ 松ぞ雄々しき人もかくあれ

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細川 玉(珠)洗礼名(伽羅奢・ガラシャ)





散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ

大意は、桜も人も散るべき時を知っているからこそ桜であり人なのです。これが世の習いなのです。

現在東京都知事選に立候補されている、第79代内閣総理大臣の細川護煕氏の首相辞任会見の時に引用された歌が、16代目前にあたる先祖・細川 玉(珠)の辞世の歌でした。
細川候補を支援している小泉元首相も首相を退かれる時、この歌を引用されています。
細川 玉は、本能寺の変で織田信長を討った明智光秀の娘(三女)で、名家、細川忠興の正室となります。
忠興と玉は美男美女として知られ、またおしどり夫婦でした。
明智光秀が本能寺の変を起こして逆臣となった際も、害が及ぶのを防ぐため、あえて幽閉し難を逃れたと伝えられます。
関ヶ原の戦いが起こる直前、石田三成は夫である細川忠興がいち早く徳川側に付いたことで、玉を人質に取ろうと強行策に出ます。
三成側の兵に屋敷を囲まれたことで自らの運命を察した玉は、家老小笠原秀清に槍で部屋の外から胸を貫かせて亡くなりました。享年 38歳。
家老の小笠原秀清も共に自害し、亡骸(なきがら)が敵方に奪われぬよう爆薬に火を掛けて屋敷を爆破しました。

玉の辞世はこのときに詠まれたといわれています。
「世の中」はこの世の習いを、「花」は桜を意味します。
さらに噛み砕けば「桜も人も散るべき時を知っているから美しい」と詠むことができます。

殿、小泉氏、

散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ

やはり散るべき時は散るべきでした。
ご先祖さまはお嘆きでありましょうや・・・


かって我々の祖先・先人の感性は現代を生きる我々よりも豊かで、大らかでした。
浦島太郎伝説もその一つといえるでしょう。
浦島太郎伝説の地とされる、日本有数の夕日が美しい海岸が京丹後市に存在します。筆者も家族で訪れました。
元プロ野球選手(捕手)・監督・野球解説者、野球評論家、歌手、日本体育大学客員教授でもある野村克也氏の出身地としても知られています

丹後半島の西に位置する京丹後市網野町の夕日ヶ浦は、その名の通り夕日が美しく、「日­本の夕日百選」に選ばれています。

往古の人々は、茜色に染まる雄大な海の彼方に永遠の世界「常世の国」があると信じ­ていました。主人公が常世の国に行く有名な浦島太郎伝説は、『丹後風土記』によると京­丹後市網野町が舞台とされています。浦島太郎という名は「水江浦嶋子(みずのえのうら­しまのこ)」と記されており、嶋子を祀った神社「嶋児神社」が海岸に鎮座しています。­玉手箱を開けて皺だらけになった嶋子が皺をちぎり投げてできたと伝えられる榎の凹凸、­乙姫と出会ったとされる「福島」、乙姫を祀った「西浦島神社」、釣った魚を放しておい­たとされる「釣溜(つんだめ)」など、同地には伝説ゆかりの場所が残されています。
世の無常、生のはかなさを知り、理想郷への憧れを抱いた我々の祖先たち。その思慮深さと想像­力に思いを馳せ、共有したいものです。
日本各地にある伝説などは先人と現世の我々を結ぶ「糸」でもあるのです。

茜色に染まる海の彼方に永遠の世界があると信じ、人々は「今」を生きました。
わが国の美しい国土、神社仏閣、風土を知らずして海外へと旅する日本人。
残念でなりません。
美し国、日本がそこにあるのに・・・



天皇(すめらぎ)彌榮(いやさか)

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