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しかし、現代日本人が経験したことのない逆境の中で日本人は日本人らしさを現しました。想像を超える自然の脅威に打ちのめされるなかで、被災地の人々は自分より弱い立場の人々をわが身を犠牲にしてまで当然のように守ろうとしました。地震と津波で根こそぎすべてが倒壊、破壊され、大事な家族や先祖伝来の田畑(でんばた)や生きていく上に必要なものをすべて失った方々がいました。しかし、そんな状況の下で人々はお互いを気遣い、巧まずして示した同胞、他者への配慮は太古の昔、縄文以来醸成、育んできた価値観と同じ同根
のものでした。
筆者はあの困難、厳しさの中で、日本人は発揮し示した助け合い、相互扶助の精神、やさしさ、勁さこそ日本人の真骨頂、民族の至宝であると思うのです。
そのことを日本国民に向け言葉にされ、世界に知らしめられたのが今上陛下であられました。
陛下の玉音は日本国民を奮い立たせ、同胞を労るこころを甦らせられました。
明治大帝、先帝陛下は国にとって大事の時に「雄々しさ」という言葉を発せられました。今上陛下におかせられましても、国民に向けてのメッセージに「雄々しさ」という言葉を使われた。
我々日本人はそのお言葉に勇気と希望を与えていただきました。
日本人のこころの御柱であることを強く感じたはずで、幾多の国難を乗り越えた勁さ、踏みつけられても起ちあがる強靭さは皇室あってのものだと多くの国民が再認識したでしょう。
しかし、日本人らしさを忘れてしまった人たちが震災後突出して現れたのも悲しいことですが事実です。
震災の瓦礫処理に国が地方に協力を求め、震災間もない四月時点で572自治体が名乗りをあげましたが、地元住民が瓦礫処分による放射能汚染への懸念、異議を訴えると名乗りを上げた自治体の辞退が相次ぎ、一割以下に減ってしまいました。あろうことか被災地に手をさしのべるどころか、風評を煽り起ちあがろうとする被災地、被災者を傷つけてしまいました。
筆者は反対する住民、風評を煽る姿に憤り、同じ同胞として悲しくなりました。しかし、それらは一部の方々であり多くの日本人は辛さ、悲しさは共有しています。
東日本大震災以降も続く災害。
それらの被災地に必ず行幸啓あそばされ、国民を励まされる両陛下。
そして哀しみを乗り越え起ちあがっていかれます。
筆者は祖国日本を誇りに思います。
日本人に生まれて良かったと・・・
天皇彌榮(すめらぎいやさか)
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