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天皇彌榮(すめらぎいやさか)
拙ブログにご来訪くださり感謝申しあげます。
もうすぐ八月十五日がやってきます。
マスコミはこぞって反戦、反日に終始し、われわれの先達を貶めます。
昨日の広島の慰霊式典においても、遺族の方々の思いをよそに政治闘争の場へと変えてしまうありさまです。
また、秋田において北朝鮮に拉致された拉致被害者家族会の街頭活動中、隣で活動していた安全保障関連法案に反対する社民党系組織のメンバーが「拉致より憲法だ」と発言し、家族会が反発する一幕も。
同じ同胞として人を思いやる情緒に欠けた危険な思想に染まってしまった方々を悲しくおもいます。これも戦後教育の悪しき弊害なのでしょう。またわが国の近代史を学んでいないことがさらに拍車をかけているのでしょう。
『霧は晴れ 国連の塔は輝きて 高くかかげし 日の丸の旗』
冒頭の画像はこの時のものです。
昭和31年12月18日、国連加盟を認められた日本国を代表し、日本全権として国連総会で「東西の架け橋」演説をした重光葵外相の辞世といってもいいでしょう。重光葵外相の国際舞台復帰の演説は絶賛されました。
ハマーショルド国連事務総長が、「深く感動した」といって握手を求めました。演説の原稿の仕上げを手伝った初代国連大使・加瀬俊一氏に「ありがとう、もう思い残すことはないよ」と語り、一ヵ月後、狭心症の発作により亡くなりました。享年69歳でした。
重光葵外相は降伏文書調印式のため横浜沖に向かう時、次のように詠んでいます。
『願くは 御國(みくに)の末の栄え行き 我が名さけすむ 人の多きを』 大意はいつの日か日本が繁栄して、降伏文書にサインした私のような者を蔑む人が多くなることを、願うと後世の我々に奮起を促しています。 しかし、重光外相が望まれた日本になっているでしょうか?
重光外相は「つえ」を使われていますが、義足です。
昭和七年、重光外相は大韓民国臨時政府の尹奉吉のテロによって爆弾で足を吹き飛ばされた。
上記の画像はその式典の爆破直前の様子です。
重光氏は上海で天長節を祝う式典に出席していましたが、爆弾は重光氏が壇上で天長節を祝う国歌斉唱中に投げ込まれた。しかし、重光氏やほかの軍人は爆弾だと分かっていてその場を離れませんでした。国歌斉唱中に動くのは不敬だとして微塵も動かなかったのです。動かなかったのは重光氏だけではなく、壇上にいた白川義則司令官、野村吉三郎司令官、上田謙吉師団長らは直立したまま君が代を斉唱し続けた。その結果、白川司令官死去、重光氏は片足を失い、野村氏は右目失明、植田氏足指切断という重傷でした。
あの時代の日本人、軍人の胆力、自分が国歌斉唱中に爆弾を足下に投げ込まれたとき、とっさにどうするかを思えば、直立して歌い続けた日本人はとてつもないとしか言いようがありません。 重光氏は、対米戦争へと突入していくなかで、重光氏以上に戦争に反対した人物はいません。しかし、国策が開戦を決定すると全力でこれを遂行し、大東亜会議を実現しました。満洲国、タイ、インド、ビルマ、フィリピン、中華民国、、日本の代表を集めて今回の戦争が、白人帝国主義からアジアを開放する戦争であるというスローガンを掲げたのです。
わが国は敗れましたが、参加した国の多くは独立をなし得ました。
戦後、重光氏は心ならずも連合軍よりA級戦犯の嫌疑をかけられました。
しかし、極東国際軍事裁判は勝者の恩讐劇以外の何者でもなく、いまだ日本人が先達を戦犯と呼ぶ人がいますが、歴史の無知を晒しているようなものです。
杉原千畝(すぎはらちうね)は「東洋のシンドラー」とも呼ばれる外交官です 。
彼は、大戦中、日本領事館領事代理として赴任していたリトアニアのカウナスという都市で、ナチス・ドイツによって迫害されていた多くのユダヤ人にビザを発給し、彼らの亡命を手助けしたことで知られていますが、杉原氏個人で行ったように伝えられていますが、事実はわが国が行ったことなのです。ドイツの要求に対し、建国の理念に背くといってはねつけました。
大義は何れに在りやと・・・
今日のわが国と違い、「骨太」な国でした。
ドイツ国民にもわが国にも言えることですが、戦争に負けた瞬間に全てを戦争指導者の責任にし、裏切った人がいます。
そしてその体制は今日もわが国を支配しているのです。
国連は重光氏の死を惜しみ、黙祷を捧げた。
重光氏を始めあの当時の日本人の祖国に対する情熱、愛はとてつもなく大きい。犠牲が伴わぬ愛は存在しない。まさに、彼らは己の体を犠牲にして祖国への愛を示した。八月十五日は静かに慰霊の日としたいものです。
先人が示した国家への情熱や愛を学校教育で教えればどれだけの子供が救われるでしょうか? 敗戦後でも外交においては戦勝国も敗戦国も対等であるという態度を貫いた重光氏は日本人が誇りにすべき先人の一人であると言えるでしょう。
天皇彌榮(すめらぎいやさか)
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