ここから本文です
日本よい国、きよい国。 世界に一つの神の国。
降り積もる深雪(みゆき)に耐えて色変えぬ 松ぞ雄々しき人もかくあれ

書庫過去の投稿日別表示

全1ページ

[1]

日本のお盆をどり

イメージ 1
〈17日の夜、櫓に飾られる切子灯籠


天皇彌榮(すめらぎいやさか)
拙ブログへお越しくださり感謝を申し上げます。

お盆をふるさとで過ごされた方々も多いでしょう。近年はレジャーにお盆を充てられる人も増え、かっての日本のようにお盆=慰霊とは様子が変わっているますが、それとともに日本人の精神の荒廃、退化が進んでいるように筆者は思えてなりません。
お盆に催される伝統行事は祖先を偲び、感謝し、亡くなった方を慰霊するものがほとんどです。
「日本古代の神祇と道教」などで知られる歴史学者の、故下出積興博士は、クニ(地方)の成立を語る中で、日本人の霊魂感に触れて、人は死ぬとその魂は親しい故郷を見下ろす裏山にしばらく留まり、その裏山からはその地方を代表する秀麗な山が見え、やがて弔い上げが終われば祖霊はその秀麗な山に移っていきますが、必要に応じて裏山に戻り、子孫の生活を見守ることもできる。そのような祖霊の交通をネットする中心的な山が一つ日本のクニ(地方)にはあり、祖霊の寄り集う地理的範囲として成立したと述べられています。
筆者の住居に近い兵庫県福崎町に生まれ、民俗学生みの親とされる故柳田国男氏の墓は丘の上にあり、下界を見下ろす素晴らしい場所に建っています。
その柳田国男が賞賛した盆踊りがあります。
盆踊りと言えば楽器に合わせた踊りが一般的だが、長野県下伊那郡阿南町新野に伝わる盆踊りは三味線、笛、太鼓といった鳴り物を一切使わない。櫓の上にいる音頭取りの「音頭出し」と、その下で踊る踊り子の「返し」の声だけで踊りが進められる、素朴な盆踊りである。大正15年に民俗学の祖である柳田国男先生が来訪し、「この踊りは盆踊りとして完全な特徴をもっている珍しいもの。後世に伝えるように。」と言い残し、その志を継ぎ今日まで継承されている。先祖を招き、先祖と共に三日間踊り明かすお祭りです。踊り台には注連縄が張られ、踊りはじめには台の下で神事が行われます。最終日の夜半すぎには、各家では送り火を焚いて先祖の霊を送り返します。新仏と無縁仏が踊り場に残り、この瞬間から朝大火を焚いて踊神を送り返すまで人々はたたり伝承を聞かされ踊ります。送り終わった後決して振り返ってはならないと言われています。





























新野の盆踊りのはじまりは、定かではありませんが、室町時代の末期、享録2年瑞光院建立の折、入仏式に三州振草下田の人々来て踊った「おさま」を村の人たちが習ったのがはじまりといわれています。
踊りの種類は、扇子を持って踊る「すくいさ」「音頭」「おさま甚句」「おやま」と手踊りの「高い山」「十六」「能登」の7つ。このうち、「能登」は17日の朝方「踊り神送りの式」の間だけけ踊られ、それ以外の時間帯は、他の踊りを適当に変えながら踊りますが、毎晩最初に踊るのは、「すくいさ」と決まっています。
「ひだるけりゃこそ すくいさにきたに たんとたもれや ひとすくい」昔は、お盆に庄屋さんの家で米を振る舞い、それを「たくさんすくいなさい」という、食糧の確保が困難だった時代の農民の願いが、「すくいさ」の歌い出しの句にこめられているといわれています。
男女の出会いの場として発展し、国の重要無形民族文化財にも指定されている悠久500年以上続いています。
踊りの開始時間は午後9時からで、15日と16日の朝は午前6時で終了し、17日の明け方に踊り神送りの式が行われます。

踊り神送りは、信仰と結びついた新野の盆踊りの特徴のひとつです。
17日の明け方、市神様の神前で御嶽行者の先立ちで和讃を唱えます。このときに踊るのが「能登」です。櫓から切り子灯籠が下ろされ、太鼓を叩いて行列を作り、瑞光院とは反対側の「太子堂」まで行き、そこでまた和讃を唱えます。行列が瑞光院参道脇の広場まで行くために戻って来て、その先頭が市神様を通り過ぎると「能登」をやめなければいけない決まりになっています。しかし、盆踊りが終わってしまうのを惜しむ踊り子たちは、行列の進行を阻止しようと小さな輪を作って踊り続けます。踊りをやめさせようとする行列とのやりとりが新野の盆踊りのクライマックスです。
広場まで来ると、切り子灯籠を積み重ね、その前で行者が呪文を唱え九字を切り、刀を抜いて道切りの式をします。花火の合図で切り子灯籠に火が点けられ、一同振りむかずに秋歌を歌いながら帰ります。

神仏混合の独自の盆踊りは、神迎え、神送りが1年の区切りという考え方に基づいて行われます。1年の前半が麦の月、後半が稲の月とし、1月の雪まつりで神々が祝福のために新野に訪れ、7月には祖先の霊が帰ります。盆踊りには精霊迎えの行事と踊り、神送りの古い信仰の形が残されています。

※阿南町ウエブサイトより引用

動画をご覧いただければおわかりいただけるでしょうが、時代は移ろうと日本人の死生観、他界感も変わることなく引き継がれていきます。
祖先の思いを後世へ。
廃れつつある、伝統、風習ですが、継承してくださる人々がいるかぎり日本の文化は無くなることはありません。
伝統を継承される方々は、この国が現世の我々だけのためにあるのではなく、遠い祖先から紡いだ歴史を無窮の子孫へと繋がねばならぬ使命をご存じです。
盆踊りは絶えることなく続いていくのです。祖霊への感謝と後世への責任とともに・・


天皇彌榮(すめらぎいやさか)

全1ページ

[1]

アメブロにタイトル同じで移行。
アメブロにタイトル同じで移行。
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6
7
8
9
10 11 12 13
14
15
16 17
18
19
20
21
22
23 24 25 26 27
28
29
30
31

Yahoo!からのお知らせ

友だち(51)
  • 2月22日は島根県竹島の日
  • ちぷたん
  • うめまつ
  • にっぽに屋にっぽん
  • watch_compass
  • 中国の反日は天安門事件から
友だち一覧

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン

みんなの更新記事