誕生日会リニューアル
毎年めぐってくるお誕生日をデイ全体でお祝いするには、どうしたらよいかを
職員さんたちが、知恵を出しあって新しいスタイルを考え出したみたいだ。
今までお誕生日会は、ハッピーバースデイの合唱の後にビンゴ・ゲームをして
それなりに楽しいものだった。
年度代わりの第一回目の4月のお誕生日会から新しいスタイルの施行が始まった。
今までの誕生日会は、画像の奥の大画面テレビの前のソファーに利用者全員が
移動して行われていた。
新スタイルは、お祝いをする利用者は、自分の席に座ったままで行われる。
お祝いを受ける方たちだけ移動している。
利用者全員の移動に伴う転倒防止に注意を払う必要が少なくなっているる
新趣向としてお祝いを受ける方の誕生日に何が起こっていたのかを確認・認識
するために生年月日と同じ日付の新聞のコピーが、渡されるようになった。
立案したクマさんによると、明治・大正・昭和初期の新聞を何処で手に入れるのか
が、大問題だったそうである。
ネットで注文する方法もあるにはあったが、一部500円位かかるそうで到底お金が
かかりすぎることになる。
ネットで調べまくり大きな図書館には、ある事が分かったそうだ。
北九州市立中央図書館に出かけて趣旨を説明するとこころよく教えてくれたそうだ。
古〜い新聞紙面は、マイクロフィルム化されていて、その取り出し方・コピーの仕方
を丁寧に教えてもらって出来たのが、上の画像だ。
一日分が表裏8枚のコピーで一部の新聞になっている。
2×8で、16面の新聞が読める。
何にでも好奇心が旺盛な私には、もの凄く面白い宝物に見える。
画像の新聞は、91年前の4月某日の新聞である。
頂いた方たちは、目を丸くして驚かれていた。
これは、クマさんの久しぶりのヒットですな〜v(^_^)v
次に出てきたのが、このデラックス・バースデイ・ケーキである。
美味しそうでしょう!!
これを食べたらカロリー摂取が、大幅に過多になること必定です。
しかし食べられませと聞いた時、てっきり食品サンプルの蝋で作った商品だと
思いました。
買ったら多額の予算が、必要になります。
クマさんとE職員は、「クマのプーさん」の如くに考えに考えました。
自作することに決めたそうです。
ケーキの土台の部分は、お菓子の缶が入っています。
白いクリームは、紙粘土です。
イチゴは、百均商品で全部で100円です。
本物らしく見せるためにE職員は、赤い塗料を塗り重ね、しかも艶出しコーティング
までしたそうです。
触ってみたら偽物と気づくのですが、見た目は本物のイチゴです。
クリームの小さな固まりも偽物で100円位だそうです。
結局、本物は上に立っている蝋燭だけである事になります。
そして蝋燭といえば…
誕生日イベントに欠かせないロウソク消しですね♪♪
チャッカマンで火をつけられたロウソクを見事吹き消された91歳のTさん。
もちろん♪ハッピー・バースディ♪の大合唱がついています。
一個作っていれば何回も活躍するであろう偽ケーキを作るのに、昨晩は
午前3時までかかったとか言われていましたm(__)m
記念撮影も今までと変わらず行われました。
美形№2のK職員が右手に持っているのは、バースデイ・カード、ここまでは、今までと変わりません。
左手に持っている綺麗な包装紙に包まれているプレゼントの中身が、新趣向です。
今までのプレゼントは、同月の方には同じ物が贈呈されていました。
新スタイルでは、担当月の職員が、あらかじめ決められていて、その職員が利用者
の日常や趣味などを考えて各誕生者ごとに違ったものを贈る事になりました。
4月の担当は、面白№1のN職員でした。
普段のNさんとは全く違った面が見られました。
センスが、非常に良いのです(*^_^*)
帰りのおやつにも気を配ってありました。
お誕生日の方たちには、ショート・ケーキが、用意されていました。
これは、食べられるのは勿論のことです。
一般の利用者の今日の帰りのおやつは
イチゴ味のクレープでした。
デイ全体の職員と利用者とでお誕生日をお祝いしてあげるという新しい試みは、
如何だったでしょうか?
byウエンツ