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元禄六年(1693)『芭蕉書簡』荊口宛。
琶蕉----
ほととぎす声や横たふ水の声
と申し候に又同じ心にて
一声の江に横たふやほととぎす
(中略
水間沾徳といふもの訪ひ来たれるに、かれ物定めの博士なれと、両句評を乞ふ、沽日く、横江の句文
に対して之を考ふる時は句量尤もいみじかるべければ、江の字抜きて水の上とくつろげたる句のにほ
ひよろしき方のおもひ付くべきの条申し出候。
兎角する内、山□素堂・原安適など詩歌のすきもの共入り来たりて、水の上の究めよろしきに定まり
て事やみぬ。…当年は江戸につながれ候
荊口雅老人 はせを
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