松尾芭蕉の先生山口素堂覚書き

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山口素堂詩文・序文・跋文集・詞書 元禄七年(1694)『不求橋梨本隠家勧進百首』戸田茂睡編。
  
人しれぬ身にますれはおのつから もとむともなきかくれかにして   
法師茂睡
  いろかある言葉の花の世にもれは 身のかくれかのかひやなからむ   信章素堂

山口素堂詩文・序文・跋文集・詞書 元禄七年(1694)『枯尾花』其角編。「芭蕉追善興行」

 深草の翁、宗祇法師を讃していはずや、
友風月家旅泊と芭蕉翁の趣に似たり。
  旅の旅ついに宗祇の時雨哉     素堂

山口素堂詩文・序文・跋文集・詞書 元禄七年(1694)『慶分船』不角編。

 五月あめ晴過る比慶分船をさしよせて、江の扉をたたく人有。
この船や難波の春を始めて      
玉江のあしの夏狩りものせて是をおもしとせず。
尚しほれ戸のからびたるも一ふしあるはそれすてみや。
しばしかたらひ手をわかつとき
  鳩の巣や帰る目路成芦のひま    素堂
  春もはや山吹しろし萱苦し     素堂

山口素堂詩文・序文・跋文集・詞書 元禄七年(1694)『芭蕉書簡』曽良宛。

 (前文・後文略)尚々宗波老へ預置申侯素堂書物早々かへされ侯様に待ち奉り侯に頼申よし御申候。浄久へも御伝被成侯。

山口素堂詩文・序文・跋文集・詞書素堂53才 元禄七年(1694)『依水書簡』曽良宛。

 来ル十八日(三月)に翁(芭蕉)も参られ候筈に御座候。一席催し候間、素堂子御誘ひなされ候ひて、御出下され候に待ち奉り候。


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