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納豆といえば水戸ですな。私の記憶で恐縮ですが,子供の頃,昭和50年くらいまでは,藁に入った納豆も珍しくなく売られていました。朝飯の納豆も,藁に包まれたやつを小鉢に移して,醤油をかけてかき混ぜるんです。
あの納豆を入れた藁の容器,藁苞(わらつと)というんだそうですね。調べて初めて知りました。田んぼで刈りとった稲藁を使うんですから,今なら資源のリサイクルですかね。
昭和50年代半ばあたりから,段々納豆の容器が発泡スチロールに置き換わって,藁苞は見なくなりました。ですので,今の若い人は知らないでしょうねえ。ちょうど皮付きのトウモロコシみたいな形に藁を編んで,その実というか芯の部分に納豆が入っているんです。
茨城方面へ出かけた帰りに水戸駅構内のお土産コーナーを冷かすと,藁苞に入った納豆を売っていまして,「懐かしい〜!」と思うんですが,今は様々な理由で藁を集めるのが難しいらしく,2年ほど前には1本500円くらいしたように憶えています。こうなると,たかが納豆とバカに出来ませんで,藁つと込みで伝統工芸品みたいなもんですなあ。
Minox TLX,Neopan acros 100,Microfine.水戸駅にて。
伝統工芸品だと思えば,多少高くても買ってくる価値があるかも知れませんな。藁苞入りの納豆。
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2019年02月18日
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